おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月11日は、こんな日です。
鉄道安全確認の日、リンゴの唄の日、ウィンクの日(オクトーバーウインク)、レーシックの日、 「獣医と一緒に!」の日、鯛の日、 めんの日(毎月)
「鉄道」で蔵書検索します。
138件あります。
「世界鉄道珍道中」
これは単純に面白そうですね。たぶん日本の常識から外れたような世界の鉄道のエピソードがいろいろ読めそうです。
「幻の鉄道部隊(消えた第一○一建設隊)」
これは何でしょう。戦時中の部隊なのかそうでないのかすらわからないなぁ。さすが、「幻」ですね。
「シベリア鉄道殺人事件」西村京太郎
鉄道と言えば、この方をさしおいて他にありません。御大、今日もお世話になっております。
「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎
高倉健さん主演の映画で、さらに有名になった作品です。実は観たことも読んだこともないので、ストーリー知らないんですよね・・・。
「銀河鉄道の夜」宮沢賢治
名作が続きます。こちらは小さい頃に読んだので、記憶がおぼろげです。というか、昔は、どういうことになったのか読み取れなかったのです。大人になってからまた読むと、感想が違うんだろうな。
「三陸鉄道死神が宿る」辻真先 1989年刊行
これは、やはりミステリーものでしょうか。
そんな中、この本が登場です。
「鉄道ミステリー・パズル Part1」
この本があれば、鉄道ミステリーに強くなりそうですね。時刻表トリックなども見抜けるのでは。御大あやうし。
「アリア系銀河鉄道(三月宇佐美のお茶の会)」柄刀一
これは逆にミステリーの匂いのしない鉄道ものですね。内容が読めません。そこがある意味ミステリー。
「銀河鉄道の惨劇 上・下」吉村達也
しかし銀河鉄道にもミステリーの気配が。ややこしいな。鉄道とミステリーとは切っても切れないようです。
「鉄道・バス利用のアイルランドの旅」
あ、切れた。旅の叙情にあふれる一冊です。ミステリーはないでしょう。
「北海道鉄道跡を紀行する 続」堀淳一 北海道新聞社
貴重な郷土資料につながる本です。
「十勝の国 私鉄覚え書 十勝鉄道 河西鉄道 拓殖鉄道 近畿硬券部会会誌「硬券研究」別冊」
かつて鹿追にも鉄道があり、開拓の歴史の一ページでした。郷土の史跡、高架橋跡も、ときどき見学者が訪れます。
「北海道鉄道百年」北洞孝雄 北海道新聞社
この機会に少し勉強しておきたいですね。
「高倉健とすばらしき男の世界(映画『鉄道員』)」
ぽっぽやを見た方に、ぜひ。深く楽しめます。
「定年からの鉄道ひとり旅」野田隆
定年まで勤めあげ、ローカル線で各駅停車の旅をしていると、車窓から外を眺めて若いころは見えなかった風景が見えるのでしょうね。
「世界の車窓から あこがれの鉄道旅行」
こっちもいいですね。なんだかホッとします。
「鉄道模型でつくる思い出の風景(Nゲージ・レイアウト制作入門)」
これも落ち着いた趣味ですね。
「鉄道の歴史を探る(文明開化の花形)」鹿追町郷土史研究会
おお、我が町の郷土史研究会、素晴らしい本を出していました。これは勉強せねば。
「日本の鉄道車窓絶景100選」
これも楽しそうな本ですね。
「新幹線の運転(運転士が見た鉄道の舞台裏)」
これも角度が変わって興味深いです。
「十津川警部鹿島臨海鉄道殺人ルート」西村京太郎
殺人なのになんだかタイトルを見て安心してしまうのは、十津川警部の力か御大の御業のなせる業か。
「十津川警部猫と死体はタンゴ鉄道に乗って」西村京太郎
御大、筆がのってきました。
今日はこの辺で。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と御大があなたをお待ちしております。
今日は鹿追そばまつり二日目。道の駅しかおい特設会場で開催です!
そばまつりのついででもいいので気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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