「えっ、こんな本があったの!?」と、新たな本に出合える(かもしれない)、今日はこんな日をテーマに鹿追町図書館の本を紹介します。
おはようございます。図書館で働いている石川誠といいます。
今日は何の日、というテーマは、田中みのるさんのホームページやメルマガからです。
4月23日
※【こども読書の日】
2001(平成13)年12月に制定。文部科学省が実施。
もともとは5月1日〜14日(こどもの日を含む2週間)でしたが、
2000年の「子ども読書年」を機に、
現在の4月23日〜5月12日の約3週間に期間を延長。
こどもの読書活動についての関心と理解を深め、こどもが積極的に
読書活動を行う意慾を高めることを目的としている。
【関連】
こどもの読書週間 4月23日〜5月12日
こどもの本の日 毎月第4土曜日
子ども読書の日でした。「こども」のキーワードで蔵書検索をします。
【こどものしあわせ画集】 いわさきちひろ 岩崎書店
いわさきちひろさんの、やさしくて、美しい画風。見ていて心が落ち着きますね。
【80年代こども大図鑑 (僕たちが大好きだった!おもちゃ、ゲーム、テレビ、遊び、マンガ全集合)】 宝島社
これは…、昭和48年生まれのボクにはドンピシャの本です。あのころの思い出がよみがえります。
【こどもがよろこぶ賞状・メダル・カード】 YOU-クラフト1 PHP研究所
こどもたちが頑張ったときに、ぜひ。
【こどもの身長を伸ばす本】 田中敏章 講談社
これは、こどもの頃に知りたかった本。あと五センチくらいは…。
【昭和こども図書館(今でも読める思い出の児童書ガイド)】 初見健一 大空出版
2017年刊行です。ボクは、親に買ってもらった【がんくつ王】がこどものころのベスト図書です。
【自分で考える子になる「子ども手帳術」(あれこれ言わなくても大丈夫!)】星野けいこ 日本実業出版社
これはとても大事なことですよね。いつまでも親がついているわけにはいきません。
「子どもと」で蔵書検索
【子どもと本の世界】 安藤美紀夫 角川書店
子どもの頃、一度おもしろい本に出合うと、次々に「ほかにおもしろいほんないかな」と図書館で探して読むようになりました。
【子どもと読みたい科学の本棚(童話から新書まで)】 藤嶋昭 東京書籍
こどもの興味が向いているジャンルの本を一緒に読めれば、楽しみと学びが深まりますね。
※【消防車の日】
消防車のトップメーカーとして、国内シェア5割を誇る株式会社モリタが制定した日。
日付は1907年(明治40年)に株式会社モリタが創立した日にちなんでいる。
安全な社会を築くために欠くことのできない消防車を生産し続けてきた誇りと信頼のひとつの証となる日。
「消防車」で蔵書検索。
【消えた消防車】 マイ・シューヴァル 角川書店
火が消えるならいいのですが、消防車が消えたらまずいですね…。
※【シジミの日】
食品として優れ、水質浄化にも役立つシジミの有用性をアピールするために、
長年シジミの研究を続けてきた有限会社日本シジミ研究所が制定した日。
日付は4と23で「シジミ」と読む語呂合わせから。
「しじみ」で蔵書検索。
ちゃんとでてきました。スゴイ。
【しじみ】 しんたろう 新風舎
これ一冊でしじみのことは一通りわかる絵本です。しじみが健康にいいというのは、なんとなく知っているのですが、この機会に詳しくなれます。
※【サン・ジョルディの日、世界本の日】
日本書店組合連合会、日本カタロニア友好親善協会等が1986(昭和61)年に制定。
スペインの北東部、カタロニア地方に古くから伝わるロマンティックな勇者
伝説に端を発する記念日。この日、守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、
男性は女性に赤いバラを一輪贈る風習がある。
この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため、
スペインでは「本の日」とされている。
日本でもこの風習を定着させようと制定された。
「世界の本」で蔵書検索。
【日本語に生まれて(世界の本屋さんで考えたこと)】中村和恵 岩波書店
ボクは日本語が好きです(日本語しかできないんですけどね…)。漢字も面白いし、表現も奥深いし、日本の文化から出てくる言葉の意味をよく知ると、そんな意味があったんだ、と驚きます。
※【地ビールの日】
日本地ビール協会を中心とする「地ビールの日選考委員会」が1999(平成11)年に制定、
2000(平成12)年から実施。日附は公募により選定された。
1516年、バイエルン国王ウィルヘルム4世が発布した「ビール純粋令」により、
水、ホップ、大麦・小麦の麦芽、酵母だけがビールの醸造に使用できることとなって、
「ビールとは何か」が世界で初めて明確に定義された。
また、この日はドイツの「ビールの日」にもなっている。
【ニッポンの地ビール(全229醸造所巡り)】地ビール完全ガイド制作委員会 アスキー 2007年刊
これは、ビール好きならちょっと気になる本ではないでしょうか。それとも、自分の好きなビールが決まっていたら他のビールには浮気しない人には興味がないのか…。
※【慶應義塾大学創立記念日】
1868年(明治元年)のこの日、東京・築地鉄砲洲、
中津藩中屋敷にあった福沢諭吉の一小家塾が芝の新銭座に移され
「慶應義塾」と命名された。
【福沢諭吉(慶應義塾の創立者)】 学研まんが伝記シリーズ 学研
福沢諭吉といえば、一万円札や学問のすすめですが、どういう人生を生きたかは、意外と知らなかったり。そんなときに、まんが伝記はとてもわかりやすいので、大人でも入門にはピッタリです。
気になる本が見つかれば、うれしいです。ぜひ、図書館や本屋さんに足を運んでみてくださいね。思わぬ本との出合いがありますよ。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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