【本の紹介】4月25日は小児がんゴールドリボンの日、国連記念日、拾得物の日とか

気になる本を毎日(でもないけど)紹介します。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。ちょっとカッコつけすぎでしょうか。

多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

(今日が何の日であるかは、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから)

4月25日はこんな日でした。

 

小児がんゴールドリボンの日、国連記念日、拾得物の日、歩道橋の日、ギロチンの日、市町村制公布記念日、ファーストペイデー、カレーラーメンの日、初任給の日

鹿追町図書館の蔵書を、キーワード検索して紹介してみます。

こんな風に探せます。結構気になる本がみつかります。

 

※【小児がんゴールドリボンの日】
その治癒率は年々向上はしているものの、依然として子どもの病死原因として最も多い小児がん。
日々、その病と闘っている子どもたちのことをもっと知ってもらい、
支援の輪を広げ、子どもたちに笑顔を取り戻して欲しいと
「特定非営利活動法人ゴールドリボン・ネットワーク」が制定。
日付は4(しょう)と2(に)と5(ゴールドリボン)の語呂合わせから。

【がんばれば、幸せになれるよ(小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉)】 山崎敏子 小学館 2002年

タイトルだけで、眼が涙でにじみます。

図書館で働いていると、子どもたちがたくさんやってきてくれます。

(おもしろいほんないかなー)と館内をうろうろする様子は本当にかわいらしく、幸多かれと思います。

 

※【国連記念日】
1945(昭和20)年、第二次世界大戦の勝利目前に連合国50カ国による
サンフランシスコ会議が始まった。
6月26日には国際連合憲章が満場一致で採択された

【SDGs (国連世界の未来を変えるための17の目標)】 日能研教務部 2017年

SDGs(エスディージーズ)という言葉、最近あちこちで聞こえるようになってきました。国連が、世界全体で持続可能な社会をつくっていこうと掲げた目標です。

「誰も置いていかない」社会。

2030年までに、世界をここまでよくしよう、やっていこうと掲げた理念。

ボクも、読書の大切さということの観点から、なにか役に立てればと思っています。

 

 

※【拾得物の日】
1980(昭和55)年、東京・銀座で自動車運転手の故・大貫久男さんが現金1億円を拾った。
結局落し主は現れず、1億円は全額大貫さんの手に渡った。

【巡査部長のホンネ手帳 (盗聴から拾得金ネコババまで)】幕田敏夫 第三書館 1988年

ちょっと穏やかではないタイトルですが、1988年以前のできごとであれば、30年経っていますので時効ですね。

 

【一億円のさようなら】白石一文 徳間書店 2018年

一億円がタイトルの本もありました。一億円が人生をどう変えるか。

 

※【歩道橋の日】
1963(昭和38)年、大阪駅前に日本初の鋼鉄製横断歩道橋が完成した。

【横断歩道 横断歩道のわたりかた・ななめ横断の危険・歩道橋の利用 3 ルールくんとまなーちゃんのビデオで交通安全】

教育ビデオがありました。とくに、子どもたちの事故を無くしたいですね。

 

※【ギロチンの日】
1792年、フランスでギロチンが実用化された。
当時はフランス革命後の恐怖政治により、毎日何百人もの人が処刑されていた。
そこで、内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも全ての身分が同じ方法でできるような「単なる機械装置の作用」により行うよう議会で提言し、その案が採択された。
外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台を研究し、刃を斜めにする等の改良を加えた。
このため当初は、ルイの名前をとって「ルイゼット(Louisette)」とか「ルイゾン(Louison)」と呼ばれていたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨチーヌ(Guillotine)」(ドイツ語読みで「ギロチン」)という呼び名が定着した。
フランスでは1981年9月に死刑が廃止され、それとともにギロチンの使用もなくなった。

【『ギロチン城』殺人事件 (驚愕の密室犯罪)】北山猛邦 講談社 2005年刊行

ギロチンがタイトルの本なんてあるのかなーと、検索したら、ありました。スゴイ。

 

※【市町村制公布記念日】
1888(明治21)年、「市制」「町村制」が公布された。

【平成の大合併と財政効率 (市町村の適正規模は存在するか?)】増田知也 金壽堂出版 2017年

どうなのでしょう。これから、国の財政がどうバランスを取っていけるかも大きいと思います。

 

※【ファーストペイデー,初任給の日】
一般的に4月の給料日である場合が多く、新入社員は初めての給料を受け取る日。

【日本の給料&職業図鑑】給料BANK 宝島社 2016年

これ、気になりますよねー。読んでいて「えっ!そんなに!」とか「意外に少ないなぁ」とか、思ったりします。

 

 

今日も多くの本と出合えました。ぜひ、お近くの図書館、書店さんで手に取ってみてくださいね。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。