「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。
人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
4月30日はこんな日でした。
図書館記念日、しみゼロの日、学力鑑定士の日
そして今年は平成最後の日ですね。
それでは、鹿追町図書館の蔵書をキーワード検索して紹介してみます。
※【図書館記念日】
1971(昭和46)年の全国図書館大会で決定され、
日本図書館協会が翌1972(昭和47)年から実施。
1950(昭和25)年、「図書館法」が公布された。
【関連】
図書館振興の月 5月1日〜5月31日
【情報化時代の今、公共図書館の役割とは (岡山県立図書館の挑戦)】菱川廣光 大学教育出版 2018年
【情報リテラシーのための図書館 (日本の教育制度と図書館の改革)】根本彰 みすず書房 2017年
全国の先進的な図書館から学んで、うちの図書館もより良くしていきたいです。
【絶望図書館(立ち直れそうもないとき、心に寄り添ってくれる12の物語)】頭木弘樹 筑摩書房 2017年
やりきれない気分の時に、手に取りたい一冊。ちくま文庫の棚にあります。ぜひ。
【学校図書館の可能性 (自ら考え、判断できる子どもを育てる)】渡辺重夫 全国学校図書館協議会 2017年
子どもたちには図書館よりさらに身近であってほしい、学校図書館。心に残る一冊に巡り合ってもらうため、関係者は日夜取り組んでいます。
※【しみゼロの日】
スキンケアにとって大敵な紫外線を防ぐ教育、啓蒙を行い、しみのない「しみゼロ」の肌を目指すことを目的に、世界最大の化粧品会社ロレアルグループの
日本法人である日本ロレアル株式会社のスキンケアブランドのひとつ「ラロッシュ ポゼ」が制定。
日付は4と30で「しみゼロ」の語呂合わせから。
「肌」で蔵書検索。
【0歳からのスキンケア (子どもの肌の一生を決める)】友利新 イースト・プレス 2017年
小さなお子さんでも、肌のトラブルが増えています。良くなってほしいです。
【美肌のために、知っておきたい化粧品成分表示のかんたん読み方手帳】久光一誠 永岡書店 2017年
専門家は商品名でなく成分で判断しますよね。友人に詳しい方が何人かいるのですが、会話を聞いていてもさっぱりわかりませんでした…。これを読めばわかりますね。
【噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本 (女性ホルモンの働きと肌、体、心…知識があれば、人生が変わる)】吉木伸子 主婦の友社 2016年
心と体はつながっています。なんだかしんどいあなたのお役に立てば…。
【鳥肌が】穂村弘 PHP研究所 2016年
歌人の穂村弘さん。芽室町図書館の30周年記念事業でお会いして、それからファンになりました。短歌って、こんなに自由なんだ、と教えてくれました。
【肌色のポートレート(杉原爽香〈41歳の秋〉)】赤川次郎 光文社 2014年
長らくファンの赤川次郎さん。このシリーズは未読なのです。読者と共に年をとるキャラクター。杉原爽香さん。ずっと気になっているのですが、そろそろ読もうかな…。
※【学力鑑定士の日】
学力全般を評価する専門家である学力鑑定士。
その学力鑑定士によって学習成果である知の財産を保障する制度を構築することを目的に学力鑑定研究所が制定。
日付はその仕組みがホームページで公開された日にちなんでいる。
「学力」で蔵書検索。
【「本の読み方」で学力は決まる (最新脳科学でついに出た結論)】松崎泰 青春出版社 2018年
読解力不足で、問題の意味が分からなくて困っているケースは、読書で解決できますよね。楽しい読書を伝えて、自然に読解力アップしてもらえるように取り組みします。
【子どもの学力は「断捨離」で伸びる!】やましたひでこ SBクリエイティブ 2016年
断捨離、なかなか会得できないので、子ども向けからやってみようかな…。
【小学生の学力は「新聞」で伸びる!(本当に「頭のいい子」に育てる新聞活用術)】樋口裕一 大和書房
ボクは子どもの頃、新聞といえばテレビ欄とコボちゃんでした…。
【スマホが学力を破壊する】川島隆太 集英社 2018年
スマホは、便利過ぎますよね。あまり便利過ぎるものがあると、自己の力が伸びないかもしれません。大人で言えば、近場に行くのにいつも車を使っていては足腰が弱るのは想像に難くないのですが、スマホはさらに便利過ぎるのです。
スマホで脳トレはどうでしょうか。
【家庭力(子どもの学力向上と幸せのために親ができること)】陰山英男 主婦と生活社 2008年
学力が上がることは大事だけど、一番は子どもが幸せになることですよね。
極端に言えば、学力が低くても幸せになる力が高ければ、その逆よりいいのでは。
平成最後の日でした。
【平成くん、さようなら】古市憲寿 文芸春秋 2018年
ありがとう、平成。
今日も多くの本と出合えました。
今年の10連休、鹿追町図書館はなんとすべて開館しています。来てね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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