【本の紹介】5月12日 ナイチンゲール、国際看護婦、看護、民生委員・児童委員、会場保安、アセロラ、マッチなどの日

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

5月12日はこんな日でした。

ナイチンゲールデー、国際看護婦の日、看護の日、民生委員・児童委員の日、
海上保安の日、アセロラの日、LKM512の日、ざりがにの日、マッチの日

 

さて、このタイトルで探していって、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【ナイチンゲールデー】
赤十字の母と呼ばれるイギリスのフローレンス・ナイチンゲール女史がイタリアのフィレンツェで1820年のこの日、誕生したことを記念する日。
各国の赤十字ではこの日、看護活動に顕著な功績があった看護師にナイチンゲール記章を授与している。

子ども向けの伝記が多いですね。偉人です。

【ナイチンゲールに学ぶ家族ケアのこころえ(やさしい看護と介護のために)】日野原重明 素朴社 2007年

日野原さんの本がありました。まず、家族からですね。

 

※【国際看護婦の日】
国際看護婦協会(ICN)が1965(昭和30)年に制定。
※【看護の日】
看護する心、ケアの心を広く知ってもらおうと厚生省(現在の厚生労働省)・日本看護協会等が1991(平成3)年に制定。
1990(平成2)年8月、文化人・学識者による「看護の日制定を願う会」が厚生大臣に要望書を提出し、12月に厚生省が5月12日を「看護の日」と定めた。
12日を含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」となっている。

【看護師という生き方】近藤仁美 イースト・プレス 2018年

【看護師という生き方】宮子あずさ 筑摩書房 2013年

同名の二冊。近藤さんの方は業界生活40年の中から書かれた、患者さんに向き合うこと、そしてそれ以外での職場で起きることなどが書かれています。宮子さんの方はちくまプリマ―新書で、青少年向けにやさしく書かれた内容です。

【おたんこナース】佐々木倫子 小学館 1995年

失敗を繰り返しつつも、看護師として成長していく主人公を、ちょっとコミカルだけどやさしいタッチで描くナースマンガ。好きです。

 

※【民生委員・児童委員の日】
全国民生委員児童委員連合会が1977(昭和52)年に制定。
1917(大正6)年、民生委員・児童委員制度の前身とされる岡山県の済世顧問制度が発足した。
民生委員とは、福祉の増進の為に、地域住民の生活状況の把握、生活困窮者の保護指導、福祉事務所が行う業務への協力等を行う人のことで、厚生労働大臣の委嘱により市町村に置かれる。
また、「児童福祉法」により児童委員を兼務することとなっている。

【漂流児童(福祉施設の最前線をゆく)】石井光太 潮出版社 2018年

読もうと思ってまだ読んでいない一冊。子どもたち、幸せに過ごしてほしいです。

 

※【海上保安の日】
海上保安庁が1948(昭和23)年に、「開庁記念日」として制定。
2000(平成12)年より「海上保安の日」に改称。
1948(昭和23)年、海上保安庁が運輸省(現在の国土交通省)の外局として開庁し、初代長官の手により庁舎屋上に庁旗が掲揚された。
アメリカのコースト・ガード(沿岸警備隊)に倣い、日本国の沿岸水域における海上の安全確保、法律違反の予防・捜査・鎮圧等の海上保安業務を一元的に担当する機関として発足した。

【波涛の牙(海上保安庁特殊救護隊出動す)】今野敏 祥伝社 1996年

人気作家、今野敏さんの小説がありました。

 

※【アセロラの日】
沖縄県本部町が1999(平成11)年に制定。
アセロラの初収穫の時期であることから。
アセロラは西インド諸島原産の果物で、ビタミンCを豊富に含む。

【ビタミン剤のひみつ】おぎのひとし 学研プラス出版コミュニケーション事業室 2016年

ひみつシリーズはビタミン剤まで。食品だけですべての栄養を取るのはなかなか難しく、サプリメントが出てきましたね。

 

※【LKM512の日】
「メイトー」のブランドで知られ、数多くの乳製品などを製造する協同乳業株式会社が、独自に研究を進めているビフィズス菌「LKM512」を使用したヨーグルトのPRを目的に制定。
「LKM512」の優れた特性をアピールするためにセミナーなどを開く。
日付は「LKM512」の512から5月12日とした。

【あなたの知らない乳酸菌力(パワー)】後藤利夫 小学館 2011年

力こそパワーだ!と、勢いのある名言をどこかで聞いた気がしますが、この本ではないですね。

※【マッチの日】
マッチの始祖清水 誠が1869(明治2)年5月12日にヨーロッパ留学のために
横浜港から出航したことにちなんで決められた。
また、1975(昭和50)年5月12日に東京都江東区亀戸天神社境内に「清水誠顕彰碑」が再建された。
【関連】
マッチの日9月16日

 

【マッチうりの少女】H・C・アンデルセン 偕成社 1992年

有名なこの作品。悲しいですよね。

 

【マッチパズル・マジック事典】上野冨美夫 東京堂出版 1994年

なかなか手にされないのですが、面白い本なのですよ。時間を忘れて考えてしまいます。

 

 

今日も多くの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。