【本の紹介】5月13日 メイストーム、カクテル、愛犬の日にちなんで。

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

5月13日はこんな日でした。

 

メイストームデー、カクテルの日、愛犬の日

 

ちょっとピンと来ない日が、一つありますね。

さて、このタイトルで探していって、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【メイストームデー】(5月の嵐の日)
「バレンタインデー」から88日目、「八十八夜の別れ霜」ということで、別れ話を切り出すのに最適とされる日。
2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」、4月14日の「オレンジデー」と、14日あたりは恋人に関連した記念日が続く。これを乗り切れば、6月12日には「恋人の日」が待っている。
【関連】
聖バレンタインデー 2月14日
ホワイトデー 3月14日
オレンジデー 4月14日
恋人の日 6月12日
サマーバレンタイン 7月7日
セプテンバーバレンタイン・メンズバレンタイン 9月14日
恋人達の日(くつしたの日) 11月11日
ダズンローズデー 12月12日
遠距離恋愛の日 12月21日

 

なんと、別れ話の日ともいえる、恐ろしい日がありました。

「メイストーム」で蔵書検索…。

あまり普段使わない単語での検索は、出ないことが多いです。

一件もなし。

まあ、あるとは思わなかったけど。

気を取り直して「ストーム」で検索。

激しそうな内容が多いですね。

なるほど…。

ボクは、「ストーム」で連想することといえば、マイクル・ムアコックの「ストームプリンガー」なのですが、残念ながら所蔵なしでした。

 

では、キーワードを「別れ」に変えて検索。

気になる本がありました。

【愛と別れ(世界の小説のヒロインたち)】瀬戸内晴美 講談社 1987年
気になるタイトルを気になる方が書いておられました。むむ。

 

【今日の別れに】赤川次郎 角川書店 2003年

角川ホラー文庫より。これも気になる。

 

【別れ、のち晴れ】赤川次郎 新潮社 1993年

赤川さんは、シンプルで気になるタイトルの本が多いですね。

 

【長いお別れ】レイモンド・チャンドラー 1981年

ロンググッドバイ、家にもあるのですが、積読でした。気になっては、いるのです。

 

【長いお別れ】中島京子 文芸春秋 2015年

そんな訳で、タイトルが同じである、この本も気になっています。

 

※【カクテルの日】
アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場した。
カクテルとは、酒(種類は何でも良い)に砂糖と水とビターを混ぜた興奮飲料で、俗に『ビタースリング』と呼ばれ、選挙運動の妙薬ということになっていると紹介されている。

カクテルって、そうなんですね! 興奮飲料…。確かに、大人のお店でカクテルでいい雰囲気になって…、ということはイメージに浮かびます。

 

【家飲み&外飲みがもっと楽しくなるカクテルの話】佐藤喜代八 ナツメ社 2013年

カクテルの由来も、知ると「へー、そうなんだ」という発見があったので、きっと興味深い話が満載です。

 

※【愛犬の日,FCI(国際畜犬連盟)デー】
ジャパンケンネルクラブ(JKC)が1994(平成6)年に制定。
1949年のこの日に同クラブの前身である全日本警備犬協会が創立されたことに因む。

 

愛犬で蔵書検索。16件ヒット。

 

【愛犬のしつけのコツがわかる本】RETRIEVER編集部 2007年

いくらかわいくても、なんでもかんでも自由にさせていては困ってしまいますよね。

 

【いちばんかわいい! 手づくりの犬の服と小物(愛犬の個性が引き立つ31アイテム)】了戒かずこ ナツメ社 2015年

ボクの子どもの頃は、あまり服を着ている犬は居なかったのですが、すっかり犬のファッションが定着しましたね。手づくりの愛情たっぷりでつつまれます。

 

【柴犬マイちゃんへの手紙(無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語)】柳原三佳 講談社 2013年

【帰ってきて!愛犬ナナちゃん(主人をクマから守ったイヌ)】反町昭子 汐文社 2004年

感動の予感です。犬は家族ですよね。

 

 

今日も多くの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

あ、月曜日は休館日なので、返却は自動ドア横のポストへお願いいたします。

それでは!

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。