「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。
人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
5月18日はこんな日でした。
ベビーブームの日、ファイバーの日、国際親善デー、国際博物館の日、ことばの日、18リットル缶の日
さて、このタイトルで探していって、どんな本がありますか…。
キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。
ベビーブームの日でした。
※【ベビーブームの日】
子供を産みたい人が安心して子供を産める社会の実現を目指して
さまざまな活動を行っている「第3次ベビーブームプロジェクト推進委員会」が制定。
そこには少子化が叫ばれる中、お父さんとお母さんの愛、そして子供たちの笑顔でいっぱいの日本になればとの願いが込められている。
日付は5と18で「子がいっぱい」と読む語呂合わせから。
【新米ママもらくらく作れるかわいいベビーグッズ】主婦と生活社 2014年
生まれてくる赤ちゃんのために、手づくりでこしらえるお母さん。あたたかい姿です。必要な方に読んでもらいたいです。
ファイバーの日でした。
※【ファイバーの日】
5と18でファイバーの語呂合わせから、食物繊維(ファイバー)を摂取することの大切さをアピールしようとファイバーアカデミアが制定した日。
【1品で野菜100gを確実に食べられるお弁当おかず(いつものおかずを食物繊維たっぷりにできる!)】石沢清美 主婦の友社 2015年
やはり、野菜ですね。外食とコンビニ弁当ばかりのボクの食生活には野菜が足りません…。
国際親善デーでした。
※【国際親善デー】
1899(明治32)年、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱でオランダのハーグで第1回平和会議が開催された。日本を含む26か国が参加し、「国際紛争平和的処理条約」や「陸戦の法規慣例に関する条約」等が結ばれた。
日本では1931(昭和5)年から実施されているが、特に行事等は行われていない。
【10分で読める命と平和につくした人の伝記(戦争・人種差別・病気…人の命をすくった20人)】塩谷京子 学研教育出版 2015年
こういう立派な生き方ができる方は、自分と何が違うのだろう…。動機、その強い気持ちを知りたいです。
【なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか(ピース・コミュニケーションという試み)】伊藤剛 光文社 2015年
人が死ぬ、ということはやはり強烈な印象があります。人が生きる、ということより。
【世界を平和にするためのささやかな提案】池沢春菜 河出書房新社 2015年
ボクは、いろいろな本を読むのがいいと思います。
国際博物館の日でした。
※【国際博物館の日】
国際博物館会議(ICOM)が1977年に制定し、1978年から実施。
日本では日本博物館協会を主体として2002年から参加している。
【集客力を高める博物館展示論】青木豊 雄山閣 2018年
間接的に図書館にも役に立ちそうな本ですね。
【世界の美しい博物館】パイインターナショナル 2018年
世界中の博物館めぐり、なかなかできないのでこの本で。
【大人も楽しい博物館に行こう(知的好奇心をくすぐる全国80スポット)】昭文社 2018年
詳しくなくても楽しめる。大事なことだと思います。そうでないと、専門家しか行かない施設になっちゃいますよね。
…、図書館もそうかも。読書が得意でなくても、ふらっと立ち寄ったら気になる本がふと目に入り、手に取ってページをめくってみたら面白そうなので読んでみよう…となるかどうか。
「気になる本」と出合ってもらえるかどうか。
※【ことばの日】
5月(こ)18日(とば)の語呂合せから生まれた記念日で、ことばを正しく使うように心掛ける日。
余談であるが広辞苑(第5版)には約23万の項目が収録されている
【消えるコトバ・消えないコトバ】外山滋比古 PHP研究所 2016年
いっとき、流行ったけど聞かなくなった言葉、ありますよね。えーと、なんだろう。例えば…。
……記憶からも消えていました。
【藤村流売れる!コトバ】藤村正宏 インデックス・コミュニケーションズ 2006年
ふむふむ。popや本の帯、チラシや広告で「気になる」と思ってもらうには、コトバのちからが大事ですよね。もう一度勉強しよう。せっかくいい本がたくさんあるんだから、それを伝えたいですよね。
いつか、あなたの人生を変える一冊!を紹介したいです。
※【18リットル缶の日】
全国18リットル缶工業組合連合会が制定。
18リットル缶(石油缶・一斗缶)は、以前は「5ガロン缶」と呼ばれていたものが「18リットル缶」に統一されたことから、5ガロンの5と、18リットルの18より5月18日を記念日とした。
【単位がわかる リットルのえほん】ほるぷ出版 2017年
これは小さなお子さんと楽しみたい絵本ですね。
今日も様々な本と出合えました。
図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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