おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月9日はこんな日です。
障害者の日、地球感謝の日、
クジラの日(毎月)、クレープの日(毎月)、パソコン救急の日(毎月)、パソコン検定の日(毎月)
「障害者」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
「障害者に迷惑な社会」松兼功
考えさせられるタイトルです。
「先生、ぼくの病気いつ治るの(障害者と生きて四十年)」近藤文雄
タイトルだけでグッときてしまう、せつなく、答え難い問いです。
「聴力障害者の国際手話」
「手話への招待」
鹿追町では手話条例が制定されています。覚えるのはなかなか難しいのですが、一個ずつでも会得せねば。
「初めての音訳」(叢書名 視覚障害者介護技術シリーズ)
音訳という言葉にふだん接していないのでわからなかったけど、少し勉強しないと、と思いました。
「『感心ね!』なんて言わないで(障害者と旅して、遊んで、仕事して)」石田良子
このタイトルも、目にしてギクッとしました。
続いて、「地球感謝」で蔵書検索・・・しても0件なので、「地球」で検索。
298件ありました。
「素敵な宇宙船地球号」
「世界遺産の旅(地球紀行)」
「この地球(ほし)を受け継ぐ者へ(人力地球縦断プロジェクト『P2P』の全記録)」石川直樹
スケールの大きい本が続きますね。さすが地球。
「ようこそ地球さん」星新一
星新一さんの本です。これは読んだかな、氏の作品群は多いのでわからなくなります。
「地球儀の秘密」田中芳樹
あ、これは読みました。面白かったです。1990年の刊行ですが、逆に今はやっている異世界ものだったはず。そうか、もう25年も経つのか・・・。
まだまだ蔵書はありますが、今日はこのあたりで。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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