【本の紹介】5月25日 食堂車、有無、広辞苑、別所線、主婦休みの日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

5月25日はこんな日でした。

食堂車の日、有無の日、広辞苑記念日、別所線の日、主婦休みの日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【食堂車の日】
1899(明治32)年、山陽鉄道・京都〜三田尻(現在の防府)で日本初の食堂車が走った。
一等・二等の乗客専用で、メニューは洋食のみだった。
ちなみに山陽鉄道は、1900年(明治33年)に日本で初めて寝台車の営業も開始し、大阪−三田尻(現在の防府)間に1等寝台車を走らせた。寝台利用料は2円だった。

【銀河鉄道999】松本零士 小学館 1990年

「アニメで見たことある」という方も、意外と原作を読んだことがなかったりするのではないでしょうか。あ、ボクもでした。手に取ってみたら、鉄郎とメーテルの不思議な星々の旅、数々の名言。若いマンガ好きな人にも一度は読んでほしいと思いました。

 

※【有無の日】
第62代天皇・村上天皇の967(康保4)年の忌日。
村上天皇は、急な事件のほかは政治を行わなかったことから。

【あるなしクイズ小学生】ぼるぼっくす ポプラ社 1992年

子ども向けです。楽しく言葉で遊んじゃうシリーズ。言葉遊びをしているうちに知らない言葉や同音異義語を覚えたりして、語彙と発想が広がっていきます。あそびから入るのが大事です。

※【広辞苑記念日】
1955(昭和30)年、岩波書店の国語辞典『広辞苑』の初版が発行された

※【広辞苑初版発行の日】
1955年(昭和30年)のこの日岩波書店発行2,000円、登録語数は20万語、7年をかけて編集した。新村出編の『広辞苑』の初版が出た。
百科事典も兼ねた国語辞典としてデビューして以来、版を重ねるごとに収録項目を増やしてきた。

広辞苑も時代に合わせて新しくなっています。

【広辞苑】新村出 岩波書店 2018年

最新のものは昨年出ていますね。知らない言葉はネットで調べられるこの時代でも、家にほしいなと思う「格」があります。買っちゃおうかなー。でも、使うかなー。

 

【広辞苑の中の掘り出し日本語】永江朗 バジリコ 2011年

そんな、広辞苑に憧れるボクのために書かれた(?)一冊がありました。広辞苑を持っていても、最初から最後まで読む人はあんまりいないと思います。「こ、これは!」という語句を解説してくれています。

※【別所線の日】
長野県上田市の上田駅と別所温泉駅を結ぶ上田電鉄の別所線。
その存続を目的に結成された「別所線の将来を考える会」が制定。
日付は別所線のシンボルとも言える丸窓電車の車輌ナンバー「モハ5250」の525から。
電車内でのコンサートなど、さまざまなトレイン・パフォーマンスを行い、別所線の魅力を伝えていく日。

【虹、つどうべし(別所一族ご無念御留)】玉岡かおる 幻冬舎 2013年

別所で検索するとこの本が。時代小説です。

※【主婦休みの日】
年中無休で家事や育児にがんばる主婦が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュするための休日が「主婦休みの日」で、1月25日、5月25日、9月25日が記念日。
女性のための生活情報紙を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が中心となり制定。

日付は年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの主婦が忙しい時期のあとの年3日を設定したもので、日頃は家事や育児を主婦に任せがちなパパや子供たちが家事に取り組み、その価値を再認識する日との提唱も行っている。

 

【サキドリ(じぶん時間ゼロ、ダメ主婦、ダメ社員だった私が人生を取り戻した小さな習慣)】田内しょうこ 草思社 2016年

共働きのお母さんは本当に毎日忙しいと思います。この本が役に立つかも。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

お知らせ

令和元年5月27日(月)~31日(金)まで、年に一度の蔵書点検で休館となります。その前にたくさん借りにお越しくださいね~。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。