【本の紹介】6月2日 横浜港開港記念日、長崎港記念日、うらぎり、路地、むずむず脚症候群、オムレツ、おむつ、ローズ、甘露煮、イタリアワインの日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月2日はこんな日でした。

 

横浜港開港記念日、長崎港記念日、うらぎりの日、路地の日、むずむず脚症候群の日、オムレツの日、おむつの日、ローズの日、甘露煮の日、イタリアワインの日

 

昨日も多かったですが、今日も結構ありますねー。

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

横浜港開港記念日でした。

【ある都市のれきし(横浜・330年)】北沢猛 福音館書店 1993年

港によって街が、そして国が発展してきました。

 

長崎港記念日でした。

【長崎殺人事件】内田康夫 光文社 1990年

ミステリ作家の行くところ、常に事件が起きます。

 

うらぎりの日でした。

スゴイ日です。

※【裏切りの日】
1582(天正10)年、本能寺の変で、織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害した。
中国の毛利攻めに難儀している羽柴秀吉の応援を命じられた明知光秀は、進軍の途中で道を変更し、本能寺の織田信長を襲った。
襲撃を知った信長は近侍の森蘭丸に誰の襲撃か尋ね、光秀と聴くと「是非もなし」と応えて自害したと、『信長公記』に伝えられている。

「裏切り」で蔵書検索しました。

【裏切りの特急サンダーバート】西村京太郎 新潮社 2002年

読者の想像を裏切る真相を描くミステリ作家さん。どうしていつもそんなに思いつくのか、スゴイですよね。

 

路地の日でした。

【京都人がひそかに愛する京の路地・小路、かくれ店】有楽出版社 1996年

路地といえば、京都のイメージがあります。ドラマで見た風景の影響でしょうか。

 

 

むずむず脚症候群の日でした。

※【むずむず脚症候群の日】
夕方から夜間にかけて下肢に虫がはうような異常感覚を生じる睡眠障害のむずむず脚症候群。
この疾患に苦しむ人を救うため、また睡眠医療認定病院で適切な診断を受けられるようにと、啓発活動や正しい情報提供を行う大阪府高槻市にある「むずむず脚症候群友の会」が制定。
日付は友の会が創立した日であり、「むずむず」の語呂合わせから。

 

【睡眠ドクターが教える熟睡する技術】古賀良彦 メディアファクトリー 2013年

人生の約三分の一は眠っているのですから、いい時間になれば幸福度が33%アップします。

 

 

オムレツの日でした。

【こまったさんのオムレツ】寺村輝夫 あかね書房 1983年

35年以上前の作品ですが、小学生の女の子がシリーズを借りていきます。スゴイ。

 

 

おむつの日でした。

【トイレ上手な子どもになれる本(おむつはずれからはじまるトイレの悩みをまるごと解決!)】辰巳出版 2015年

こどもの成長には、失敗することは欠かせませんが、トイレはうまく使えるようにはやく導いてあげたいですね。

 

 

ローズの日でした。

【ローズガーデンデザイン(丈夫なバラで楽しむ庭づくりのコツ)】白砂伸夫 淡交社 2010年

花の王様、薔薇のあふれる庭。だれでも一度は憧れるのではないでしょうか。でも、美しい庭づくり、手がかかるものです。コツを学んでみましょう。

 

 

甘露煮の日でした。

【甘露梅(お針子おとせ吉原春秋)】宇佐江真理 光文社 2001年

甘露煮とはちょっと違うか…。

 

 

イタリアワインの日でした。

【家飲み&外飲みがもっと楽しくなるワインの話】佐藤陽一 ナツメ社 2013年

食事のおいしさは、味だけではないですよね。

娘さんのいるお父さん。あなたの誕生日に、小学生になった娘さんが内緒ではじめて作った料理。はじめての料理なので腕前は、まぁ…。でも、誰が作ったか知らないで食べるのと、知って食べるのとでは喜びは大違い。

このように、純然たる味以外に、喜びがあります。昔、ワインの蘊蓄を語る人を胡散臭いと思っていましたが、ソムリエの友達ができて話を聞くと、そんなことを思いました。料理や素材の由来やストーリーを知ることも、食事を豊かにしますよね。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。