【本の紹介】6月8日 成層圏発見、学校の安全確保・安全管理、大鳴門橋開通、バイキング、ただ、へその緒の日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月8日はこんな日でした。

 

成層圏発見の日、学校の安全確保・安全管理の日、大鳴門橋開通記念日、
バイキングの日、ただの日、へその緒の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【成層圏発見の日】
1902(明治35)年、フランスの気象学者テスラン・ド・ポールにより、成層圏が発見された。
大気圏は高度10〜15kmを境にして、下が対流圏、上が成層圏と分かれている。
空気が対流し雲が生じるのは対流圏で、成層圏は雲がなくいつも快晴である。
また、ジェット機が飛んでいるのは成層圏である。

【夏の朝の成層圏】池沢夏樹 中央公論社 1984年

いろんなことが嫌になって、一人になりたいと思ったことはないでしょうか。そんなときに、小説でその気分を味わってみるのもいいと思います。

※【学校の安全確保・安全管理の日】
大阪府教育委員会が2002(平成14)年に制定。
2001(平成13)年、池田市の小学校で児童殺傷事件が起きた。
許せない事件が、どうしてもおきてしまいます。この事件のあと、学校のセキュリティが強化されましたが、今度は通学路で事件が…。なんとかなくせないものでしょうか…。

 

【知っておきたい最新犯罪心理学(犯罪は日常的な、普通の人の心の延長線上にある)】細江達郎 ナツメ社 2012年

みんなおだやかに暮らしたいはずなのに、そうはならない現実…。一つずつ変えていきたいです。

※【大鳴門橋開通記念日】
1985(昭和60)年、鳴門海峡を跨いで四国と淡路島を繋ぐ大鳴門橋が開通した。
建設費は1100億円。

【十津川警部鳴門の愛と死】西村京太郎 実業之日本社 2008年

十津川警部は全国津々浦々と言う言葉が良く似合う人です。

 

 

※【バイキングの日】
793年、海賊バイキングの活動が最初に記録に現われた。
 
【海賊の文化史】海野弘 朝日新聞出版 2018年

海賊といえば、いまや尾田栄一郎さんのone-pieceが思い浮かぶ方も多いのでは。one-pieceには、数々の海賊が出てきますが、そのモチーフとなった歴史上の海賊がいるのです。キャプテン・キッドや黒ひげとか、有名な海賊の活躍(?)がわかります。

 

※【ただの日】
只をロ(=6)とハ(=8)に分解した語呂あわせ
 
【北海道無料100秘湯】表正彦 名古文庫 1997年

おお、無料! ただ、データが古いのでお気をつけてご活用ください…。

 

※【へその緒の日】
SOFFetがシングル『へその緒』の発売に因んで日本記念日協会に申請し制定された。

おへその本、結構たくさんありました。

【おへそはなぜ一生消えないか(人体の謎を解く)】武村政春 新潮社 2010年

確かに、ふさがっても困らない気がするのですが…。人間の体には不思議なことがいっぱいありますね。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。