「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。
「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。
そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。
だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。
ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。
これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。
しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。
決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。
もっと自分の町の図書館の本がわかるようになるため、ブログを書くことにしました。
あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。
多くの本たちの中から、「今日は何の日?」の切り口で探してみています。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
10月20日はこんな日でした。
新聞広告の日、リサイクルの日、頭髪の日、ソフト化の日、疼痛ゼロの日
さて、どんな本がありますか…。
キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。
※【新聞広告の日】
1958年(昭和33年)に日本新聞協会が制定した日。
新聞広告の生活情報源としての役割の大きさをアピールすることが目的。
10月15日からの新聞週間の中の区切りのよい日としてこの日になった。
【コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)】糸井重里 徳間書店 1984年
【すいません、ほぼ日の経営。】糸井重里 日経BP社 2018年
糸井さん、ずっと活躍を続けているんですね、スゴイ。
【インターネット広告のひみつ】鳥飼規世 学研 2017年
学研のひみつシリーズ、ここまで時代についてきてます。スゴイ。
※【リサイクルの日】
日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ
この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」とした。
【だれでもできるごみダイエット(わが家のごみ徹底減量法)】崎田裕子 合同出版 1999年
できることをみんなが一歩ずつ、がいいのかな。
※【頭髪の日】日本毛髪科学協会が制定。
「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。
【ヘアゴム一本でできる「まとめ髪」便利帳(アイロンいらず、ワックスいらずで簡単かわいい!)】HAIR 宝島社 2018年
図書館に、ファッション系の本もあるんです、はい。
【やってはいけない頭髪ケア(指の腹を使ってシャンプーするのは逆効果!)】板羽忠徳 青春出版社 2014年
うーん、なにがいいのか分からないですね…。
※【ソフト化の日】
ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。
「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。
柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く 呼びかける日。
【「型破り」の発想力(武蔵・芭蕉・利休・世阿弥・北斎に学ぶ)】齋藤孝 祥伝社 2017年
む、齋藤孝さんの本発見。読んでみたい。
【旅のアイデアノート】森井ユカ 産業編集センター 2019年
日常を離れて、非日常を楽しむのはいいですね。
【お客様の五感を刺激する!飲食店の繁盛アイデア77】湖崎一義 同文館出版 2018年
77もやってみたら、きっととても良くなりますよね。
【藤子・F・不二雄の発想術】小学館 2014年
藤子さんのマンガのつくり方が載っています。この本、大好きです。図書館で借りて、よかったので買いました。
※【疼痛ゼロの日】
がん性疼痛をはじめ「痛み」とその治療に関するよりよい専門的、
一般情報の提供を通じて医療の豊かな発展に寄与することで、患者が痛みから解放されることを目指して活動をするJPAP(Japan Partners Against Pain)ペイン情報センター事務局が制定した日。
「がんの痛み」に関する社会的関心をさらに喚起するのが目的で、日付は10と20「トウ・ツウ・ゼロ」と読む語呂合わせから。
市民向けの講演会や「痛みの相談室」などを開催。
【疼痛二百両(武士道小説集)】池波正太郎 立風書房 1992年
池波正太郎さんの短篇コレクションがありました。
ずらっとならぶ池波さんのシリーズに、なかなか手を出せない方にいいかも。あ、ボクですね、ふむ。
【がんが治る人治らない人(手術件数1000超専門医が教える)】佐藤典弘 あさ出版 2019年
どこで分かれるんでしょうか…。
今日も様々なジャンルの本が見つかりました。
そして図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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