「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。
「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。
そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。
だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。
ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。
これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。
しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。
決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。
もっと自分の町の図書館の本がわかるようになるため、ブログを書くことにしました。
あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。
多くの本たちの中から、「今日は何の日?」の切り口で探してみています。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
10月22日はこんな日でした。
平安遷都の日、時代祭、パラシュートの日、絹婚記念日、地球の日
さて、どんな本がありますか…。
キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。
※【平安遷都の日】
794(延暦13)年、桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京に移った。
「平安京」と命名されたのは、その年の11月8日だった。
平安遷都1100年を記念して1895(明治28)年に創建された平安神宮の例祭・時代祭はこの日に開催される。
【更級日記(日記に綴られた平安少女の旅と物語への憧れ)】濱野京子 岩崎書店 2016年
【伊勢物語(平安の姫君たちが愛した最強の恋の教科書)】石崎洋司 岩崎書店 2016年
【今昔物語集(今も昔もおもしろい!おかしくてふしぎな平安時代のお話集)】令丈ヒロ子 岩崎書店
古典に学ぶ、というより古典を楽しむ切り口、いいですねー。
【『源氏物語』と『枕草子』(謎解き平安ミステリー)】小池清治 PHP研究所 2008年
平安の二大文学、今の時代まで受け継がれているのはスゴイですね。
【藤原道長(藤原氏の全盛)】学研 1983年
学研のまんがで学べる大好きなシリーズです。昔読んだ記憶があります。平安時代といえば、道長ですよね。
※【時代祭】
京都・岡崎に所在する平安神宮の祭礼。
明治時代から延暦時代までの時代を遡る順に、その時代毎の装束に扮した人々の行列が見られる。
2キロにもなる行列は、御所を経由して神宮へ戻る。
時代祭が始められたのは平安神宮が創建された1895年(明治28年)のことで、遷都1100年を記念したものであった。
【京都ご利益めぐり】京都くまなく歩き隊 ナツメ社 2007年
京都はなにか不思議なエネルギーがある気がします。修学旅行以来、行ってないですけど…。
※【パラシュートの日】
1797年、フランスのパリ公園でアンドレ・ガルネランが高度900mの気球から直径7mの布製の傘のようなものと一緒に飛び降り、これが世界初のパラシュートによる降下となった。高度は2400mとの記述もある。
うちの図書館に、「パラシュート」がタイトルにある本は、三冊見つかりました。
【あなたのパラシュートは何色?(職探しとキャリア・チェンジのための最強実践マニュアル)】リチャード・N.ボウルズ 翔泳社 2002年
【今夜はパラシュート博物館へ(森ミステリィの煌き)】森博嗣 講談社 2001年
【木のはをつかってパラシュート】ピータークロス 金の星社 1987年
仕事の本と、ミステリーの本と絵本を発見。木の葉でパラシュート、うまくいきますか…。
※【絹婚記念日】
日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が制定。
ネクタイやスカーフ等の絹製品のPRのため、結婚12年目の「絹婚式」を迎える夫婦に絹製品のプレゼントをと呼びかけている。
【十津川警部絹の遺産と上信電鉄】西村京太郎 祥伝社 2015年
西村先生、おはようございます。
十津川警部は全国あちこちの事件に関わっていますが、ずっと警部ですよね…?
今日も様々なジャンルの本が見つかりました。
そして図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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