「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。
「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。
そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。
だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。
ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。
これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。
しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。
決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。
もっと自分の町の図書館の本がわかるようになるため、ブログを書くことにしました。
あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。
多くの本たちの中から、「今日は何の日?」の切り口で探してみています。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
10月23日はこんな日でした。
電信電話記念日、津軽弁の日、モルの日
モル、モル…。モルって何だったかな…。
さて、どんな本がありますか…。
キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。
※【電信電話記念日】
1869年(明治2年)の9月19日(新暦では10月23日)に、東京〜横浜間に日本初の公衆電信線の架設工事が始められたことに由来する。
1950年(昭和25年)に日本電信電話公社(現在のNTT)が制定。
【NHK子ども科学電話相談おもしろギモン大集合!!】NHK出版 2019年
子どもの、突拍子もない質問に、その場で答える相談員の先生方はスゴイです。今度じっくり読んでみよう。
※【津軽弁の日】
津軽弁の日やるべし会が制定。
方言詩人・高木恭造の命日。
【津軽】太宰治 KADOKAWA 2018年
太宰治さんの作品がありました。太宰といえば、人間失格や斜陽がすぐ思い浮かびますが、ふむ、津軽…。
【青函トンネル物語(津軽海峡の底を掘り抜いた男たち)】青函トンネル物語編集委員会 交通新聞社 2013年
スゴイプロジェクトですよね。海の底の下を掘って、北海道と本州がつながっています。どんな苦労があったのか…。
【愛と殺意の津軽三味線】西村京太郎 中央公論新社 2002年
西村先生おはようございます。
※【モルの日】
1モルは6.02×1023個(アボガドロ定数)の粒子からなる物質の物質量と定義されていることから、この数字を6:02 10/23に当てはめ、主として北米の化学者たちが「モル」を記念する日(午前6時2分から午後6時2分まで)として祝っている。
……モルがいまいちわからないですが、「モル」で蔵書検索します。
【ドイツ統一戦争(ビスマルクとモルトケ)】望田幸男 教育社 1992年
ビスマルクは聞いたことがありますが、モルトケさんは存じ上げなかった…。無学ですみません。
【なまけんぼう(モルダビアの民話)】I・D・ビエル ほるぷ出版 1989年
モルダビアはロシアの方らしいです。こちらも知らなかった…。
【モルグ街の殺人】ポー 金の星社 1984年
これは聞いたことがあります。子どもの頃に読んだような記憶も…。でも、内容は思い出せない。読んでいなかったかな…。うーん。
【ウイスキー&シングルモルト完全ガイド】PAMPERO 池田書店 2018年
【シングルモルト&ウイスキー完全ガイド】PAMPERO 池田書店 2006年
同じジャンルですが、12年後には主役が逆転していますね。世の潮流でしょうか。ふむ。
今日もいろいろな本が見つかりました。
また読みたい本か増えた…。
みなさんのお近くの図書館の書棚で、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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