「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。
おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。
「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。
「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。
そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。
だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。
ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。
これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。
しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。
決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。
もっと自分の町の図書館の本がわかるようになるため、ブログを書くことにしました。
あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。
多くの本たちの中から、「今日は何の日?」の切り口で探してみています。
今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。
11月1日はこんな日でした。
計量記念日、灯台記念日、自衛隊記念日、生命保険の日、犬の日、野沢菜の日、点字記念日、すしの日、紅茶の日、本格焼酎の日、泡盛の日、玄米茶の日、川の恵みの日、いい姿勢の日、資格チャレンジの日、古典の日、カーペットの日、教育の日
多いですね。
さて、どんな本がありますか…。
キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。
計量記念日でした。
【なんでも測定団が行く(はかれるものはなんでもはかろう)】武蔵工業大学 講談社 2004年
何をはかったんでしょう。きっととんでもないものが…。
灯台記念日でした。
【日本の灯台(流氷の海から珊瑚礁の海へ)】山崎猛 ぎょうせい 2000年
北と南では、だいぶ風景が違いますね。
自衛隊記念日でした。
【なぜ自衛隊だけが人を救えるのか(「自己完結組織」の実力)】菊池雅之 潮書房光人新社 2019年
災害の時にとても頼もしくみえます。その秘密がここに。
生命保険の日でした。
【「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由】後田亨 青春出版社 2017年
これは気になる…。
犬の日でした。
【犬のための家づくり】エクスナレッジ 2019年
犬も家族になりました。
野沢菜の日でした。
【着物ヘアアレンジ】野沢道生 主婦の友社 2010年
野沢菜のタイトルがなかったので、野沢さんの本を紹介です。
点字記念日でした。
【ルイ・ブライユ(点字を発明した19世紀のフランス人)】新井隆弘 小学館 2016年
小学館の学習まんが人物館のシリーズです。
すしの日でした。
【誰でもできるおいしいすしの握りかた】清水季彦 リヨン社 2003年
家族で食べる時に、レベルアップするといいですよね。
紅茶の日でした。
【紅茶の大事典(格段においしくなるいれ方を解説)】日本紅茶協会 成美堂出版 2013年
紅茶もレベルアップしましょう。
本格焼酎の日でした。
【お酒を愉しむおかずのレシピ(ビール・ワイン 日本酒・焼酎おいしくなる103品)】川上文代 新星出版社 2008年
肴をレベルアップして、晩酌をもっと愉しみましょう。
泡盛の日でした。
【焼酎・泡盛BOOK(味わう 酔う 愉しむ)】ゆったり焼酎・スッキリ泡盛の会 池田書店 2005年
上のレシピと一緒にどうぞ。
玄米茶の日でした。
【医師たちが認めた「玄米」のエビデンス】渡邊昌 キラジェンヌ 2015年
どうして健康にいいのか、科学的に。
川の恵みの日でした。
【もっと知りたい川のはなし】末次忠司 鹿島出版会 2014年
川のはなしって、ふだんあまり知らないですよね。
いい姿勢の日でした。
【10歳若返る!姿勢バイブル】中村格子 小学館 2015年
ちょうど背中を丸めてパソコンのキーボードを打っていました……。
資格チャレンジの日でした。
【資格試験に「忙しくても受かる人」と「いつも落ちる人」の勉強法】鬼頭政人 大和書房 2016年
むむ、これは一度読んでおきたいですね。どう違うんでしょうか。
古典の日でした。
【刑務所の読書クラブ(教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら)】ミキータ・ブロットマン 原書房 2017年
本の、読書の力とは。どうなったんでしょう。これも気になります。
カーペットの日でした。
【じゅうたんはねこのもの】ブライアン・ワイルドスミス 学研 1996年
ねこのもの。うーん、わかる気がします。絵本です。
教育の日でした。
【なぜヒトは学ぶのか(教育を生物学的に考える)】安藤寿康 講談社 2018年
こちらも読んでおきたいなと思ったタイトルです。
今日もいろいろな本が見つかりました。
みなさんのお近くの図書館の書棚で、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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