おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月5日はこんな日です。
囲碁の日、いちご世代の日、いちごの日、シンデレラの日、魚河岸初せり、初市、初水天宮、
ノー・レジ袋の日(毎月5日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)
今日は囲碁の日! いいですね。こういうわかりやすい日。
さっそく、このキーワードで鹿追町図書館の蔵書について、検索します。
36件ありました。これもちょうどいいですね。
「囲碁名言集」榊山潤 社会思想社
ボクは囲碁はまったくわからないのですが、伝統や格式がある世界の名言集、というのは興味あり。必ず他の世界にも通じるものがあります。
「高川囲碁読本」高川秀格
「官子譜 囲碁手筋の源流」過百齢
「囲碁ワンポイント指導」坂田栄男
「ゆかり先生の囲碁初級教室」梅沢由香里
少年ジャンプでの人気連載、「ヒカルの碁」というマンガがありましたが、その監修をつとめた方がこの梅沢さんだったと思います。あのマンガで囲碁をはじめた人も多いはず。作画は「デスノート」でも大ヒットの小畑健さんです。
「囲碁のひみつ(学研まんが新ひみつシリーズ)」平本弥星
ボクの好きな「ひみつ」シリーズ、囲碁についてもありました。囲碁の本で、一番読みやすそうです。
「囲碁学入門」高川秀格
「囲碁学」という学問のジャンルが成り立つくらい、奥の深い世界のようです。
「囲碁の知・入門編」平本弥星
囲碁のできる方、なにか知的な感じがして憧れます。
「はじめてでも勝てる囲碁入門(1時間で碁がわかる!)」石倉昇
一時間でわかるというのは魅力ですね。
実は、ボクも以前から囲碁に憧れて家にも囲碁の本があるのですが、手つかずです。今年はどうかな・・・。
今日は、語呂合わせで「いちご」の日でもあるそうです。
「いちご」で蔵書検索すると32件、ありました。
なかでも気になったのはこの一冊。
「いちご畑をもう一度(3・11復興の軌跡)」森栄吉 2014年刊行
ご苦労を思うと気軽にコメントできないですが、いい方向に向かってくれればと心から思います。
今日はここまで。
「そうだ! 囲碁、やりたかったんだった! さっそく図書館に借りに行こう!」という方にとても残念なお知らせなのですが、当館は、本日、1月5日まで休館となります。ごめんなさい。
明日は午前10時から午後5時までの開館です。お時間があればおこしくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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