今日は何の日? 1月8日(2016) 平成スタートの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月8日はこんな日です。

 

平成スタートの日(1989)、勝負事の日、ロックの日、外国郵便の日、イヤホンの日、

学校始業、どんと焼き、どんどん焼き、正月事納め、

屋根の日(毎月)、果物の日(毎月)、歯の日(毎月)、米の日(毎月8日,18日,28日)

 

平成元年のこの日に、今の元号、「平成」がスタートしました。そのときは、ボクは中学三年生だったかな。当時、小渕官房長官の掲げた「平成」の文字に、なんだか「違和感あるなぁ」と思いましたが、平成に慣れるまで3~4年はかかったかな。学生だったから、何をどうしなければならないってわけではなかったけど。

 

でも、驚きですね。あの「平成」も、28年目ですよ。まあ、毎日使っているんですけどね。平成27年とか、平成28年とか。

ためしに、ためしに「平成」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

はたして・・・。

 

341件、出てきました。思ったより少なかったです。

 

「有珠山(平成噴火とその記録)」室蘭民報社 2000年刊行

この本が出てから、15年あまりが経つということで、有珠山の噴火はそんな前だったのか・・・、という気がします。

 

「消されかけたファイル(昭和・平成裏面史の光芒)」麻生幾 新潮社 2000年刊行

こういうタイトル、惹かれます。

 

「平成狸合戦ぽんぽこ(総天然色漫画映画)」高畑勲 スタジオジブリ 1994年刊行

スタジオジブリの作品で、有名ですよね。あまり見たことはないのですが、ボクが流行りに乗れない時期だったのか・・・。

 

「翔んでる警視正 平成篇」胡桃沢耕史

なつかしい・・・。

 

「十勝毎日新聞縮刷版 平成元年1・2月号」

時代の資料として、大切ですよね。ただ、インターネット時代には、「縮刷版」も変化していくようです。

 

「西部十勝少年少女国内研修 新しい出会い永遠のともそして未来へ 平成7年度」西部十勝教育委員会連絡協議会

20年前の事業ですね。参加した人は、今このレポートを見ると感慨深いのではないでしょうか。大切な思い出がよみがえるかも。子どもは携帯を持っていない時代で、今みたいにsnsのない時代ですが、当時仲良くなった人を今この時代にFacebookなんかで探せば、何かが見つかるような気がします。奇跡の予感。心当たりのある人は、ぜひ鹿追町図書館へおいでくださいね。

 

「平成5年北海道南西沖地震救護・救援活動記録集」日本赤十字社北海道支部総務課企画広報係

これも貴重な資料ですね。過去に学んで現在、未来に生かしたいです。

 

「宝塚歌劇『名作・傑作』全演目事典(平成編)」御木平輔

宝塚も観たことはないです。きっと観たらファンになる気がします。演劇とか、ミュージカルとかは、テレビで観るのと劇場で観るのとは違いますよね。

 

「やさしいエッセー教室作品集 平成20年度」鹿追町教育委員会

「かがやいて40年(昭和57~平成4年のあしあと)」鹿追町婦人団体連絡協議会

「文集白寿 平成20年度鹿追町ヌプカウシ白寿大学文集 36号」鹿追町教育委員会

「平成歌合古今和歌集百番」上野正比子/詠著

地域の文芸誌や記録誌と、なんかすごいのを並べてみました。

 

「平成都市伝説」梶尾真治 中央公論新社

これも惹かれるタイトルですが、出版社を見るに、結構真面目に研究している予感がします。

 

「『はとバス』六十年(昭和、平成の東京を走る)」中野晴行 祥伝社

都会の方はどうかわからないですが、田舎からの東京観光は、何をおいてもはとバスだった、という時代の方も多いでしょう。あのとき、あの日を思い出せるかも。

 

「しのびよる図書室の亡霊(平成うわさの怪談)」小暮正夫 岩崎書店

児童書のシリーズですね。「こわい本」、子どもに人気があります。大人も好きですよね。

面白いので、このシリーズ、タイトルだけ紹介します。

「プールで死者がよんでいる」

「のろわれた携帯メール」

「恐怖の人食い観覧車」

「地獄からもどった黒ねこ」

「のろいをまねく一輪車」

「スクールバスにさまよう霊」

「死をよぶ月光のソナタ」

「死神から買ったマフラー」

いろいろ気になります。

 

あ、今日の最後はこれです。

「平成ライダー対昭和ライダー対戦(feat.スーパー戦隊)」東映ビデオ

映像資料、というか、DVDです。2015年の2月に出たものですね。

仮面ライダーとスーパー戦隊は、今や親子そろってみられるように、ちびっ子、昔のちびっ子だったお父さん、そして若手イケメン俳優が出るのてお母さんもと、親子そろって観られる素晴らしい仕組みになっています。

あの短パンで有名な社長、奥ノ谷圭祐さんも、「新旧融合が大事」と言っています。

・・・こういう意味で言ったのかは定かではないですが。

 

 

今日はここまで。

 

 

「そうだ! 昔書いたエッセイ、読みたかったんだ! さっそく図書館に借りに行こう!」という方に嬉しいお知らせです。本日、午前10時から、午後7時までの開館です。金曜日は一時間延長して開館しています。お時間があればおこしくださいねー。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。