新成人となるみなさん、おめでとうございます!
今日は、鹿追町でも成人の式典がありますので、最近読んだ本の中で、ぜひ若い人にも読んでもらいたいなーと思った本を紹介しますね。
「だから、生きる。」 つんく♂ 新潮社
シャ乱Qのボーカルや、モーニング娘。などのプロデューサーで有名な、つんくさん♂。
近畿大学の入学式での、微笑むつんく♂さんとその後ろのスクリーンに映し出される「声を失った」つんく♂さんの、新入生にむけての祝辞は、テレビやインターネットでも広く伝えられました。たまたまテレビを見ていたボクも衝撃を受けました。歌手であり、トーク番組でも面白い語り口のつんく♂さんが、声を失った・・・。
癌との戦いと、自身の半生、そして、ファンやスタッフへの感謝、家族への愛にあふれるメッセージがいっぱいです。闘病記でもあるのですが、前向きにつづられています。読んでいて感動して、ちょっと泣きました。
TOKIOさんとの交流も書かれていて、テレビと変わらない彼らの姿を知り、もっと好きになりました。ぜひ、読んでみてくださいね。
新成人の人だけでなく、がむしゃらに働いている人や、病気と闘っている人、つんく♂さんのファンの人が読んでも、心に大きな、大切なものが残る、いい本です。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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Posted on 2016年1月9日, 10:47 PM By 石川 誠
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