今日は何の日? 1月11日(2016) 鏡開きとか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

好きなスパゲティはミートソースの大盛です。

 

 

現在、ボクは図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月11日はこんな日です。

 

鏡開き(主に関東)、蔵開き、樽酒の日、塩の日、厚生省発足記念日、農事始め、

めんの日(毎月)

 

「鏡開き」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

0件でした。

そこで、「鏡」のキーワードで蔵書検索してみます。

 

104件でました。

 

「道鏡」横田健一 吉川弘文館

うーん、社会科の時間しか、考えたことはないなあ。道鏡さん。

 

「鏡」源氏鶏太 新潮社

小説がありました。このタイトル、いろいろ想像できますね。

 

「鏡の奥の他人」愛川晶 幻冬舎

「愛の眼鏡は色ガラス」安部公房 新潮社

「ナルキッソスの鏡」小池真理子 集英社

「罪・万華鏡」佐々木丸美 講談社

「聖母の鏡」原田康子 新潮社

「鏡をみてはいけません」田辺聖子 集英社

なにか、面白そうなタイトルが並びます。

 

「鏡の中の鏡(迷宮)」ミヒャエル・エンデ 岩波書店

「鏡の中、神秘の国へ」ヨ―スタイン・ゴルデル 日本放送出版協会

「心の鏡(ダニエル・キイス傑作集)」ダニエル・キイス 早川書房

海外の有名な作家さんの作品も並びます。

 

「鏡子の家」三島由紀夫 新潮社

そして、この方の作品も並びました。この作品も、存じ上げなかったです。

とほほ。どう勉強したものか・・・。

 

「鏡のなかの「豊かさ」(援助する国される国)」飯田経夫 筑摩書房

鏡は、自分の目だけでは見られない、自分の姿を見られることから、自らの本質を映す、自らの本質を見つめる、という意味の例えで「鏡」が使われますよね。ODAの経済学の本でしょうか。

 

「鏡の中の物理学」朝永振一郎 講談社

科学の知識が増しそう。

 

「鏡は横にひび割れて」アガサ・クリスティー 早川書房

ミステリーのクイーンも登場です。

 

「鏡の国のアリス」ルーイス・キャロル 角川書店

押しも押されもせぬ名作です。今読むと、おそらく以前とは違う楽しみ方のできる作品でしょう。

 

「鏡の裏」小桧山博 潮出版社

鹿追町の神田日勝記念美術館の名誉館長、小桧山博さんの作品も、「鏡」のキーワードで見つかりました。これは、早いうちに読まねば。

 

「晴れた日には鏡をわすれて」五木寛之 角川書店

五木寛之さんの作品です。

 

「望遠鏡発達史」吉田正太郎 誠文堂新光社

「天文アマチュアのための望遠鏡光学 屈折編」吉田正太郎 誠文堂新光社

昔、父に買ってもらったなぁ、天体望遠鏡。一緒に月を見たりしたなぁ。懐かしい・・・。

 

「泉鏡花」津島佑子/ほか 小学館

作家自身について書かれた本は、やはり作家さんの作品を多く読んでから読み始めるべきなのでしょうか。

 

鏡について、まだまだあるのですが、本当の鏡の日もありそうなので、今日は、ここまで。

 

いつもブログを読んでくれて、ありがとうございます。

「そうだ! 鏡の小説、読みたかった―! さっそく図書館に借りに行こう!」という方に嬉しいお知らせです。本日、午前10時から、午後6時までの開館です。

 

お時間があればおこしくださいねー。

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。