おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月12日はこんな日です。
スキーの日、桜島の日、
パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)、育児の日(毎月)
スキーの日です。今日は何冊あるかな。
鹿追町図書館の蔵書を「スキー」のキーワードで検索します。
チャイコフスキー・コンクール(ピアニストが聴く現代)」中村紘子 中央公論社
スキーと言えば、やっぱりチャイコフスキーですよね。
・・・いやいや。
「リスキーラブ(なぜこの人としか純愛できないのか)」家田祥子 青春出版社
スキーと言えば、やっぱりリスキーですよね。
・・・いやいや。
「カンディンスキー(岩波世界の巨匠)」ラモン・ティオ・べリド 岩波書店
スキーと言えば、やっぱりカンディンスキーですよね。
・・・いやいや、ちょっと待って、そもそもカンディンスキーって初めて聞きました。
インターネット上の辞書、wikipedia(ウィキペディア)より
ワシリー・カンディンスキー
1866年12月4日(ユリウス暦)/12月16日(グレゴリオ暦) – 1944年12月13日)は、ロシア出身の画家であり、美術理論家であった。一般に、抽象絵画の創始者とされる。ドイツ及びフランスでも活躍し、のちに両国の国籍を取得した。
なんと、抽象絵画の創始者って、すんごい大物の方でありました。存じ上げなくてすみません。というか、「なんと」とつけてしまいましたが、知らなくて恥ずかしいレベルでした。どうりで、中学の時のボクの成績、先生は5段階評価で2しかくれなかったはずだ。今、時を経てわかりました。
「すっきり解決! パソコンQ&A(パソコンを始めて悩んでいたことが一気にわかる! アスキームック)」アスキー 2001年刊行
スキーと言えば、やっぱりアスキーですよね。
いやいや。
しかも、2001年の本なので、すみません、現在ご覧いただいても、すっきり解決しないかもしれません。出版者様のせいでは、もちろんございませんです。はい。
「村上スキーム(地域医療再生の方程式)」村上智彦 エイチエス
スキーと言えば、やっぱり村上スキームですよね。
夕張で活動する、ドクター、村上智彦さんの本です。村上さんの講演に一度参加する機会があったのですが、共感するところの多いお話でした。尊敬する方です。
「ウイスキーとダンディズム(祖父・竹鶴政孝の美意識と暮らし方)」竹鶴孝太郎 KADOKAWA
スキーと言えば、やっぱりウイスキーですよね。
「マッサン」でさらに有名になった、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴さんの本でした。
ドラマ、「マッサン」のプロポーズシーンは、鹿追町の然別湖周辺でロケがされたと聞きました。ドラマは見逃してしまったのですが・・・。
「初めてのスキー」山田祥平 主婦と生活社
スキーと言えば、やっぱりスキーですよね。
ええと、よし、これだ。
「パラダイススキー倶楽部」角皆優人/〔ほか〕共著 スキージャーナル
「スキー初中級レッスン(完全版)」岩淵隆二 実業之日本社
「もっとうまくなる、楽しくなる! スキー(ゲレンデ制覇のカギは、効果的な『ポジション』にある!!)」佐藤譲 日本文芸社
かつてに比べれば、スキー人口は減っていますが、ぜひ。
鹿追町にもスキー場があります。とはいっても、いわゆる「スキー場」を思い浮かべていらっしゃると齟齬が生じますね。リゾートスキーのゲレンデとは趣は違うのですが、初心者や、町の方が利用されています。今年は雪が少なく、なかなか運営が大変なようですが、現在オープンしております。ご利用ください。
今日は、ここまで。
「そうだ! カンディンスキー、読みたかった―! さっそく図書館に借りに行こう!」という方にいささか残念なお知らせです。本日は、昨日の振り替えで休館日となります。
明日は通常開館となりますので、お時間があればおこしくださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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