おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いています。
最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。
あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。
当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。
(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)
少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。
ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。
以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月20日はこんな日です。
玉の輿の日、二十日正月、血栓予防の日、骨おろし、骨正月、頭正月、
アメリカ合衆国大統領就任式(西暦年が4で割り切れる年の翌年)
ワインの日(毎月)、発芽野菜の日(毎月)
なんと、玉の輿の日という日がありました。この日を迎えるにあたり、我々はどうすればよいのでしょうか。
一応、「玉の輿」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
一件、ありました。すごい。
「玉の輿同盟」宇佐美 游 角川書店
小説ですが、これは、玉の輿を目指す女子の友情を描いた物語でしょうか。なんとなく、後半はドロドロした感じになりそうな予感がするのはボクの偏見だと思います。はい。
二十日正月の日というのは何かなー、と思い、田中さんのメルマガを読み進めると、
※【二十日正月】
正月の最後の日として納めの行事を行う。
正月に食べた魚の骨や頭までも食べ尽くすことから、骨おろし、骨正月、頭正月と呼ぶ地方もある。
まだお正月だったようです。でも、2016年も、20日が過ぎるところ。時の流れはあっという間ですね。
血栓予防の日、でもありました。
※【血栓予防の日】
納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」が血栓を溶解し、
脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があることをアピールするために日本ナットウキナーゼ協会が制定。
寒い時期に血栓が出来やすいことから大寒になることが多い1月20日を記念日とした。
また、20日を「2(ツ)0(マル)」と読む語呂合わせにも由来する。
やはり、納豆が健康にいいみたいですね。
血栓のタイトルでは本が見つからなかったので、「予防」で検索してみます。
31件ありました。
「がんの予防」小林博 岩波書店 1999年刊行
「生活改善でガン再発は防げる(向き合うための心がまえと予防法)」百間亮 冬青社 2008年刊行
「女性のガンと気になる持病の本(定期健診は予防の近道)」百間亮 冬青社 2010年刊行
「むくみ体質をあきらめない(石川教える予防・解消の知恵)」平井正文 メディカルトリビューン 2010年刊行
「ゆずが効く! (認知症予防に! 糖尿病予備軍に!美肌になりたい人に!)」平柳要 主婦と生活社 2010年刊行
「よくわかる最新『病』の予防と治療(病気の予防と治療を図解で学ぶ!)」田中一彦 洲和システム 2012年刊行
「脳梗塞の予防がよくわかる最新知識」内山真一郎 日東書院本社 2014年刊行
「図解動脈硬化を予防する! 最新治療と正しい知識」高沢謙二 日東書院本社 2014年刊行
「『いびき』はからだの『赤信号』(心筋梗塞や脳梗塞予防のために治しておきたい睡眠時無呼吸症候群)」巽浩一郎 保健同人社 2009年刊行
テレビでよく話題になっていますね。パートナーのいびきが気になる方によいかもしれません。
「認知症にならない! 『もの忘れ外来』徹底ガイド(相談して治す・予防する専門医療の活用法)」奥村歩 日本文芸社 2015年刊行
「仕事の疲れ予防法!」桧垣暁子 クロスメディア・パブリッシング 2008年刊行
これは一度読んでみようかな。肩こりや目の疲れにも効くといいかな。
「農業の安全管理(農業労災の予防と補償)」三廻部真己 農林統計協会 1982年刊行
事故が無くなりますように。
「登山医学入門(山で起こりうるケガや病気の対処法と原因そして予防まで)」増山茂 山と渓谷社 2006年刊行
アウトドア好きの方、ぜひ。
「ペットメタボ完全予防&解消BOOK(犬&猫)」小山大喜 日東書院本社 2008年刊行
最近は、ペットに残飯をあげてる方は減ったのでは、と、ふと思いました。
「植物の病害虫百科(植物の病害虫その知識と予防)」根本久 学研パブリッシング 2012年刊行
「0歳からのアレルギー予防がよくわかる本(予防こそが、最大の治療になるそのために親ができること)」関谷剛 広済堂出版 2013年刊行
「子どものネット依存(小学生からの予防と対策)」遠藤美季 かもがわ出版 2015年刊行
「10代スポーツ選手のケガ予防と回復食(強いカラダをつくる!)」川端理香 大泉書店 2015年刊行
羅列しましたが、あなたのお役に立てそうな本、みつかりましたでしょうか。
今日はここまで。
北海道はまだまだ大荒れが予想される地域もあります。鹿追町は予想よりは荒れませんでしたが、風が出てくるかもしれません。
ご来館の際は、お車など、お気をつけてお越しくださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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