おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いています。
最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。
あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。
当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。
(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)
少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。
ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。
以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月26日はこんな日です。
文化財防火デー、有料駐車場の日、パーキングメーターの日、帝銀事件の日、
オーストラリア・デー、コラーゲンの日、携帯アプリの日
ふろの日(毎月)
奈良の法隆寺にある貴重の壁画が火事になったことで、文化財を守る意識を高めようと、文化庁と消防庁が「文化財防火デー」を制定したとのことです。
文化財や郷土資料を後世に残していくのも図書館や博物館の大事な使命です。
「文化財」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索すると、34件ありました。
「もっと知ろう身近な文化財(みる ふれる したしむ)」北海道教育委員会
「民俗文化財の手びき(調査・収集・保存・活用のために)」文化庁内民俗文化財研究会 第一法規
「ふるさとの文化(北海道の国・道・市町村の指定文化財一覧)」北海道教育庁生涯学習文化課
なるほど、これは読まなければならないなぁ。
ためしに「駐車場」のキーワードで蔵書検索すると、2件ありました。あるもんだなぁ。
「自転車駐車場のひみつ」鳥飼規世 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室
ひみつシリーズ、自転車駐車場のひみつを明らかにしていますが、鹿追の自転車駐車場は建物の近くに白線が引いてあったり、引いてなかったり、あまり秘密がある雰囲気ではありません。都会はいろいろな駐車場があるのでしょうね。自分の町以外で自転車に乗ることがないので気にしたことがないなぁ。
帝銀事件、言葉だけしか聞いたことがないのですけど、田中さんのメルマガより、
※【帝銀事件の日】
1948(昭和23)年、東京・豊島の帝国銀行椎名町支店で帝銀事件が起こった。
東京都の衛生課員と名乗る男が、「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもらう」
と偽り行員16人に青酸化合物を飲ませて殺害し、現金16万円と小切手を奪って逃走した。
当初は青酸化合物の扱いに熟知した旧陸軍細菌部隊関係者を中心に捜査されていたが、
その年の8月に画家・平沢貞通を北海道小樽で逮捕、1955(昭和30)年8月に死刑が確定した。
しかし、審理に不審な点が多く、冤罪であるとしてその後何度も再審請求が出された。
平沢貞通は刑を執行されないまま1987(昭和62)年に獄中で病死したが、現在でも支援者が
名誉回復の為の再審請求を続けている。
この事件にもとに、横溝正史の『悪魔が来たりて笛を吹く』等多くの推理小説が書かれた。
これは、謎の多い事件なのですね。
横溝正史さんの作品もたくさんありますので気になりましたらぜひ。
今日はここまで。
本日、午前10時より午後6時まで開館です。お時間がありましたら、ぜひ!
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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