今日は何の日? 1月28日(2016) コピーライターの日とか、逸話の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

現在、ボクは図書館で働いています。

 

 

 

最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。

 

あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。

 

当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。

(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)

少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。

 

ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。

 

「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。

以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月28日はこんな日です。

 

コピーライターの日、宇宙からの警告の日、衣類乾燥機の日、逸話の日、

ダンスパーティーの日、ニワトリの日(毎月)、米の日(毎月)

 

昭和31年のこの日、「万国著作権条約」が公布されて、そこからコピーライターの日になったそうです。

 

「コピー」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

ずばり、ありました。

 

「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行

およそ30年前の本ですが、このころから本を出すほどの活躍をされている糸井重里さんでした。いまだに、コピーライターと言えば糸井さんの名前が一番に浮かびます。すごいなぁ。

 

「ひらがな・カタカナ21書体(コピーして使えるPOP広告書体)」古川貢 マール社

書体の練習をして、いろんな本をPOPで紹介したいなぁ。

 

「コピー用紙で折る(『白のおりがみ』で、名人技にチャレンジ!)」笠原邦彦 日貿出版社

これは、地味にいつか役に立ちそうな技術です。

 

※【宇宙からの警告の日】

1986(昭和61)年、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャーが打ち上げられ、

発射74秒後に爆発し、乗組員7人全員が死亡した。

作家・大江健三郎は『治療塔』の中でこの事故を「宇宙意志からの警告」と表現した。

 

チャレンジャーの事故は、子どものころ、ニュース映像で観た記憶がありますが、あまりよくわかってなかったなぁ。

 

※【逸話の日】

まだ世の中にはあまり知られていない興味深い話(逸話)を語り合う日。

人物や物事のエピソードから本質を探ることの大切さを知るのが目的の日。

日付は1と28で「いつわ」の語呂合わせから。

 

なるほど、これは楽しみです。どんな話があるのか、逸話のキーワードで蔵書検索をしてみます。

な、なんと、1件でした。

 

「日本刀ビジュアル名鑑(写真と逸話でより深く日本刀を学ぶ)」かみゆ歴史編集部 広済堂出版 2015年刊行

激的に渋い一冊が現れました。日本刀にまつわる逸話。これを読めば教養アップ間違いなしですね。

 

NHKのニュースを見ていたら、ショッキングなニュースが

。ついに、コンピュータが人間のプロ棋士に囲碁で勝利してしまったとのこと。チェス、オセロ、将棋に続いて、一番複雑でまだまだ人間は負けないと言われていた囲碁が、負けてしまいました。ショックだなぁ。そのソフトを開発したのはグーグルとのこと。グーグルが開発した検索エンジンや、マップアプリなど毎日便利に使ってますが、ちょっと恐ろしい気もするのは、手塚治虫さんの火の鳥未来編で読んだ、世の中をつかさどるマザーコンピューターの暴走で世界が滅びた恐怖のエピソードが脳裏に浮かぶボクだけでしょうか。

あ、手塚治虫さんの名作、火の鳥も鹿追町図書館で貸し出ししています。奥の書庫にあるので、スタッフに声をかけてくださいね。

 

今日はこの辺りで。

 

本日、午前10時より午後6時まで開館です。お時間がありましたら、ぜひ!

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。