おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いています。
最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。
あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。
当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。
(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)
少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。
以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月7日はこんな日です。
北方領土の日、長野の日、オリンピックメモリアルデー、福井県ふるさとの日、ニゴロブナの日
【北方領土の日】
北方領土返還運動を盛り上げる為に、政府が1981(昭和56)年に制定。
1854(安政元)年12月21日(新暦1855年2月7日)、日露和親条約が締結され、
北方領土が日本の領土として認められた。
北方領土は択捉島・国後島・色丹島・歯舞諸島からなり、面積は4996平方kmで
沖縄の2倍強ある。
江戸時代から日本は北方領土の開発・経営をしていた。「日露通好条約」により、
ロシアとの国境が択捉島とウルップ島との間に確定された。
その後、1875(明治8)年の「樺太千島交換条約」によって樺太全島を放棄する代わりに
千島列島全てが日本領となり、1905(明治38)年の日露戦争の勝利により、
「ポーツマス条約」で南樺太も日本領となった。
第2次大戦の敗戦により、1951(昭和26年)の「サンフランシスコ平和条約」で、
日本が戦争によって奪った土地の権利・権原等は放棄することとなり、
千島列島もその中に含まれた。
しかし、北方領土は戦争によって獲得した土地ではなく、権限を放棄する千島列島には
含まれないが、ソ連は千島列島の一部であるとして北方領土を占領し、
その状態が現在まで続いている。
「北方領土」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
19冊ありました。
「思い出のわが故郷北方領土 若い世代に伝えたい 歴史編」千島歯舞諸島居住者連盟
「思い出のわが故郷北方領土 若い世代に伝えたい 返還運動編」千島歯舞諸島居住者連盟
戦後70年ですが、なかなか区切りのつかない問題です。
「北方領土交渉秘録(失われた五度の機会)」東郷和彦 新潮社
ニュースでときどき聞こえてはきますが、書記長・大統領の姿勢やソ連・ロシアの情勢によって日本との空気も変わってくるようです。が、領土についてはなかなか動いていかないのですね。
「北方領土 今日は何の日」北海道北方四島交流センター
このタイトル、今日、読んでほしい本ですね。
平成10年の今日、長野オリンピックが開幕しました。フナキーっ!
「長野」のキーワードで蔵書検索すると、14件。
「長野の花火は日本一」武藤輝彦 信濃毎日新聞社 2001年刊行
むむ、ちょっと見てみたい。
「長野 小布施(戸隠 湯田中渋温泉郷)JTBパブリッシング 2013年刊行
なかなか地名は読めないな・・・。ゆでんなかしぶ温泉郷? 違ってそう。
「長野殺人事件」内田康夫 光文社
ざっくりと殺人事件がおきました。
「長野県の民話(泉小太郎)」日本児童文学者協会 偕成社
各県の民話は、なかなかなじみがないですね。泉小太郎・・・。なにものなのか。
でも、長野県の白馬村、五竜館に泊まったことがあります。勉強に行ったのですが、楽しかったなー。2009年のことだったかな。
そして今、話題の書籍「マンガでわかる! 安売りするな! 『牡蠣』を売れ!」で舞台になっていますが、ちゃんと実在の宿です。
今は外国人観光客が増えて、夕食の場所がないなど、5,6年で状況がガラッと変わっているそうです。新米おかみ、奈々ちゃんは今日も忙しく駆け回っていることでしょう。
・・・マンガで見ると、知っている人は知っている短パン社長と藤村先生が双子みたいに見えますが、実物に何度かお会いしているけど、双子には見えないです。
今日はこの辺りで。
午前10時から、午後6時まで開館です。気になりましたらぜひ。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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