今日は何の本? 2月14日(2016) ネクタイの日とか、煮干の日とか、ふんどしの日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

昨日は、人形劇の公演が、うちの図書館でありました。人形劇を観るのは、何十年ぶりだっただろうか(あ、このあいだ、ねずみの嫁入りの脇役を演じたのは、観たわけではないのでノーカウントでした)。

演目は、日本一有名なお話、「ももたろう」と、こちらはボク、はじめて知りました、オスカー・ワイルド原作の「わがままな大男」でした。

ご夫婦二人の人形劇一座、パセリ座さん。 あったかい公演でした。また来年も楽しみです。

ご夫婦二人の人形劇一座、パセリ座さん。
あったかい公演でした。また来年も楽しみです。

 

子供向けではあるのですが、昔話や童話は、大人がみても新たな発見があるなぁ、と気がついて、面白かったです。わがままな大男は、海外の文化や教養も背景にあるけど、子どもたちはなんとなく理解したり、はたまた、「?」だったようですが、公演後にお話をうかがう時間がありました。

人形劇を演じること30年(すごい!)、お隣の新得町にお住いの、パセリ座のご夫婦にうかがうと、「子どもたちは、人形がしゃべりだしても不思議に思わない。ビデオやDVDの映像だけでなく、そこにある、いる、というものを自分の目で見て、感じてもらいたい。テレビやゲームだけでなく、生のものを体験してほしい。スマホやゲームに触れるだけでなく、就学前の子供たちにこそ。子どもたちのためにやっているけど、自分たちのエネルギーにもなっているので、自分たちのためにもなっている」とお話してくれました。

就学前までが、子どもたちの受け入れる力が最大限にある時期だ、というのは、つい先日聞いてきた尾崎里美さんのお話と符合しました。

 

子どもたちに絵本を読んでくれるボランティアさんたちも「子どもたちの笑顔でこちらも笑顔になり、元気になる。子どもたちが反応してくれるのが、自分のやりがい」と聞かせてくれました。

 

ボクは今まで、絵本や人形劇は、子どものものだと思っていたけど、それは間違いで、子どもと大人のコミュニケーションが本質ではないかな、と思い直しました。

 

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月14日はこんな日です。

 

セント・バレンタインデー、チョコレートの日、ネクタイの日、煮干しの日、ふんどしの日、 ひよこの日(毎月14、15日)
今日は、バレンタインデーでした。チョコレートの日、というのもわかるし、それに関連してネクタイも売れないかな、とネクタイの日としているのもわかる気がします。

煮干しとふんどしは・・・。

※【煮干の日】  全国煮干協会が制定。2(に)1(ぼ = 棒)4(し)の語呂合わせ。   ※【ふんどしの日】  日本ふんどし協会が2011年に「制定」。  2(ふん)14(どし)の語呂合わせ。

 

かなり無理やり感が…。でも、こうやることで、話題にはなるし、いいのか。

 

というわけで、そのチャレンジャー精神に敬意を表し、

このキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。

まずは「ネクタイ」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。

1件ありました。

 

「ネクタイと江戸前(ベスト・エッセイ集)」文芸春秋

気になる方は、ぜひ。

1件ありました。

 

「煮干」のキーワードで蔵書検索をします。

 

「煮干しの解剖教室」小林真理子 仮説社

解剖・・・。

 

「ふんどし」のキーワードで蔵書検索をします。

 

「ふんどしの話」新穂栄蔵 JABB出版局

ちゃんと、一冊ずつあるもんなんですね。

 

今日はこの辺りで。

 

本日は、午前10時から午後6時まで、開館しております。気になる本がありましたら、ご来館くださいね。今日は気にならないかな・・・。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。