今日は何の本? 2月18日(2016) 嫌煙の日とか、エアメールの日とか、冥王星の日なんだけど

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月18日はこんな日です。

嫌煙運動の日、エアメールの日、冥王星の日

 

※【嫌煙運動の日】

1978(昭和53)年、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立された。

既に札幌市に「非喫煙者を守る会」があったが、「日照権」をヒントにして作られた

「嫌煙権」という新語のアピールによって嫌煙運動が全国に広まった。

【関連】

世界禁煙デー 5月31日

禁煙週間 5月31日~6月6日

 

昭和53年に「嫌煙権確立」を目指す団体がつくられたとのことでした。そのころは、タバコはそんなに嫌われてなかったように記憶しますが、たばこの害が言われ、喫える場所は減り、税金は上がり、とみごとに嫌煙権は確立してきました。ある意味、すごい。

ボクはたばこは吸わないのだけど、そこまで嫌わなくてもいいじゃん、と思っています。健康に悪いものは他にもあるし、今、普通の食品の糖質や脂質まで悪者になってきている風潮もあり、そうまでしてダメなもの、食べないものをを増やさなくても、と感じています。ただ、たばこの灰のにおいは苦手ですけど。

 

「嫌煙」で鹿追町図書館の蔵書を検索しましたが、0件でした。

 

 

※【エアメールの日】

1911(明治44)年、飛行機によって初めて郵便物が運ばれた。

インドのアラハバードで開かれていた博覧会会場から、8km離れたナイニジャンクション駅まで、6000通の手紙が飛行機で運ばれた。

博覧会のアトラクションとして行われたもので、ナイニジャンクション駅からは普通に列車で運ばれた。

ところで、『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリは郵便飛行機のパイロットであり、その体験は『夜間飛行』や『南方郵便機』などで描かれている。

 

なるほど、8km先に運ばれたのが、エアメールの始まりなのですね。

「エアメール」で蔵書検索をしましたが0件。

 

 

※【冥王星の日】

1930(昭和5)年、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、1月23日と1月29日に

撮影した写真との比較研究から、冥王星を発見した。

内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星、即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は

予言されていたが、予想を遥かに下回る15等星という暗さのため、発見が遅くなった。

その暗さから、ギリシア神話の冥府の神に因みplutoと名附けられた。

かつては太陽系第九惑星とされていた。

現在の位置づけは「準惑星」であり、太陽系外縁天体内の新しいサブグループ(冥王星型天体)の代表例となる天体。

 

これなんですよね。昔習ったことが、「じつは違った」と、いつの間にか間違いになっていたりして、大化の改新が今は何年になったんでしたっけ? 鎌倉幕府もいい国じゃなくなったんだっけか。

水金地火木土天海冥でおなじみの冥王星が、最新の調査の結果、要件を満たしておらず、惑星ではなくなったとは、いくらニュースで発表されてもなかなか認識が改まらないです。

 

「冥王星」で検索するも、蔵書にありませんでした。

冥王星が載っている本は、もちろんいろいろあるのですが、タイトルになっている本はなかなかないようです。

 

うーん、と思い、メルマガを読み進めると、

※【速度を表すマッハ数を生んだマッハ誕生】

音速を基準にした速度を表すマッハ数にその名を冠するオーストリアの

物理学者マッハが1838年のこの日に誕生。超音速とジェットの研究に

大きな業績を残したほか、当時万能であったニュートン力学に激しい

批判を浴びせたことでも有名。

 

マッハでおなじみのマッハさんが生まれた日でした! おめでとう、マッハ!

「マッハ」で検索しても、マッハは0件。

 

仕方ないので、さっき出てきた「星の王子さま」を検索します。

 

あ、6件ありました。よかったー。

 

「星の王子さま」サン=テグジュペリ 岩波書店 1983年

が2冊あります。読書感想文の課題図書とかで、2冊いれたのかな。

 

「星の王子さま(新訳)」サン=テグジュペリ 宝島社 2005年

訳者が変わると、味わいもガラッと変わることがありますよね。人物名とかも変わるし。

 

「永遠の星の王子さま(サン=テグジュペリの最後の日々)」ジョン・フィリップスほか みすず書房 1994年刊行

「星の王子さまを探して」ポール・ウェブスター 角川書店 1996年刊行

「星の王子さまの天文ノート」 県英彦 河出書房新社 2013年刊行

星の王子さまが好きな方に読んでもらいたいです。

 

星の王子さま、ボクの家にも一冊、あったかなーと思いつつ、今日はこの辺りで。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館しております。星の王子様が気になりましたら、ご来館くださいね。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。