今日は何の本? 2月20日(2016) 旅券の日とか、歌舞伎の日とか、アレルギーの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月20日はこんな日です。

 

旅券の日、歌舞伎の日、普通選挙の日、アレルギーの日、愛媛県政発足記念日、夫婦円満の日、尿もれ克服の日、

ワインの日(毎月)、発芽野菜の日(毎月)

 

今日はバラエティに富んでいる日ですね。

 

「※」印の注釈は田中みのるさんのメルマガより

※【旅券の日】

「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定された日に当たる。

外務省が1998(平成10)年に制定。

1878(明治11)年、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、

「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用された。

それまでは、「御印章」「海外行免状」と呼んでいた。

 

いわゆる、『パスポート』の話題でしょうか。

このキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索すると、4冊発見!

 

「戦場へのパスポート」加藤健次郎 ジャパン・ミリタリー・レビュー

「旅券(パスポート)は俳句」江国滋 新潮社

「妻たちのパスポート」山村美紗 集英社

「宇宙へのパスポート(ロケット打ち上げ取材日記1999-2001)」笹本祐一 朝日ソノラマ

 

パスポートと言えば海外旅行にいく時に必要な手帳、みたいなイメージですが、上の四冊はどれもそれとはちょっとずらしたテーマを感じます。

 

歌舞伎の日でした。

「歌舞伎」で蔵書検索すると、18件発見!

 

ボクの中で「歌舞伎」と聞くと、かつてゲーマーだった血が騒ぎ、「天外魔境 風雲カブキ伝」が思い浮かびます。このゲーム、とにかく曲と演出が良くて、CDメディアのソフトだったので、楽曲はいまだにテレビで和風の曲の定番としてBGMとして使われています。曲名は紹介されないから気が付かれないですが、そしてボクも気がついてもいちいち指摘しないのですが、心の中で「あ、メインタイトルの曲」とか、「世阿弥のテーマだ」とか、「あ、珍しい。阿国の曲だ」とかつぶやいています。

 

「処刑警視(警視庁歌舞伎町分室)」 谷恒生 祥伝社

皆さんの中で、「歌舞伎」と言えば、まず、歌舞伎町を思い出す方もいるのでは。やたらインパクトのあるタイトルですが、ふつうの警視は処刑する権限はもたないので、ノンフィクションではないですね。

 

歌舞伎町と言えば、ボクの友達に看板作りでいろいろな賞を取っている人がいるのですが、

すんごい目立つ看板。日本一の繁華街の看板なので、ある意味「日本一の看板」なのです。

すんごい目立つ看板。日本一の繁華街の看板なので、ある意味「日本一の看板」なのです。

 

彼の作ったこの看板は歌舞伎町の撮影スポットになっていて、

すごい人なのです。

 

一緒に取った写真がボクの携帯になかったです。

一緒に取った写真がボクの携帯になかったです。

 

その高橋芳文さんの看板について書かれた著者は…、鹿追町図書館にはなかったです。残念。ボクの家の本棚にはあるんですけどね。

 

ただ、歌舞伎というなら伝統芸能の歌舞伎ですよね。

「すぐわかる歌舞伎の見どころ」金森和子 東京美術

「歌舞伎のびっくり満喫図鑑」君野倫子 小学館

「大向うの人々(歌舞伎座三階人情ばなし)」山川静夫 講談社

あたりが、読みやすそうです。

本場の歌舞伎、一度は見てみたいなー。

 

※【アレルギーの日】

日本アレルギー協会(日ア協)が1995(平成7)年に制定。

1966(昭和41)年、免疫学者の石松公成・照子夫妻が、ブタクサによる花粉症の研究から

アレルギーを起こす原因となる免疫グロブリンE抗体(lgE抗体)を発見したことを発表した。

「アレルギー」で蔵書検索すると、21冊発見。

 

「アレルギーっ子のあんしんあんぜん! おやつ(ドーナツだって食べられる!)」小田真規子 世界文化社

「知って安心! 食物アレルギー(診療室からのメッセージ)」佐守友仁 診断と治療社

「アレルギーを防ぐ37の真実」渡辺雄二 青志社

「もっと知りたい食物アレルギーとアナフィラキシー」角田和彦 芽ばえ社

「花粉症・アレルギー性鼻炎(あんしん健康ナビ)」徳永貴広 1万年堂出版

などなど、困っている方のお役に立てるかもしれない本もあります。

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日、土曜日は午前10時から午後6時まで開館しております。気になる本がありましたら、ご来館くださいね。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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