おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月25日はこんな日です。
夕刊紙の日、箱根用水完成の日、
歯茎の日(毎月)、天神の縁日(毎月)
夕刊紙の日でした。
※【夕刊紙の日】(夕刊フジ創刊記念日)
1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。
サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれる。
夕刊フジは読んだことがないですね。鹿追町に駅がないからなぁ。
「夕刊」をタイトルに含む本について、鹿追町図書館にあるかどうか、蔵書検索をします。
ないかと思ったけど、一冊ありました。
「日曜日の夕刊」重松清 毎日新聞社 1999年刊行
だいぶ前の本になりますが、重松さんの本でした。
そして、箱根用水完成の日でした。
※【箱根用水完成の日】
1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成した。
湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、
深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。
「箱根」で蔵書検索します。
16件ありました。
「『箱根駅伝』不可能に挑んだ男たち」原島由美子 ヴィレッジブックス 2007年刊行
箱根と言えば、箱根駅伝を連想します。毎年お正月、テレビで放送されますよね。毎年生み出される数々のドラマ、子どもの頃は気にならなかったのに、年々、選手たちの思いに感情移入してしまうようになるので、気になっています。見るとどっぷり気持ちを持っていかれるので見ないのですが。この本は2007年刊行ですので、最近の大会についてはもちろん書かれていなのですが、去年、今年の青山学院大学、原監督の「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」は、インパクトがありました。苦しい思いで頑張っている他のチームを、楽しんで圧倒してしまうチーム作り。
みんな、しんどい思い、つらいトレーニングで頑張っているのに、ワクワク感を大切にする、楽しんでいい、という方法で2年連続で箱根を制したのは、まぐれではないでしょう。
楽しんでいる方が圧倒的になる、とはボクの先生の藤村正宏さんの言葉でもあります。
そして、箱根と言えば、観光地のイメージがあります。
「箱根(気ままに電車とバスの旅)」ブルーガイド編集部 実業之日本社
いい雰囲気なのですが・・・
「安曇野・箱根殺人ライン」深谷忠記 実業之日本社
同じ実業之日本社さんから、事件のお知らせです。
「箱根・芦ノ湖殺人特急」梓林太郎 徳間書店
「箱根峠欲望殺人」南里征典 角川書店
「箱根路、殺し連れ」太田蘭三 光文社
各出版社からも次々に事件が…。
「強奪箱根駅伝」安東能明 新潮社
とうとう駅伝にまで、魔の手が伸びてきました。
「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎 有楽出版社
そして、我らが十津川警部が立ち上がりました。これでもう安心です。西村先生、おはようございます。
「十津川警部箱根バイパスの罠」西村京太郎 講談社
さすが、我らが十津川警部は出版社の垣根を超えて大活躍です。バイパスの罠くらい、なんなく解決してしまうでしょう。
十津川警部に出会えると、安心する今日この頃です。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館となりますので、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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