おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月28日はこんな日です。
ビスケットの日、バカヤローの日、織部の日、エッセイ記念日、
ニワトリの日(毎月)、米の日(毎月)
ビスケットの日でした。最近、食べてないなー。
「ビスケット」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
「クッキーとビスケット」小川聖子 雄鶏社
「クッキー&ビスケット」小田万規子 永岡書店
お菓子作りの本がありました。
クッキーとビスケットは、コンビみたいですね。
「おやつはビスケット(ポアンくんとピポンちゃん)」花形恵子 偕成社 1989年
絵本ですね。ボクが高校生の頃だから読んだことはないけど、このシリーズは人気なのかな。
バカヤローの日でした。
※【バカヤローの日】
1953(昭和28)年、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し興奮して「バカヤロー」と発言した。
これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散してしまった。
この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれている。
このことに因んで、この日は日ごろ頭にきていることに対して「バカヤロー」と叫んでも良いという日、だとのこと。
日ごろ頭にきていることに対して「バカヤロー」と叫んでも良いという日、だとのこと。
って書いてありました。最後の、『だとのこと。』にいろいろな意味が凝縮されてますね。
「バカヤロー」で蔵書検索をしてみます。
「め組の大吾 火事場のバカヤロー」曽田正人 小学館
懐かしい。少年サンデーで連載していたマンガです。新米消防士が主人公で、熱血漢の彼は、熱い思いでまわりとぶつかります。彼も、先輩もどちらも正しいのですが、行動がそれぞれ違う。ただ、自分の命を顧みない行動に出たときに、激しく叱られます。そんな主人公の、成長物語です。彼に憧れて消防士になった方もいるのではないでしょうか。また読みたくなってきました。これが1巻から20巻まであります。
「バカヤロー市議会議員(アナタの町にもいる妖怪政治屋!)」川名雄児 晋遊舎
「しんゆうしゃ」が読めなくて変換にすごく時間がかかりました。
※【織部の日】
岐阜県土岐市が制定。
1599(慶長4)年、千利休亡き後の豊臣秀吉の茶頭・古田織部が、自分が焼いた茶器を
用いて茶会を開いた。この器が後に織部焼と呼ばれるようになった。
「織部」で検索するも、0件でした。
※【エッセイ記念日】
木村治美エッセイストグループ(keg)が制定。
エッセイストの元祖とされるフランスのミシェル・ド・モンテーニュの1533年の誕生日。
「エッセイ」で蔵書検索すると、108件ありました。
「よつ葉のエッセイ」俵万智 河出書房新社
歌人のエッセイです。
「島へゆく(灰谷健次郎エッセイ集)」灰谷健次郎 理論社
なにか気になりました。
「何処へ(谷村新司エッセイ集)」谷村新司 角川書店
「風の幻郷へ(全エッセイ・ベストセレクション)」五木寛之 東京書籍
「パロディ志願(エッセイ集1)」井上ひさし 中央公論社
「手塚治虫エッセイ集」手塚治虫 講談社
これも気になります。
「エッセイの書き方」日本エッセイスト・クラブ 岩波書店
日々の出来事の感想をつづるのがエッセイなら、ブログの書き方の参考になるかも。
「セカンド・ライン(エッセイ百連発!)」重松清 朝日新聞社
この間、重松さんの本、勧められました。ボクの家にも何冊かあるけど、エッセイは読んでなかったなー。
「おおげさがきらい(池波正太郎未刊行エッセイ集)」池波正太郎 講談社
むむ、未刊行。刊行されました。
「まんぷく札幌(コミックエッセイ)」松本あやか KAKOKAWA
唐突に柔らかくなりました。札幌食べ歩きコミックエッセイです。お気軽にお手に取りください。
「ナースをねらえ!(看護学生奮闘記)(コミックエッセイ)」シバキヨ イースト・プレス
聞き覚えがあるタイトルですね。いや、違うか。
「美術館で働くということ(東京都現代美術館学芸員ひみつ日記)(コミックエッセイ)」オノユウリ KADOKAWA
なるほど。興味あります。図書館を舞台にしてもいいでしょうね。ふむ…。
「ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました(コミックエッセイ)」わたなべぽん KADOKAWA
ボクが読まなければならないのは、これか。
本日は午前10時から、午後6時までの開館となります。
気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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