今日は何の本? 3月9日(2016) ありがとうの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月9日はこんな日です。

 

雑穀の日、記念切手記念日、関門国道トンネル開通記念日、ありがとうの日、

緑の供養日、佐久ケーキ記念日、レコード針の日、酢酸の日、3.9デイ、感謝の日、

ざっくの日、緑の供養日

クジラの日(毎月)、クレープの日(毎月)、パソコン救急の日(毎月)、パソコン検定の日(毎月)

 

「雑穀」のキーワードで蔵書検索を。

「日々雑穀(信州伊那谷『野のもの』の楽しい雑穀料理)」吉田由季子 河辺書林

「わが家でつくるこだわり麹(米・豆・ムギから雑穀まで)」永田十蔵 農山漁村文化協会

ふむふむ。あまり自炊しないから雑穀を食べる機会はないのですが、なんとなくやせそうです。

 

「ありがとう」の日でした。

調べてないけど、さんきゅーから来てると思いました。

「涙が出るほどいい話(あのときは、ありがとう)」「小さな親切」運動本部 河出書房新社

そのときは言えなくても、あとから「助けられてたなぁ」と振り返ること、ありますね。

 

「ありがとうなんて絶対言わない」大黒摩季 祥伝社

かえって潔いかも、大黒摩季さんの本でした。

 

「『ありがとう』と言われる商い(価値を生み出し繁盛するワクワク系商人の道)」小坂裕司 商業界

商業界からこちらの本が出ていました。

 

「ありがとう、さようなら」瀬尾まいこ メディアファクトリー

なんだかせつないタイトルですね。

 

「馬の絵作品展10回展記録誌(ありがとう馬さんたち)」神田日勝記念館 2005年刊行

我らが美術館から、記念誌が出ていました。貴重な資料です。

 

「ありがとう、赤ちゃん(60歳初出産の物語)」影山百合子 光文社 2002年刊行

ビックリするタイトルです。大きな大きなチャレンジです。高齢出産という言葉がありますが、そのイメージからさらに上の年齢での出産です。なにか大きなヒントが得られそうな気がします。

 

「筆ペンのお礼状(ありがとうの心を伝える126の実例集)」西村翠晃 日貿出版社

今の時代だからこそ、手書きが伝わります。

 

「ありがとう」いもとようこ 岩崎書店

図書館で仕事をするようになって、絵本を何十年ぶりかに開いたら、感動しました。

変な言い方ですが、こどもは、大人みたいに付き合いが良くありません。「つまらない」と思ったら読んでくれません。

短い文と絵で子どもたちをひきつける絵本は、大人が読んでも感じるものがあります。子どもたちは本物を見つけるのかうまいかもしれないな、と思っています。

という話を、おとといに看板キングこと、タカハシさんと話していたところでした。面白かったー。(日記)

 

「ありがとう」のお話は、まだまだ大人、こどもに関わらずたくさんあります。ボクは最近涙もろくなって、読んでて泣いてしまいます。

 

あ、これだけは書きたかった。人生のパイセンTVというテレビ番組とかで話題沸騰の奥ノ谷圭祐さんの昨日のFacebookの投稿でハッとしたこと。

右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が奥ノ谷さんです。

ちょっと暗いけど、右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が「毎日名言製造機」の奥ノ谷さんです。

 

「コンビニやお洋服屋さんで、店員さんからよく聞くセリフを想像してみてください。

『いらっしゃいませ~。こんにちふぁ~。』『ありがとうございました~。またお越しくださいませぇ~。』って・・・。

いや、あんた、いらっしゃいませ。なんて、思ってないし、また来てほしいなんて思ってないだろ! って思わずツッコミたくなる事多々。(笑)」

でもそれってその店員さんだけが決して悪いワケじゃない。そういうマニュアルがきっとそこのお店にはあって、とにかく元気良く、笑顔で、こう言えばいい!みたいな。そんな感じだと思う。」

 

このあとがいいこと言っているのですが、ここまで読んでボクは、利用してくれる方に「ありがとうございます」って言っているけど、タイミングで言っているとき、あるなー、と思いました。

ボクのありがとうは「Amazonでも電子書籍でも本が読める時代に、図書館に期待して足を運んでくれてありがとうございます。この一冊があなたのお役に立ちますように。」という気持ちで言ってみます。

 

奥ノ谷さんの投稿は、こう続いています。

「アナタ、SNS上で良いことばっかり言ってるけど、それ、まるで伝わってないよ」

 

うん。良いこと書きすぎた。恥ずかしいくらいに。嘘くさく聞こえるくらいに。

でも、恥ずかしいけど、やってみます。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

「ありがとう」の本、ありますか? と聞いてみてくださいね。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。