今日は何の本? 切腹最中の日とか、数学の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月14日はこんな日です。

 

ホワイトデー、キャンディーの日、マシュマロデー、数学の日、円周率の日、国際結婚の日

切腹最中の日、美白デー、さーたーあんだぎーの日、

ひよ子の日(毎月14日,15日)

 

ホワイトデーでした。

 

しかし、気になったのはこちら。

※【切腹最中の日】

浅野内匠頭が吉良上野介への刃傷事件から切腹をされ、

のちの「忠臣蔵」へと繋がるのが元禄十四年三月十四日のこと。

「忠臣蔵」にまつわる数々の事柄を多くの人に語り継いでいただこうと、

自社商品に「切腹最中」(せっぷくもなか)を持つ東京新橋の和菓子店「新正堂」が制定。

「新正堂」は浅野内匠頭が切腹された東京新橋の田村右京太夫屋敷に在する大正元年創業の老舗和菓子店で

「仮名手本忠臣蔵味こよみ」「景気上昇最中」などの人気商品がある。

 

スゴイ日がありました。

「切腹」を鹿追町図書館の蔵書でタイトル検索してみます。

…、一件だけど、ありました。

 

「切腹(日本人の責任の取り方)」山本博文 光文社 2003年刊行

完璧に切腹がテーマです。気になるような、気にならないような…。

 

 

3.14が円周率であることから、「円周率の日」「数学の日」となっていました。

 

「自然の中に隠された数学」イアン・スチュアート 草思社

 

「カルダノの生涯(悪徳数学者の栄光と悲惨)」オインステイン・オア 東京書籍

初めて聞く響きに、目を奪われました。

『悪徳数学者』

これは、いったい何をした人なのでしょうか。

 

「コワレフスカヤの生涯(孤独な愛に生きる女流数学者)」ワロンツォーワ 東京書籍

こちらもなにかすごいです。

 

「アーベルの生涯(数学に燃える青春の彷徨)」O.オア 東京書籍

むむむ。数学者というのは、勝手に地味なイメージで考えていましたが、ドラマチックな生涯の方も多いのですね。

 

「インド式速解術(魔法のヴェーダ数学が導く)」プラディープ・クマール 日本実業出版社

インド式数学は、計算が早いとテレビで特集していた記憶があります。ふむふむ。

 

「エエカゲンが面白い(数学・教育・大学)」森毅 筑摩書房

数学がいい加減? と思いましたが、森先生がおっしゃるのなら、深いものがあるのでしょう。

 

「高校数学、居酒屋で教えるとこうなります」門間明 NHK出版

居酒屋で数学の話をするのなら、よほど面白くないとみんな帰っちゃいますよね。どういう解説をしているのか、気になります。

 

「はたらく数学(25の『仕事』でわかる、数学の本当の使われ方)」篠崎菜穂子 日本実業出版社

なるほど、「学校の勉強が社会で役に立つのか」とは、よく言われることであります。一つの答えです。

 

「小・中学校9年間の算数・数学を10時間で復習する本」佐々木隆宏 中経出版

ボクにはこの本がいいかもしれません。

 

「数学力は国語力」斎藤孝 集英社

この二つは反対の物のイメージがあったのですが、そうでもないようです。

 

 

今日はこの辺りで。

本日は月曜なので休館日となります。気になる本がありましたら、また明日以降、ご来館くださいね。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。