おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月16日はこんな日です。
財務の日、国立公園指定記念日、十六団子、閻魔の縁日(毎月)
ふむふむ。
※【財務の日】
中小企業がもっと財務に目を向け、財務をより良くして健全に発展、繁栄を続けて欲しいとの願いから、財務コンサルティングの専門会社である株式会社戦略財務が制定。
日付は3と16で「財務」と読む語呂合わせと、所得税確定申告の期限である3月15日の翌日に、企業が財務状態を把握して欲しいとの趣旨から。
なるほど、3月12日が「サイフ」で3月16日が「ざいむ」の日ですね。
鹿追町図書館の蔵書を、「財務」のキーワードでタイトル検索します。
…。0件でした。チーン。
あら。
いえ、経営についての本の中に、財務関係の記述はもちろんあるのですが…。
このジャンルの本、増やしたいな…。
※【国立公園指定記念日】
1934(昭和9)年、内務省が、
瀬戸内海・雲仙(現在の雲仙天草)・霧島(現在の霧島屋久)の3か所を国立公園に指定し、
日本初の国立公園が誕生した。
国立公園はわが国の風景を代表する自然の景勝地で、環境大臣が指定した公園である。
現在、28の国立公園が指定されている。その面積は国土の約5.4%を占めている。
【関連】
国立公園制定日 10月8日
国立公園と言えば、大雪山国立公園ですよね。
大雪山国立公園と言えば、然別湖ですよね。
「鹿追町の生物と然別湖について」鹿追町史編纂委員 1978年刊行
貴重な郷土資料です。読んでおくべきものがたくさんあるなー。
※【十六団子】
田の神が山から戻ってくるとされる日で、東北地方の各地で団子を16個供えて神を迎える行事が行われる。
10月16日には、神が山へ帰る日として同じように団子を供える。
これは知らなかったです。
「団子」で蔵書検索すると、
「男と女のキビ団子」林真理子 祥伝社
うん、キビ団子で縁が取り持たれたことに男女の関係をなぞらえているのですね。ふむふむ。
※【閻魔の縁日】(毎月16日)
閻魔大王は人類最初の死者と言われ、冥界の王・地獄の王として畏怖されている。
元々インド神話では、天界で人間の善悪を監視する神だったが、
後に死後の世界の支配する神と考えられるようになった。
特に1月16日と7月16日は「閻魔斎日」といい、鬼も亡者も休む日とされる。
この日は「藪入り」でもあるため、多くの人々が閻魔詣を行った。
「閻魔まいり(御宿かわせみ)」平岩弓枝 文芸春秋
このシリーズも人気があり、良く借りられています。昨日も返ってきて、棚に戻しました。お帰りー。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館です。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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