今日は何の本? 3月22日(2016) 放送記念日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月22日はこんな日です。

 

放送記念日(NHK放送記念日)、国連水の日(世界水の日)、

夫婦の日(毎月)、禁煙の日(毎月)

 

※【放送記念日】

日本放送協会(NHK)が1943(昭和18)年に制定。

1925(大正14)年、社団法人東京放送局(現在のNHK東京放送局)が

日本初のラジオ仮放送を始めた。

東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設け、午前9時30分、

京田武男アナウンサーの

「アー、アー、アー、聞こえますか。 JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。

こんにち只今より放送を開始致します」という第一声が放送された。

元々は3月1日に放送を開始する予定だったが、購入予定の日本にたった1台しかない

放送用送信機が、同じく設立準備中の大阪放送局に買い取られてしまった。

 

そこで東京放送局は、東京電気研究所の送信機を借り放送用に改造して

使用することにしたが、2月26日の逓信省(後の郵政省)の検査で

「放送設備は未完成のため3月1日からの放送はできない」と判断されてしまった。

既に3月1日から放送を開始すると報じており、また、大阪放送局よりも先に

日本初のラジオ放送を行いたいということで、「試験放送」という形で

逓信省の許可を受け、なんとか3月1日から放送を開始することができた。

22日には逓信省から正式に免許を受けて仮放送を開始し

7月12日に愛宕山からの本放送が開始された。

大阪放送局はその年の6月1日から仮放送を開始した。

 

あ、このエピソード、面白い。へー。田中みのるさんに教わりました。

 

というわけで、「NHK」で鹿追町図書館の本をタイトル検索してみます。

 

「学校は再生できるか」尾木直樹 日本放送出版協会 1988年刊行

『尾木ママ』として有名になった、尾木直樹さんの本です。テレビで拝見するようになったのはつい何年か前の気がするのですが、出版メディアではもっともっと前から活動されているのですね。普段はやさしい語り口のこの方が、教育問題で憤っているとき、とても真摯さを感じます。

 

「二十世紀とは何であったか」小林道憲 日本放送出版協会 1994年刊行

何でしょうかね。いろいろな切り口がありますよね。

文明の飛躍的な進歩か、それとも…。

二度にわたる世界大戦は、確実に争いの規模が大きくなったことは言えます。自分たちを一瞬で滅ぼしてしまう規模の兵器も、自ら生み出してしまった世紀でもあります。

1000年後に、20世紀を見たら、どういうターニングポイントと言えるのでしょうか。

なんか、知的なことを書いているな…。

 

「流氷が連れてきた動物たち」新妻昭夫ほか 日本放送出版協会

和みそうです。

 

「現代に生きる民話」 大川悦生 日本放送出版協会

民話、実は興味あります。なんでだろう。大学生の時に遊んでいたテーブルトークRPG「妖魔夜行」からかな。人気のマンガ、「うしおととら」からかな。

 

「NHK趣味百科 木彫入門」日本放送出版協会

すごく手先が不器用なので、自分でやろうと思わないけど「木彫りって、入門できるんだー」と思いました。

 

「NHK大英博物館」日本放送出版協会

1~6まであります。こういうのは、図書館ならではの醍醐味ですよね。なかなか個人で買えません。

 

「芝生を楽しむマイガーデン(小さなスペースに美しさと広がりを)」日本放送出版協会

芝生の庭、憧れます。が、まずは雑草取りから…。

 

「子どもを夢中にさせる魔法の朗読法(NHKアナウンサーに教わる『読み聞かせ』のコツ)」山田敦子 日東書院本社

ふむふむ。読みたい本がいっぱいありますね。

 

 

 

今日はこの辺りで。

ここで残念なお知らせなのですが、昨日の祝日開館の振り替えで休館日となります。また、明日以降ご来館くださいー。

図書館閉館時には、入り口にお休みフクロウくんボードがかかっています。またきてね。

図書館閉館時には、入り口にお休みフクロウくんボードがかかっています。またきてね。

 

あ、本の返却は入り口横の返却ポストにてできますよー。

 

 

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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