今日は何の本? 3月24日(2016) 壇ノ浦の戦いの日とか、町内の小学校の卒業式です。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月24日はこんな日です。

 

人力車発祥の日、ホスピタリティ・デー、世界結核デー、マネキン記念日、壇ノ浦の戦いの日、かつお節の日(削り節の日)(毎月)、キャラボの日(毎月)、地蔵の縁日(毎月)、愛宕の縁日(毎月)

 

 

平家物語のクライマックス、源氏と平家の最終決戦、壇ノ浦の戦いに決着がついた日でした。

歴史の授業や、国語の授業でこの話が好きでした。

というのは、ゲームセンターにあった、ナムコの「源平討魔伝」というゲームのインパクト、妖しい美しさ、そこで暴れまわる義経や弁慶などのキャラクターに興味を持ったボクは、関係する本をどんどん読みました。勉強ではなく、ただ気になるから読んでいるだけなのですが、興味があって自分から選んでいる本は、楽しく読めるんですよね。

「いかに読んでもらうか」とは、いかに読書を楽しんでもらうか。

 

お腹が減ったらごはんを食べるように、知りたいなと思ったら本を読んでもらえるよう、知的好奇心が満たせるように、ご飯の中身が成長や身体の維持、健康のために必要なように、本も、知性と教養と心の成長や暮らしの向上に必要ですよね。

 

 

※【壇ノ浦の戦いの日】

1185年(元暦2年)のこの日、長州沖の壇ノ浦合戦で源義経が率いる源氏の水軍が平家軍を破った。

この合戦により平家一門が滅亡する。

平教経に追われた義経が、船から船へと飛び移る「八艘飛び」でも知られる。

ところで運動会や年末の紅白歌合戦で紅組と白組とに分かれて競うのは

源平合戦(赤旗=平家、白旗=源氏)からの流れである。

 

紅組と、白組に分かれるのは、そんなところに由来があったとは…。まさか、知らないうちに平家の軍勢、源氏の軍勢に組み込まれていたとは…。

そんな事実に、いまごろ衝撃を受けるとは…。ちょっと面白いです。

 

それはともかく、義経好きのボクにぴったりの一冊が、鹿追町図書館にありました。ラッキー。

 

「源平ものしり人物事典(「義経」と106人のビジュアル・エピソード)」泉秀樹 文芸社

知らなかったけど、ボクが読みたかった本です。

 

今日はこの辺りで。

本日は午前10時から午後6時まで、開館していますよー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。