今日は何の本? 4月4日(2016) 沖縄県誕生、獅子の日、おかまの日、トランスジェンダーの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

4月4日はこんな日です。

 

シシリアンライスの日、トランスジェンダーの日、沖縄県誕生の日、交通反戦デー、

ピアノ調律の日、写真シールの日、あんパンの日、どらやきの日、ヨーヨーの日、

獅子の日、オカマの日、おなべの日、脂肪0%ヨーグルトの日

 

 

みなさん、何の日が気になりましたか?

 

ボクは沖縄県誕生の日というところが気になりました。

沖縄に住んでいる方や、沖縄好きな方とFacebookで繋がっていると、いつも沖縄を思い出すきっかけなりますよね。

 

※【沖縄県誕生の日】

1879(明治12)年、琉球藩を廃し沖縄県とすることが布告され、当時の琉球王国に明治政府が軍隊と警察力を投入して首里城の明け渡しを迫り、「沖縄県」の設置を宣言した。

 

沖縄は、日本の中でもまた違った歴史を歩んでいる場所なのですね。

 

気になったのが、こちら。

「南北の塔(アイヌ兵士と沖縄戦の物語)」橋本進 草土文化 1981年刊行

この対極にある地を、人が結んだときにどんなことが起きていたのか。

 

「沖縄線二十四歳の大隊長(陸軍大尉伊東孝一の戦い)」笹幸恵 学研パブリッシング 2015年刊行

二十四歳の彼が背負っていたものの重たさは、平和な世に生まれた二十四歳の時の僕にはわからなかったと思います。今、読むべきか。

 

「日本最後の戦い(沖縄戦記録写真集)」月刊沖縄社 1981年刊行

これも、忘れるべきではありませんね。

 

「好きになっちゃった沖縄(元気をくれる南の風の島々フリーク旅)」下川裕治 双葉社 1988年刊行

『真剣に受け止めなければならない沖縄』と、『あっかるーい南国、沖縄』という二つのイメージが、ボクの中であります。

沖縄、いいところなんだろうなー。いつか行きたいです。

 

「知る沖縄(豊富な写真・図解ですぐに丸わかり!)」木村司 朝日新聞出版 2015年刊行

行く時はこれを参考にしようかな。

 

 

 

※【おかまの日、おなべの日】

3月3日の女の子の節句と5月5日の男の子の節句の中間の日であることから。

ちなみに、おすぎとピーコの誕生日は1月18日。ピーコが兄である。

 

ピーコが兄さんだったのですね。知らなかった。たぶんだけど、来年の今日も同じことを思う気がする。たぶん。

 

「日本のおかま第一号」野地秩嘉 メディアファクトリーダ・ヴィンチ編集部 1999年刊行

図書館、すごい本があるなー。

 

※【トランスジェンダーの日】

1999(平成11)年2月に性同一性障害者の自助グループ・TSとTGを支える人々の会が制定。

「男と女」だけではとらえきれない性の多様性について、広く社会的な理解を深める日。

「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより、

「おかま=トランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、

当事者の間で日附を変更もしくは廃止すべきという声が上がっている。

 

なんと、難しい問題に発展していました。

 

「性同一性障害(性転換の朝)」吉永みち子 集英社 2000年刊行

「Search~きみがいた(GID{性同一性障害}ふたりの結婚)」平安名祐生 徳間書店 2000年刊行

生まれる前から、男か女かに分けられる世の中で、法律や多数の区分の中にいない方の葛藤や困難は、いかばかりなのか。

 

 

 

うってかわって、「獅子の日」でした。

※【獅子の日】

「し(4)し(4)」の語呂合せ。

 

「おのれシーマ! 獅子身中の虫め!」と、いう声が頭の中にリフレイン。

あ、大好きなガンダムのワンシーンからでした。

ボクのお宝です。

ボクのお宝です。

右に見えるのが、組み立て前のイノエ・ジールです。もったいなくてなかなか開けられないYO!

右に見えるのが、組み立て前のノイエ・ジールです。もったいなくてなかなか開けられないYO!

 

 

「そうだ」と思い、好きなガンダムの本を蔵書で探しました。

20冊あります。多いのか、少ないのか。

20冊あります。多いのか、少ないのか。

 

むむむ、0083がないのはともかく、名作、「逆襲のシャア」がない…。

なんとも残念なラインナップ…。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

本日は休館日ですが、本の返却は返却ポストがご利用いただけます。正面玄関の右側に、投入口がありますよー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。