おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州で地震が続いています。
今後一週間は地震が続く可能性がある、という専門家の恐ろしいお話もあります。
今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
4月17日はこんな日です。
ハローワークの日、職安記念日、恐竜の日、飯田・下伊那の日、五平もち記念日
少年保護デー、なすび記念日
安全の日(毎月)、いなりの日(毎月)
「『58歳から65歳』こそ使えるハローワーク徹底活用術!」日向咲嗣 朝日新聞出版社 2012年刊行
年金が減って消費税が上がろうというこのご時世、所得は大事ですね。
「江戸のハローワーク(現代の職業のルーツは江戸時代にあった)」山本真吾 双葉社 2012年刊行
士農工商、確かに。
※【恐竜の日】
1923年(大正12年)にアメリカの動物学者ローイ・チャップマン・アンドルーズが
ゴビ砂漠へ向けて北京を出発した日。
その後5年に及ぶ旅行中に恐竜の卵の化石25個を世界で初めて発見し、
恐竜研究の先駆けとなった。
ちなみに「恐竜」という言葉は誤訳から生まれたもので、
本来は「巨大竜」とでも訳すべきものだったとか。
「恐竜」は、いい漢字が当たってますよね。
「午後の恐竜」星新一 新潮社
ボクの好きな星新一さんの作品です。11篇の短篇が収録されていて、ショートショートではないけど、評価の高い本です。まだ読んでないかも…。星新一さんも作品が多くて、どれを読んだかわからなくなるということがよくあります。
「ジオパークへ行こう!(火山や恐竜にあえる旅)」林信太郎 小峰書店 2015年刊行
これは、各地のジオパークを紹介したものです。鹿追町もジオパークに認定された町のひとつです。
ジオパークって、なに?
日本ジオパークネットワークのホームページより、
ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産、たとえば、地層・岩石・地形・火山・断層などを含む自然豊かな「公園」のことです。山や川をよく見て、その成り立ちに気付くことに始まり、生態系や人々の暮らしとのかかわりまでをつなげて考える場所です。足元の岩石から頭上の宇宙まで、数十億年の過去から未来まで、海や山の大自然からそこに暮らす生き物と人々までを一つにして考える。つまり地球を丸ごと考える場所、それがジオパークです。
スケール感があって、一口で飲み込めませんが、思い切って要約すると、珍しい自然のある公園がジオパークということで、「あそこがジオパーク!」と言われたら、「珍しい自然現象がある場所なんだなー」と思えばいいみたいです。違ったら、関係者の方、ご指摘くださいね。
「恐竜の飼い方(『もしも?』の図鑑)」土屋健 実業之日本社 2013年刊行
もし、あなたのお子さんののび太君が、こっそり押し入れで恐竜を飼っているところを見つけたときにお役立てください。
※【飯田・下伊那の日,五平もち記念日】
「し(4)もい(1)な(7)」の語呂合せ。
長野県飯田・下伊那地方の特産である五平もちをPRする日。
五平もちがタイトルに入った本はうちの図書館になかったので、「飯田」で検索。
「十津川警部飯田線・愛と死の旋律」西村京太郎 集英社 2011年刊行
西村御大にお会いできました。
※【なすび記念日】
冬春なす主産県協議会が2004年に制定。
「ヨ(4)イ(1)ナ(7)ス」の語呂合わせ、4月が冬春ナスの最盛期であること、
4月にナスが好物であった徳川家康に献上されていたこと、
徳川家康の命日が旧暦の4月17日であることによる。
「ナスの絵本」やまだきよし 農山漁村文化協会 1997年刊行
子どもの頃は嫌いだったなすが、今はむしろ好きになりました。
※【安全の日】(毎月17日)
兵庫労働基準局が制定。
阪神淡路大震災の後は復旧・復興現場等で死亡災害が多発し、
震災前に比べて死亡災害が2年連続して50%増加するという事態が続いたため、
労働災害多発を防止する為の対策として、震災発生日の毎月17日を
「安全の日」と定めた。
「ハイパーレスキュー災害現場へ走れ!」深光富士男 佼成出版社 2013年刊行
二次災害が起こりませんように…。
本が図書館内で見つからないときに、出版年が古い本など、別の場所にあることがありますのでスタッフまでお声かけくださいね。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館です。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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