おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
九州での地震、早く落ち着いてほしいです。
今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
4月27日はこんな日です。
絆の日、駅伝誕生の日、哲学の日、悪妻の日、婦人警官記念日、国会図書館開館記念日、ロープデー、
※【絆の日】
人と人との「絆」を大切にと兵庫県神戸市の株式会社アートファーマーが制定。
「絆」は社会を支える上での基本的なものとして、その重要性を広く社会にアピールするのが目的。
日付は絆を忘れないようにと勿忘草の月である4月と27を絆の「つな」と読む語呂合わせから。
「人間の絆」サマセット・モーム 新潮社 1981年刊行
これは、ボクも一度は読んでおきたい作品ですが、なかなか手が出ないです。敷居が高い?
「流星の絆」東野圭吾 講談社
東野圭吾さん、うちの図書館でも人気です。
「戦地から愛のメッセージ(400通の絵手紙にこめられた家族の絆、平和の尊さ)」伊藤半次 文芸社 2014年刊行
これは、泣きます。
※【駅伝誕生の日】
1917年(大正6年)のこの日、京都の三条大橋から、東京間508kmを通して走る、
東海道五十三次駅伝競走がはじまった。
「駅伝」の言葉が初めて使われる。
「『箱根駅伝』不可能に挑んだ男たち」原島由美子 ヴィレッジブックス 2007年刊行
これは、熱くなりますね。
「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」原晋 アスコム 2015年刊行
去年と、今年のお正月に、青山学院大学の躍進、話題になりましたね。
「ワクワク大作戦」・「ハッピー大作戦」で、楽しく走って圧倒的に勝ってしまうというすごいお話です。楽しんでうまくいってしまうという、新しい時代が走ってきました。
※【哲学の日】
紀元前399年、ギリシアの哲学者・ソクラテスが、時の権力者から死刑宣告を受けて、
刑の執行として獄中で毒を飲んで亡くなった。
アテナイ(現在のアテネ)で活動し、対話的問答を通じて相手にその無知(無知の知)を
自覚させようとしたが、アテナイ市民には受け入れられず、告発され死刑判決が下された。
友人クリトンや弟子たちは脱獄を勧めたが、「悪法も法」だと言って毒杯を煽ったのだった。
享年70歳
「ソクラテスはなぜ裁かれたか」保坂幸博 講談社
そうですよね。問答をするだけで死刑になるというのは、権力の横暴ですよね。確かに、なぜ裁かれたのか、しっかり捉えたいところです。
「哲学・論理用語辞典」思想の科学研究会 三一書房 2012年刊行
すこし勉強しようかな。
「魅せるひとの極意(愛読書に一流の哲学をみる!)」asta編集部 ポプラ社 2009年刊行
憧れるタイトルです。
「戦場の哲学者(戦争ではなぜ平気で人が殺せるのか)」J.グレン・グレイ PHP研究所 2009年刊行
これは、平和を求める上でみんなで考えるべきことですね。人を殺したい人なんていないです。
「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する(絶対に失敗しないビジネス経営哲学)」島田紳助 幻冬舎 2007年刊行
島田司会者の著作です。ボクは外食ではついつい大盛りを頼んでしまいます。
「『ザクとうふ』の哲学(相模屋食料はいかにして業界No.1となったか)」鳥越淳司 PHP研究所 2014年刊行
おお! これは…。
ザクとうふって、ご存知ですか?
アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する、地球連邦へ独立戦争を仕掛けたジオン公国の開発した、初期主力モビルスーツ、MS-06「ザク」。
マニアは、主役のはずのガンダムより、ザクを好んでいたりします。
そんなザクをパッケージでかたどった、ザクとうふが大ヒットしました。
れっきとしたとうふではありますが、食品なのか、キャラクターグッズなのか、いろんな喜ばれ方がありますね。
※【悪妻の日】
ソクラテスの妻が悪妻として有名であることから。
しかしソクラテスは「悪妻と結婚したから哲学者になれた」との名言も残している。
妻はクサンチッペ。不思議な語呂ですね。久々に思い出しました。
「悪妻に捧げるレイクエム」赤川次郎 角川書店
レクイエムとは、鎮魂歌。悪妻、ピンチなのか。
※【国会図書館開館記念日】
1897(明治30)年、「帝国図書館官制」が公布、1872(明治5)年に書籍館として
創設された東京図書館が「帝国図書館」と改称され、欧米の国会図書館に倣って
整備拡充を図ることとなった。
1947(昭和22)年12月4日に国立図書館と改称、1949年に国立国会図書館支部上野図書館とされ、
蔵書は国立国会図書館中央館に引き継がれた。
図書館のご先祖の誕生日でした。おめでとうございます!
※【ロープデー】
「よい(4)つ(2)な(7)」(良い綱)の語呂合せ。
「アウトドアのロープワーク(結びの基本&目的別活用法)」小暮幹雄 ナツメ社 1988年刊行
「イラストでわかるひもとロープの結び方百科」小暮幹雄 新星出版社 1995年刊行
「ガーデニングのロープ・ハンドブック(庭づくりに役立つロープの結び方がひと目でわかる)」小暮幹雄 誠文堂新光社 2013年刊行
なんと、小暮幹雄さんの著作が続きます。ロープ結びの大家なのですね。
「なわ(ロープ 紐・糸)結び 職人の手技を盗み取る本」おほつき四郎 総合科学出版 1979年刊行
おほつき四郎さんも書いていました。本名? ペンネーム?
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、来てねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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