おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は関東地方で地震がありました。
起きてほしくない地震ですが、残念ながら今の科学では地震を起きないようにはできません…。
せめて、できることをやっておかなくてはということで地震への備え、身を守る本を紹介しています。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
5月17日はこんな日です。
高血圧の日、世界電気通信の日、パック旅行の日、生命・きずなの日、
自然保護の日
※【高血圧の日】
特定非営利活動法人日本高血圧学会と日本高血圧協会が、
高血圧の予防などの啓蒙活動を目的に制定。
人間ドッグの結果が気になる年齢になりました。
「高血圧、糖尿病が気になる人の『減塩』ワザ(塩分を減らせば、病気にならない!)」岩崎啓子 PHP研究所
高血圧の予防の秘訣は、毎日の食事にありそうです。
市販のお弁当についてる醤油のちいさなパック、全部かけると多いのですが、余しても邪魔なので全部かけてしまっているけど、それはやめた方がいいですね。
※【パック旅行の日】
1961(昭和36)年、イギリスで世界初のパック旅行が行われた。
パック旅行の日でした。
「知って得するパック旅行の裏表」金沢克彦 清風堂書店出版部 2002年刊行
ちゃんと、そういう本がありました。
インターネットでホテルも飛行機も簡単に予約できる時代ですが、ホテルと飛行機をまとめてパックでとると、飛行機代より安くなったりすることもあります。不思議なのですが、きちんと理由があるみたいです。
※【生命・きずなの日】
ドナー(臓器提供者)の存在なしには成立しない移植医療。
それは自らの生命のかわりに、他人の生命を救う「ギフトオブライフ」の
精神を持つドナーと、その家族の善意によって支えられている。
新緑の生命萌え立つこの時期(5月)に、
ドナー(17日)とその家族が社会的に深く理解され、生命の大切さ、
生命のきずなを多くの人が考える日にと、
日本ドナー家族クラブ(JDFC)が制定した日。
「もっと生きたい! (臓器移植でよみがえった命)」池田まき子 岩崎書店
「臓器は『商品』か(移植される心)」出口顕 講談社
2冊並べてみましたが、考えてしまうタイトルです。
医療というサービスに価格、値段があります。すると、臓器も商品となってしまうのか。
今の社会では、そうならざるを得ないと思う。ただ、売り物だと言ってはいけない気がします。クローン細胞なども、どこまで許されるのか。科学技術が進歩して、例えば、視力が悪いときに、自分のクローンではやっぱり同じ視力なので、目のいい人のクローン細胞を使う。
この辺は、ありなのかなという気もしなくもないです。
しかし、もっと技術が上がって、声のいい人のクローン細胞、頭のいい人の脳のクローン細胞、となってきたら、どこから線を引くのか。
なるほど、ここまで書いて、星新一さんやSF作家さんを思い出しました。こういう疑問から発想して作品を作っているのかな。なにかが垣間見えた気が…。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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