今日は何の本? 6月2日(2016) 路地・裏切り・ローズ・おむつの日とか。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

突然起こる、災害、起きてほしくないけど、忘れたころに思いもよらないところで起きてしまう地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月2日はこんな日です。

 

横浜港開港記念日、長崎港記念日、うらぎりの日、路地の日、むずむず脚症候群の日、

オムレツの日、おむつの日、ローズの日、甘露煮の日、イタリアワインの日

 

みなさん、なにが気になりましたでしょうか。

「うらぎりの日」って、どういうこと? とボクは思いました。

 

※【裏切りの日】

1582(天正10)年、本能寺の変で、織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、

本能寺で自害した。

中国の毛利攻めに難儀している羽柴秀吉の応援を命じられた明知光秀は、

進軍の途中で道を変更し、本能寺の織田信長を襲った。

襲撃を知った信長は近侍の森蘭丸に誰の襲撃か尋ね、光秀と聴くと

「是非もなし」と応えて自害したと、『信長公記』に伝えられている。

 

つまり、「本能寺の変」が起きた日でした。なるほど。

 

炎上するお寺の中で、信長は最期に能か何かを舞ったような歴史アニメの映像を見た記憶がありますが、「いくら信長がすごくても最後にこんなことはしないだろう」と思っていましたが。

何冊か、蔵書を探してみました。

 

「本能寺」池宮彰一郎 毎日新聞社

「本能寺の変」津本陽 講談社

「『本能寺』の真相」姉小路祐 講談社

「信長政権(本能寺の変にその正体を見る)」渡辺大門 河出書房新社

 

このテーマは多くの人を惹きつけるので、研究も創作もたくさんあり、虚実がないまぜになっています。

ここまで書いていて思ったのは、信長の日本の歴史に与えた影響はとても大きいということと、その最後までドラマチックすぎる、ということでした。

 

「信長公記」太田牛一 角川書店 1984年刊行

骨太の一冊、ありますぞ。

 

 

路地の日でした。

※【路地の日】

長野県下諏訪町の「路地を歩く会」が、路地の良さを見直そうと制定。

「ろ(6)じ(2)」の語呂合せ。

 

ふむふむ。

 

「日本の路地裏100」佐藤秀明 ピエ・ブックス

なかなかぴったりの本がありました。読書で気軽に旅に出られる一冊ですね。

 

 

ローズの日でした。

※【ローズの日】

6と2の語呂合わせと、6月は薔薇がもっとも美しい季節であることから、

薔薇をこよなく愛する人のための日をと、奈良県香芝市にある薔薇の雑貨ショップ「フレンチレース」が制定。

部屋を薔薇で飾ったり、ローズ風呂を楽しもうと提案している。

 

「ローズガーデンデザイン(丈夫なバラで楽しむ庭づくりのコツ)」白砂伸夫 淡交社

北海道では、バラはこれからですが一冊紹介。

 

 

※【おむつの日】

おむつを通じてすべての赤ちゃんの幸せで健やかな成長について考えてもらおうと、

赤ちゃん用の紙おむつ「GOO.N(グ~ン)」を製造するエリエール大王製紙株式会社が制定。

赤ちゃんとのコミュニケーションツールにと絵本も発刊する。

日付は6月2日で「062」を「おむつ」と読む語呂合わせから。

 

「トイレ上手な子どもになれる本(おむつはずれからはじまるトイレの悩みをまるごと解決!)」辰巳出版

おむつの後は、トイレトレーニングが始まりますね。よろしければお役立てください。

 

 

なにか気になる本、ありましたでしょうか。

今日はこの辺りで。

 

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。良かったら、お越しくださいねー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。