おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
突然起こる、災害、起きてほしくないけど、忘れたころに思いもよらないところで起きてしまう地震への備え、身を守る本を紹介しています。
「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行
「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行
「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行
「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行
「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行
いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
6月3日はこんな日です。
測量の日、雲仙普賢岳祈りの日、ウェストン祭
※【測量の日】
建設省(現在の国土交通省)、国土地理院等が1989(平成元)年に制定。
1949(昭和24)年、「測量法」が公布された。
測量・地図への幅広い理解と関心を深めてもらうことを目的としている。
「地図と測量のQ&A」日本地図センター
まさに、今日のテーマにぴったりの本です。これがあってよかった。
「伊能忠敬(測量に歩いた距離は地球一周分)」藤原稔裕 草土文化
何度か紹介している伊能忠敬さん。マンガ大江戸パワフル人物伝の一冊です。
※「伊能測量隊まかり通る(幕府天文方御用)」渡辺一郎 NTT出版
作り上げた地図もさることながら、どうやってあんな地図を作ったのか、日本各地を巡った様子、気になってきました。良く歩けましたよね。
【雲仙普賢岳祈りの日】
長崎県島原市が1998(平成10)年から実施。
1991(平成3)年、雲仙普賢岳で大火砕流が発生した。
避難勧告地区内で警戒中の消防団員、警察官、取材中の報道関係者等が巻き込まれ、死者40人、行方不明3人という犠牲者を出した。
「火をふく山のふもとで(普賢岳の噴火にたちむかう子どもたち)」真鍋和子 汐文社 1996年刊行
地震だけでなく、火山の噴火の脅威も日本列島にはつきまといます。
ボクは、『火砕流』という言葉を普賢岳の事故ではじめて聞きました。津波もそうだけど、恐ろしいスピードで迫ってくる映像、まさにカメラマンが命がけで残してくれた警鐘となっています。
※【ウェストン祭】
イギリス人宣教師で日本アルプスを初めて踏破した日本近代登山の祖、ウェルター・ウェストンを偲んで、長野県上高地の梓川河畔にあるウェストン碑の前で献花、記念講演、合唱等が行われる。
「日本アルプス殺人事件」森村誠一 角川書店
なんだかスケールの大きな殺人事件がおきていました。
本格推理小説、あなたは、犯人のアリバイを崩せるか?
ボクは一度も崩せたことがありません。いつも読んで驚くだけでした。
なにか気になる本、ありましたでしょうか。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までに加え、金曜日なので一時間延長して7時までの開館です。良かったら、お越しくださいねー。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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