今日は何の本? 6月4日(2016) 侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー・虫・蒸しの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

突然起こる、災害、起きてほしくないけど、忘れたころに思いもよらないところで起きてしまう地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月4日はこんな日です。

 

侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー(International Day of Innocent Victims of Aggresion)

虫の日、ムシの日、土地改良制度記念日、ローメンの日、虫歯予防デー、蒸し料理の日、蒸しパンの日

 

※【侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー】

(International Day of Innocent Children Victims of Aggression)

国連が主催。国際デーの一つ。

 

「ベトナム戦争(民衆にとっての戦場)」吉沢南 吉川弘文館 1999年刊行

他国で起きたことにも学ぶべきなのでしょう。ベトナム戦争というと、ボクは枯葉剤の使用による被害が連想されますが、それだけの知識ではいけないのかもしれません。

 

「左手がなくてもぼくは負けない!(カンボジア、地雷と子どもたち)」高橋うらら 学研教育出版

地雷の被害は戦う者たちだけではなく、罪のない子どもたちに及んでいます。

 

気になった本をもう一冊。

「ウミガメと少年」野坂昭如 スタジオジブリ

野坂昭如さんの戦争童話集です。野坂さんと言えば、火垂るの墓が良く知られています。夏になるとテレビアニメーションが放送されますが、つらくて最後まで観られません。戦争ダメ。

 

 

※【虫の日】

6月4日の語呂合わせから。

手塚治虫氏らの呼びかけで設立された日本昆虫クラブが

「虫が住める街づくりを」と制定。

子供の頃から大の虫好きであった手塚治虫が、本名と昆虫のオサムシを掛けて、

ペンネームを「治虫」としていたのは有名な話。

 

「生物学の旅(始まりは昆虫採集!)」岡田節人 新潮社

みんな、夏休みには虫かごを持って出かけました。

 

「庭にきた虫(いのちのドラマを親子でみる)」佐藤信治 農山漁村文化協会

生まれて、子につないで、死んでいくという生命の営みを小さいころから知るのは必要なことかと。

 

※【ムシの日】

独立国・カブトムシ自然王国の福島県常葉町振興公社と、

害虫駆除団体である日本ペストコントロール協会により制定。

6月4日の語呂合わせによる。

 

北海道では断然クワガタですが、十勝でもまだ氷点下の地域があったりして、虫も震えます。

汗腺がないと震えないのかな?

「昆虫の事典」古川晴男 東京堂出版

これを読めばわかるかな。

 

 

※【土地改良制度記念日】

1949(昭和24)年、「土地改良法」が制定された。

土地改良とは、農地の生産力を高める為に、他所から性質の違う土を運んでくる「客土」や、区画整理・施設整備等を行うことである。

 

「わたしたちの郷土(教科書にみる郷土の土地改良)」第七回全国土地改良大会運営委員会 1984年刊行

農業は土が命です。

 

 

※【ローメンの日】

長野県伊那市の商工会議所が制定。

「む(6)し(4)」(蒸し)の語呂合せ。

ローメンとは、羊の肉と蒸した固めの中華麺を独特のスープで煮込んだもので、

長野県伊那市の名物となっている。

 

これは食べたことがなかったです。というか、知らなかったです。

 

「食べ物はじまり事典」学研

これに載っているのだろうか…、ローメン。

 

※【虫歯予防デー】

1928(昭和3)年から1938(昭和13)年まで日本歯科医師会が実施していた記念日。

「む(6)し(4)」の語呂合せ。

現在は4日~10日の「歯の衛生週間」になっている。

 

「虫歯のない子に育てる親の習慣(乳歯期の今が、大事です!)」大沢一雄 中経出版

小さいころから、予防に取り組むのが一番ですね。

 

※【蒸し料理の日】

好みの野菜や魚、肉などを蒸して食べる「蒸ししゃぶ」「鉄板蒸し」「レンジ蒸し」などの蒸し料理。

蒸し料理のつけダレとして人気のぽん酢などを製造販売する愛知県半田市に本社を置く株式会社ミツカンが制定。

蒸し料理は余分な油をとらずにすむ、野菜をたくさん食べられる、素材の栄養素を逃さずにとれるなどの利点から人気を集めている。

日付は6と4で「蒸し」と読む語呂合わせから。

 

「蒸し器・せいろでつくる絶品! 蒸し料理の感動レシピ」村田裕子 成美堂出版

蒸し料理、したことないな…。

 

「かぶせて蒸すだけ! フタ蒸しレシピ」岩崎啓子 河出書房新社

こちらはさらにカンタン! これならできるかも。

 

 

※【蒸しパンの日】

こどもたちにも食べやすい蒸しパンを、朝食やおやつなどにもっと食べてもらおうと

「チーズ蒸しパン」で知られる北海道札幌市の日糧製パン株式会社が制定した日。

日付は6と4で蒸しパンの「蒸し」と読む語呂合わせから。

 

「蒸しパン屋さんの蒸しパンレシピ(卵も油脂も使わないふんわり、しっとり生地)」斎藤佳美 ルックナゥ

こちらもおいしそう。

チーズ蒸しパン、最初に食べたとき、こんなおいしいものがあるのか、とボク的に大ヒットでした。

 

 

 

なにか気になる本、ありましたでしょうか。

今日はこの辺りで。

 

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。良かったら、お越しくださいねー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。