今日は何の本? 6月10日(2016) 時・商工会・路面電車・緑豆・夢の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

熊本の余震、まだ震度5強を警戒してくださいと、気象庁より発表がありました。身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月9日はこんな日です。

 

時の記念日、商工会の日、路面電車の日、ミルクキャラメルの日、歩行者天国の日、

社会教育法施行記念日、無糖茶飲料の日、緑豆の日、夢の日、

 

 

※【時の記念日】

東京天文台と生活改善同盟会が1920(大正9)年に、

「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定。

「日本書記」の天智天皇10(西暦671)年4月25日(新暦6月10日)の項に、

漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。とあることから。

「漏刻」とは水時計のことである。

 

「時計のひみつ」田中久志 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室

学研のひみつシリーズです。そういえば、ほぼ狂うことなく時を刻む時計ってすごいですよね。

 

 

※【商工会の日】

全国商工会連合会が1985(昭和60)年に制定。

1960(昭和35)年、「商工会組織等に関する法律」が施行された。

 

「鹿追町商工会記念誌(商工会法制定50周年)」鹿追町商工会 2010年刊行

わが鹿追町の商工会の記念誌です。まさにこの法律の50周年を記念して作られたので、今日にぴったりです。

 

 

※【路面電車の日】

1995(平成7)年のこの日に、路面電車を持つ自治体が開催した「路面電車サミット」で制定。

「ろ(6)でん(10)」(路電=路面電車の略)の語呂合せ。

 

「地下鉄・路面電車」フレーベル館 1996年刊行

わが鹿追町には地下鉄や路面電車はないので、ちょっとなじみがないですが、だからこそ知っておきたい鉄道の図鑑です。

 

 

※【ミルクキャラメルの日】

森永製菓が2000(平成12)年3月に制定。

1913(大正2)年、森永製菓が「森永ミルクキャラメル」を発売した。

それまでは1899年の創業以来「キャラメル」とだけ書いて販売していた。

バラ売りで1粒5厘。当初は、タバコの代用品としておとな向けにつくられた

 

えっ!

おとな向け?

タバコの代用品?

知らなかった…。

 

「キャラメルの値段(昭和30年代・10円玉で買えたもの)」市橋芳則 河出書房新社

森永製菓は創業120年くらいになりますか、すごい。昭和をはるか遡ります。

 

「母のキャラメル(ベスト・エッセイ集)」文芸春秋 2001年刊行

こういう、タイトルだけで読む前からいろいろな物語を想像してしまう本、好きです。

そのときは何気なかった、でも後から思い起こすと大切な想い出。ありますよね。

 

 

※【歩行者天国の日】

1973(昭和48)年、初の歩行者天国が実施された。

 

「繁盛商店街の仕掛け人(街に人を呼び込んだ全国成功事例20)」鶴野礼子 ダイヤモンド社

帯広市の例も載っています。すごい。

 

 

※【社会教育法施行記念日】

1949(昭和24)年、「社会教育法」が公布・施行された。

 

「図書館の時代がやってきた(社会教育から『まち・むら』図書館への50年私史)」山本哲生 教育史料出版会 1999年刊行

これは読んでおきたい…。

 

 

※【無糖茶飲料の日】

無糖茶飲料メーカー・伊藤園が制定。

「無(6)糖(10)」の語呂合せ。

 

なるほど、語呂合わせに納得です。

 

「お茶でやせる(飲むだけでダイエットにはずみがつく)」主婦の友社 1998年刊行

コーラとか、よく飲む方はそれをお茶にするだけでやせます。うん。

 

 

※【緑豆の日】

「りょく(6)とう(十)」の語呂合せで緑豆再発見委員会が制定。

 

「ジャックと豆の木(イギリスのむかしばなし)」アンドレ・フランソワ 西村書店

有名なお話ですよね。

あれ?

最後、どうなったんだっけか…。

 

 

※【夢の日】

夢をかなえてくれた人(夢の実現に力を貸してくれた人)に感謝し、

自分の夢について考え、語り合う日をと、香川県直島の女性が制定した日。

日付は6と10で「夢中」(むちゅうをむじゅうと読む語呂合わせ)

「夢は叶う」(む+10の字の形)などにちなんでいる。

 

「子どもの夢を追って(エリック=カール自伝)」エリック=カール 偕成社 1992年刊行

エリックカールさん…。あ、はらぺこあおむし!!

 

「夢をかなえる100の言葉」ウォルト・ディズニー ぴあ 2003年刊行

ディズニーと夢ほど、納得のいく組み合わせはないかも。

 

「夢を実現するチカラ」日野原重明 扶桑社 2003年刊行

日野原さんの言葉も、深みがあります。

 

「不良少年の夢(全国から集まってきた高校中退者や不登校生と共に戦う元不良だった教師の熱き挑戦!)」義家弘介 光文社

ヤンキー先生、今は参議院議員です。アツい。

 

「夢をかなえる勉強法」伊藤真 サンマーク出版

伊藤さんは弁護士であり、勉強も、勉強を教えるのも得意な方です。この本もいいですよ。

 

「夢・続投!(マスターズ甲子園)」重松清 朝日新聞社

これもアツい。マスターズ甲子園とは、「出身校」という枠でチームを組んで甲子園を目指す大人の甲子園大会です。小説ではなく、多くの「おっさん」たちを取材した、昔の夢を取り戻す熱くなれる一冊です。あ、性別も不問の大会です。

 

「童話づくり(あなたの夢を創ってみませんか)」立原えりか 青春出版社 1980年刊行

これも気になる。勝手に童話を書いてみようかな。

 

「夢はどうしてかなわないの?」大野正人 汐文社 2015年刊行

こども向けかと思いきや、大人が読んでも心にグサッとくる内容です。すぐ読めて、大切なことを思い出します。子育て世代には親子で読んでほしい本です。超おすすめ。タイトルが気になったら読んで!!

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して、午後7時まで開館です。寄っていってくださいねー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。