今日は何の本? 6月11日(2016) 国立銀行設立・雨漏り点検・傘・梅酒の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月11日はこんな日です。

 

 

国立銀行設立の日、雨漏り点検の日 、梅酒の日、傘の日

 

※【国立銀行設立の日】

1873(明治6)年、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)

が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。

「国立」という名前がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、

実際には民間の銀行だった。

国立銀行はすべて第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ばれた。

第四銀行、七十七銀行等、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。

 

「大合併(小説第一勧業銀行)」高杉良 講談社

経済小説と言えば高杉良さん。今日にぴったりのテーマです。

 

「妄想銀行」星新一 新潮社

星新一さんのショートショートです。ボクの家にもあったかな…。

 

「銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術」高橋忠寛 日本実業出版社 2015年刊行

むむむ、これはちょっと聞いてみたい。

 

 

※【雨漏りの点検の日】

全国雨漏検査協会が1997(平成9)年4月6日に制定。

本格的な梅雨のシーズンを前に、うっとうしい雨漏りの被害にあわないようにと

建物の雨漏りの点検をする日。

 

「心が雨漏りする日には」中島らも 青春出版社

なんだかしんどい日、ありますね。

 

「雨を呼ぶ男」スージー・マローニー 早川書房 1998年刊行

4年間雨が降らない街。なにかがおかしい。どうなっているのか。このままでは、農業で暮らしているこの町に誰も住めなくなってしまう。

「雨を降らせる」という触れ込みの男を呼び寄せ、街を覆う異常現象に立ち向かうが…。

 

 

※【傘の日】

この季節の必需品である傘の販売促進を願い、傘メーカーの団体・日本洋傘振興協議会が、

1989年(平成元年)に制定した日。

暦の上の入梅にあたることから6月11日としたが、傘のPRだけでなく、

雨の日の傘の使い方などモラルの向上も訴えたという。

 

「忘れ傘」半村良 集英社 1985年刊行

なにかちょっとした心の機微を感じる、気になるタイトルです。

 

 

※【梅酒の日】

入梅の日は食中毒対策や夏バテ予防に家庭で梅酒を飲用したり、

青梅の需要期に当たることから、梅酒のトップメーカーであるチョーヤ梅酒株式会社が制定

 

梅関係の日、結構あるんですね。

 

「新梅酒・梅干し・梅料理」遠藤きよ子 グラフ社 1984年刊行

大分年季の入った本ですが、梅酒の本発見。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、午前10時から午後6時までの開館です。良かったらお越しくださいねー。

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

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