おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム
ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
7月14日はこんな日です。
ゼリーの日、ゼラチンの日、フランス革命記念日(パリ祭)、検疫記念日、ひまわりの日、ペリー上陸記念日、
廃藩置県の日、求人広告の日、内視鏡の日
※【ゼリーの日】
ゼラチンで作ったゼリーの美味しさ、作る楽しさをより多くの人に知ってもらおうと
日本ゼラチン工業組合が制定。
日付は「ゼラチンの日」である7月14日に。
また、この時期がゼラチンゼリーの消費が高まることもその理由のひとつ。
※【ゼラチンの日】
ヨーロッパで生まれ、さまざまな用途で使われるゼラチンの特性を広く認識してもらおうと、
日本ゼラチン工業組合が制定。
日付はゼラチンがフランス菓子と料理によく使われることからフランス革命の日とした。
また、この時期はゼラチンやゼリーの消費が増えることもその理由のひとつ。
「冷たいデザートレシピ(アイスクリーム シャーベット ゼリー ババロア)」脇雅世 成美堂出版
暑い夏にぴったりのレシピですね。
※【パリ祭,フランス革命記念日】
1789年、パリ市民がバスティーユ監獄を襲撃・占領し、多くの政治犯を解放した。
これがフランス革命の始まりとなった。
この日が日本で「パリ祭」と呼ばれているのは、ルネ・クレール監督の1932(昭和7)年の映画
“Le Quatorze Juillet”(7月14日)の邦訳名が『巴里祭』だったことに因む。
「ベルサイユのばら(中公コミック・スーリアニメ版)」池田理代子 中央公論社
1~12まで。
名作ベルばらがありました。ボクは読んだことはないのですが、人気がありますよね。
※【ひまわりの日】
1977年(昭和52年)に日本初の静止気象衛星「ひまわり1号」(約325kg)が
アメリカのケネディ宇宙センターから打ち上げられた。
一定の場所に静止している(ように見える)ひまわりは
いつでも地球の画像を取れるため、日本の気象予測の精度は著しく向上した。
「ひまわり」は後続機が続々と打ち上げられた。
「人工衛星のひみつ」出口由美子 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室
昔に比べて天気予報で「降る」と言われたらやっぱり降ることが多くなっているなー、と感じます。人工衛星の力が大きいですね。このシリーズは漫画なのですぐ読めますよ。
※【ペリー上陸記念日】
1853(嘉永6)年、アメリカの4隻の黒船艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、
ペリー提督が久里浜に上陸して将軍への親書を渡した。
蒸気船をお茶の銘柄・上喜撰にかけて
太平のねむりをさます上喜撰たった四はいで夜もねられず
と狂歌に詠まれるほど、江戸の街は大混乱となった。
幕府は、翌年のペリー再来に備えて品川沖に6基の砲台(台場)を作った。
翌年来航したペリーとの間で「日米和親条約」が結ばれ、日本の鎖国が終った。
現在、久里浜にはペリー記念館が設けられている。
「幕末維新を動かした8人の外国人」小島英記 東洋経済新報社
8人と言われると、誰と誰かなと考えますよね。考えてみたけど、うーん、2人目も出なかった。読むべきですな…。
※【廃藩置県の日】
1871(明治4)年、藩を廃止して県を設置する詔書が出された。
1869(明治2)年の版籍奉還で江戸時代の藩はなくなっていたが、
旧藩主がそのまま藩知事となっていた。明治政府は中央集権国家を確立するため
廃藩置県を断行し、各県に中央政府から県知事を派遣した。
当初は3府302県で、後に3府72県に改廃した。
「47都道府県・怖くて不思議な物語」平川陽一 PHP研究所
オカルト記念日が昨日だったのですが、気になりますね。
「クレヨンしんちゃんのまんが都道府県おもしろブック(特産品や歴史がよくわかる!)」臼井儀人 双葉社
見れば~。
※【求人広告の日】
1872(明治5)年、『東京日日新聞』に日本初の求人広告が掲載された。
「ヘンな求人300連発!!!(爆笑! 仰天!!)」鉄人社
あんまり考えないで読めるこういう本もいいものです。
※【内視鏡の日】
内視鏡は1950年に日本で、世界で初めて胃カメラによる胃内撮影に成功して以来、
医学の各分野で高く評価され、診断、治療に役立てられてきた。
その内視鏡医学のさらなる発展と普及を願い、財団法人「内視鏡医学研究振興財団」が制定した日。
日付は7と14で「内視(ないし)」と読む語呂合わせから。
「胃腸手術後の人の食事」川村一太 女子栄養大学出版部
なるほど、こういう本もありました。術後の療養にぜひ。
※【那智の火祭】
和歌山県那智勝浦町に所在する熊野那智大社の例大祭。
50キロもあろうかという大松明が見物。
「世界遺産吉野・高野・熊野をゆく(霊場と参詣の道)」小山靖憲 朝日新聞社
書いていて、(令嬢と産経の道)と変換されましたが、朝日でした。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、どうぞご利用くださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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