今日は何の日? 9月17日(2015)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。

 

図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月17日は、こんな日です。

 

モノレール開業記念日、台風襲来の特異日

安全の日(毎月)

これは・・・、少ないなぁ。果たして蔵書にあるかどうか。

ひとまず、モノレールで蔵書検索します。

 

あ、一冊だけあった。

「Theモノレール(すべての車両データ、キャビンデータ、編成を大公開! 普通の鉄道ではない鉄道大集合!)」

なるほど。

 

「台風」で蔵書検索。

あ、結構ある。8件あります。

 

「台風の科学」日本放送出版協会

正統派ですね。台風のメカニズムはこの一冊で網羅されていることでしょう。

 

「台風の目の少女たち」

小説のようです。内容が全く想像できないけど、作者は・・・赤川次郎さん。

よくわからないけど面白そう。2012年の刊です。

 

「ラモーナは豆台風」

主人公がラモーナで、元気いっぱいで周囲を巻き込んでいくお話と見た。あ、待てよ。(叢書名)ゆかいなヘンリーくんシリーズとなっているから、主人公はラモーナでなくヘンリーくんか。

主人公ヘンリーくんが、ラモーナに振り回されるが、憎めないキャラ、みたいな感じだろうか。作者はクリアリー。童話の作家さんでしょうか。

 

んー、「安全」で蔵書検索。

83件もある。よし。これだ。

 

「生と死の分岐点(山の遭難に学ぶ安全と危険)」

北海道でも、山での遭難が起きて、人名が失われることもあります。夏でも、天候によっては冬並みの装備が必要だったり、一つの判断が言葉通り生死を分ける、ということがあります。

 

行くのか、戻るのか、留まるのか。

登るのか、降りるのか。

その選択で生死が分かれたり、ポケットに入っていたチョコレートで助かったり、ということも聞きます。山に限らず、アウトドアが好きな方におススメの本です。

 

その次の本は・・・。

 

「自衛隊はどこへ行く(冷戦後の日本の安全保障を論ず)」

安全というテーマは、想像以上に広いですね。冷戦後、というキーワードがありますが、なるほど、1994年の刊です。

近年は、大きな地震や台風、洪水被害などの自然災害が起きて、ピンチのときに現れる自衛隊の方の頼もしさとありがたさを感じない国民はいないでしょう。東日本大震災のときの復興支援のときは、自衛隊員のみなさんは、食事をしている様子も住民には見せなかったという徹底しすぎるほどの配慮。

 

ボクもあの年、JAと役場で復興支援をしようということで、現地にお手伝いに行く機会があり、短い期間、微力ながら行ってきて現地を見ました。

僕たちは2011年の7月に行きました。

現地の様子は、教科書で見た空襲の後のようでした。いろんな建物があるはずの場所には、わずかにコンクリートの基礎が残っているのみでした。とても多くのことを感じた支援期間でした。一度に全部は書ききれないのでまず、一つだけ。

このメッセージに、胸を打たれました。

町の中で交通量が多い、道路(だったところ)に見えやすいように掲げてありました。

町の中で交通量が多い、道路(だったところ)に見えやすいように掲げてありました。

 

 

 

いろいろなことを学ばせていただきました。

いろいろなことを学ばせていただきました。

 

 

 

安全が書名に入った本は、まだまだあります。

「安全な食料は日本の大地から」

「海外安全ハンドブック大使館・領事館の安心アドバイス」

「船舶安全法関係用語事典」

「ウィンドウズXPを365日快適、高速、安全に使い切る本」

(これはもう役割を終えたな)

「シニアドライバーのための安全運転習慣10」

「絶対失敗しない土地と一戸建ての買い方 欠陥のない安全な家で暮らしたい方に」

「写真とイラストですぐわかる! 安全・やさしい介護術」などなど・・・。

 

 

鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識と安全があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。

それでは、また。

 

投稿者プロフィール

石川 誠
北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。

About

北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。 物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。 こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。