おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月10日はこんな日です。
下水道の日(全国下水道促進デー)、屋外広告の日、車点検の日、カラーテレビ放送記念日、キューテンの日、
牛タンの日、和光堂ベビーフードの日、知的障害者愛護デー、WHO世界自殺予防デー、寝具の日
※【下水道の日】(全国下水道促進デー)
建設省(現在の国土交通省)が1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」として制定。
2001(平成13)年に「下水道の日」に変更。
この頃が立春から数えて220日目ごろで台風のよく来襲する時期と言われており、
浸水対策を役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに最適であることからこの時期が選ばれた。
下水道の整備の促進について、人々の理解と協力を呼びかける為に、前後一週間に
さまざまな行事が行われる。
排水も本当に大切ですね。
「下水道のひみつ」ひろゆうこ 学研プラス出版プラス事業部出版コミュニケ―ケーション 2016年刊行
これは読んでおきたいです。
※【屋外広告の日】
全日本屋外広告業団体連合会が1973(昭和48)年に制定し、1974(昭和49)年から実施。
1973(昭和48)年、「屋外広告物法」改正法案が可決成立し、屋外広告業が明確に定義づけられ、屋外広告業者の届出制度が創立された。
1982(昭和57)年からは9月1日から10日までを「屋外広告美化旬間」とした。
屋外広告物とは、屋外に出してある広告物のことで、広告看板や電柱広告・ポスターのほか、アドバルーンやチンドン屋さんも含む。
鹿追町図書館の蔵書から、「看板」がタイトルに入っているものを検索。
「英語看板で身につく英語力」尾崎哲夫 ナツメ社
英語が読めないので英語看板は無意識に無視しているんです。むむ。
「天国に行った看板ねこ なな」なりゆきわかこ KADOKAWA
看板ですが、屋外広告とはさすがに違うかな。いや、看板ねこが町を歩いているのを見て、お客さんがお店を思い出してくれればそれは広い意味で屋外広告成立なのかな。
「プロレス影の仕掛人(レスラーの生かし方と殺し方)」ミスター高橋 講談社
最近、看板と聞くと、プロレスを思い出します。なぜだろう。
※【車点検の日】
兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定。
「く(9)るまてん(10)けん」の語呂合せ。
自動車整備の大切さをアピールし、交通安全につなげる日。
「自動車のひみつ」学研 1981年刊行
ボクの好きなひみつシリーズですが、あまり覚えてないのでもう一度読もうかな。
※【カラーテレビ放送記念日】
1960(昭和35)年、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・
朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始した。
「テレビ特撮のひみつ」学研 1989年刊行
ボクの好きなひみつシリーズですが、刊行がずいぶん前なので、このころの特撮と今の特撮は結構変わっていますよね。コンピューターでの映像づくりとかになって。
※【キューテンの日】(Q10の日)
人間の体内にあるコエンザイムQ10は、若いエネルギーを作り、抗酸化作用があるといわれる。
この普及を目的にQ10(キューテン)の語呂合わせから記念日としたのは資生堂薬品株式会社。
聞いたことはことはあるけど、なんだかわからない言葉の一つ、『コエンザイム』。それを記念日にする資生堂の本がありました。
「資生堂女子の『美肌力』」主婦と生活社 2013年刊行
医者の不養生という言葉もありますが、この場合、餅は餅屋でしょう。
※【牛タンの日】
牛タン業界活性化を願い、仙台牛たん振興会が2006年から制定した記念日。
牛(9)タン(10)の語呂合わせ。この日は加盟店などの牛タン定食が安くなる。
牛タンと言えば、スライスされたもの、というイメージがあったので、仙台で牛タン定食を食べてカルチャーショックを受けました。おいしかったなー。
「仙台駅殺人事件」西村京太郎 光文社 1995年刊行
西村先生おはようございます。久々の登場の気がします。被害者の最後の晩餐は牛タン定食だったり…。
※【和光堂ベビーフードの日】
1937年9月に日本で最初のベビーフード「グリスメール」を発売した和光堂株式会社が、赤ちゃんの健やかな成長を願って制定。
日付は最初の発売の月が9月であり、赤ちゃんが生後100日目に一生食べることに困らないことを祈って行われる
「お食い初め」の行事と和光堂を「おく(9)い(1)ぞめ・わ(0)こうどう」と読む語呂合わせから。
「ギャル曽根さんといっしょにはじめての離乳食(フリージング ストック食材 フリージングミックス 取り分け 手間なしアイデアがいっぱい!)」飛石なぎさ 学研パブリッシング 2013年刊行
『一生食べることに困らない』ということにぴったりのような、なんか違うような、逆に食べ過ぎて困るような、ギャル曽根さんです。
「食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食(卵・牛乳・小麦など”はじめての一口”完全ガイド)」伊藤浩明 主婦の友社 2015年刊行
確かにアレルギーは気になりますね。
※【知的障害者愛護デー】
日本精神薄弱者福祉連盟(現在の日本知的障害福祉連盟)が1964(昭和39)年に、
「精神薄弱者愛護デー」として制定。
「チャレンジする心(知的発達に障害のある社員が活躍する現場から)」箕輪優子 家の光協会
これも読んでおきたいと思った一冊です。
自殺予防の日でした。
「自殺予防」高橋祥友 岩波書店
悲しい自殺は無くなってほしいです。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よかったら寄って行ってくださいね。
投稿者プロフィール
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北海道鹿追町の図書館で働いています。心に残っている本は、一冊というのはとても難しいのですが、小学校高学年で読んだ「がんくつ王」です。
物語を心に宿すことのできる、読書の魅力を伝えていきたいです。
こちらのブログは、個人の意見を書き連ねています。
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