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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月24日はこんな日です。
夕刊紙の日、箱根用水完成の日
※【夕刊紙の日】(夕刊フジ創刊記念日)
1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。
サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれる。
目をひく事件やゴシップなどを一面で扱うことがタブロイド紙となりました。確かに、いつしか、不確かな噂話的なことも取り扱われています。
ただ、十勝においては夕刊紙と言えば、十勝毎日新聞ですね。
こちらは十勝地方の行政・経済・カルチャー・スポーツなどの動きをメインに掲載する、キャッチしておきたい情報満載の地方紙です。
「十勝毎日新聞縮刷版」十勝毎日新聞社
新聞紙面を縮小してまとめた本です。鹿追町図書館には昭和57年から平成17年分があります。
こちらは、十勝毎日新聞電子版にバトンタッチしています。時代ですね。
※【箱根用水完成の日】
1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成した。
湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。
「箱根愛と死のラビリンス」西村京太郎 新潮社 2000年刊行
西村先生おはようございます。
「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」原晋 アスコム 2015年刊行
ワクワク大作戦・ハッピー大作戦・サンキュー大作戦で、箱根駅伝を三連覇。
駅伝は苦しいもの、大変なもの、つらいもの…、ではなくて、『楽しさを求めていけば勝てる』という、昭和のスポ根を真っ向否定(?)の指導です。
え? 楽しんでいいの?
そうなんです。他の大学が厳しくつらいトレーニングに耐える中、青学は「楽しもう!」がコンセプト。
そして、勝ってしまうという、他の大学にとってはある意味やるせない(?)成績を出しています。
ボクの師匠の藤村正宏先生も、『遊びのような仕事、仕事のような遊び』という話をいつもされています。そして、圧倒的な結果を出す。
うん、パラダイムシフトが起こりました。
今日はこの辺りで。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月22日はこんな日です。
ジャズの日、カレーの日、飛行船の日
※【ジャズの日】
東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施。
JAZZの”JA”が”January”(1月)の先頭2文字であり、”ZZ”が”22″に似ていることから。ジャズのファン層の裾野を広げる為に、ライブコンサート等さまざまなPR活動が行われる。
ジャズの日でしたか…。
「101人のこの1枚(ザ・ベスト・オブ・ジャズ)」音楽出版社 2005年刊行
『この曲が』ということだけでなく、ジャズ喫茶での思い出も語られます。『居場所』って、大事ですよね。
…図書館も、誰かの思い出の場所になれればいいな、と思いました。
「『集客』術!(リピーターが雪だるま式に増える)」藤村正宏 イースト・プレス 2010年刊行
地方の街の、駅前のカメラ屋さんの新米店長さん。「今日から店長だ」と意気込むも、部下のスタッフはたった一人。通りに人の往来はなく、お店の中は閑古鳥が鳴いていました。
「お客さんって、どうやったら来てくれるんだろう」
悩める店長さんが、ふらっと入ったジャズのかかる喫茶店にいたのは、不思議な雰囲気の白髪のおじいさん。最初は難しそうなことを言う人だと思ったけど、きいていると面白い話。なんだか、自分の仕事に応用できそうな話をしてくれました。
他にできることもないし、売り上げをあげなければ閉店になるので、ともかく試してみると、お客さんが喜んでくれて、売れました。
嬉しくなってジャズ喫茶、『ジスイズ』に飛んでいき、お礼を言うと、おじいさんはとっても喜んでくれて、もっといろんな話をしてくれました。
そして…。
寓話のようなお話ですが、著者の体験をもとに、実際にあったエピソードを散りばめながら小説に仕立てられた優しいお話です。
著者の藤村正宏さんは、マーケティング・コンサルタント。
『売り上げを上げるのは、カンタン』とおっしゃいます。
でも、世の中のお店は売れなくて苦労しています。簡単なことが、なぜできないのか?
『気がつかないから』と『それで効果が出ると思わないから』です。
大事なのは、「売ろう」という努力ではなく「お客さんからどう見えるのか」に気がつくこと、言い換えると「視点を変えること」であると、何作もの著作で伝えてくれています。
面白くてためになる本です。
ボクがおススメしなくても、斎藤一人さんがすでにおススメされていました。スゴイ。
とても影響を受けた本で、飛行機や新幹線に乗って、長野県まで泊まり込みで著者の藤村さんに直接お話を聞きに行ったりしました。
※【カレーの日】
1982(昭和57)年、全国学校栄養士協議会で1月22日の給食のメニューをカレーにすることに決められ、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出された。
「海上自衛隊の極旨カレー・レシピのひみつ(今日はカレーだ!)」PHP研究所 2015年刊行
海自のカレーはおいしいと評判です。一度食べてみたいと思っています。
今日はこの辺りで。せっかくなので今日は朝ごはんからカレーにしようかな。
それではまた。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月22日はこんな日です。
改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日
今日はかたいテーマですね。
※【改正民法公布記念日】
1947(昭和22)年、「民法改正法」が公布された。
家父長制の家族制度が廃止され戸籍が夫婦単位となった。
「民法がこんなに変わる!(知っておきたい債権法大改正の基礎知識)」中里妃沙子 自由国民社 2010年刊行
法律はどんどん変わっていくので更新は悩みどころです。毎年買えればいいのですが、なかなか…。
※【労働組合法制定記念日】
1945(昭和20)年、「労働組合法」が公布された。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律で、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれている。
「全図解わかりやすい労働基準法」矢島忠純 自由国民社 2006年刊行
「働く人たちのひみつ(みんなを守る労働組合)」たまだまさお ガッケンパブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2011年刊行
学研の学習マンガ、ずいぶんとリアルなテーマになってきています。
ボクが子どもの頃は、『宇宙の秘密』とか、『ピラミッドのひみつ』とか、『星座のひみつ』とかワクワクする感じでした。
労働組合がテーマとは、これまたしっかりした子供になりそうです。
「賃労働と資本」マルクス 角川書店 1984年刊行
図書館には角川書店のものがありますが、聞き覚えのあるタイトルだな、と思い家の本棚を探すと、大月書店からでた同書がありました。
ボクは一応経済学部を出たので、書棚に並べるだけでも並べておこうと思って買ったような記憶が…。
90ページ弱の薄い本なのですが、難しくてなかなか読み進められなかったな…、と思ってページをめくっていたら、エンゲルスの書いた序論が前に読んだ時より面白い。
書いてあることは変わってないのに、不思議だなぁ、と思ったけど、世阿弥の『花は観手に咲く』という言葉を思い出しました。
提供する側ではなく、あくまで価値は受け取る側がどう感じるかである、ということを藤村正宏先生に教わりました。
とりあえず、序論だけで満足して、マルクスの書いた本論に入る前にページを閉じました。
次に開くのは何年後かな…。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
11月11日はこんな日です。
世界平和記念日、折り紙の日、配線器具の日、電池の日、ジュエリーデー、鏡の日、ピーナッツの日、
チーズの日、サッカーの日、くつしたの日、ペアーズディ、恋人達の日、西陣の日、
下駄の日、鮭の日、ポッキー&プリッツの日、もやしの日、煙突の日、
きりたんぽの日、磁気の日、カリントウの日、ライターの日、コピーライターの日、いただきますの日
※【世界平和記念日】
1918(大正7)年、ドイツとアメリカ合州国が停戦協定に調印し、4年あまり続いた
第1次世界大戦が終結した。
主戦場となったヨーロッパの各国では、この日を祝日としている。
「いのちと平和の話をしよう」日野原重明 朝日新聞出版 2015年刊行
まだ読んでいないですが、読みたいなと思いました。
※【おりがみの日】
日本折紙協会が制定。
世界平和記念日であることと、1を4つ組み合わせると折紙の形・正方形になることから。
「創造する力をのばす折り紙(親子で楽しむ!!)」寺西恵理子 日東書院本社
『勉強しなさい!』というより、一緒に折り紙を楽しんだ方がいいのかも。
※【配線器具の日】
日本配線器具工業会が1999(平成11)年11月11日に制定。
コンセントの差込口の形状を「1111」に見立て、また、「秋の火災予防週間」の期間中であることから。
配線器具とは、住宅の電気の入口である住宅用分電盤、照明器具を点滅するための壁のスイッチ、家電製品のプラグ、プラグを差し込むコンセント等のことである。
配線器具にもっと関心を持ってもらい、安心・安全・快適な暮らしの為に分電盤や配線器具を定期的にチェックしてもらう為に制定された。
「殺人配線図」仁木悦子 角川書店
本日の殺人事件はこちらです。
※【ジュエリーデー】
日本ジュエリー協会が制定。
1909(明治42)年、農商務省令第54号により、宝石の重量の表示に200mgを1ct(カラット)とする国際単位が採用された。
「鉱物・宝石大図鑑(質感がリアルに伝わる美しい写真で紹介)」松原聡 成美堂出版
たまにはこういう図鑑もどうでしょうか。
※【鏡の日】
全日本鏡連合会が2006年に制定。
「11 11」や縦書きにした「十一 十一」が左右対称であることから。
「鏡の法則(人生のどんな問題も解決する魔法のルール)」野口嘉則 総合法令出版
これも気になるタイトルです。
※【ピーナッツの日】
全国落花生協会が1985(昭和60)年に制定。
新豆を使った落花生が市場に出始めるのがこの頃で、ピーナッツは1つの殻に2粒の豆が同居する双子であることから、11のぞろ目の日を記念日にした。
「アンパンマンとピーナッツブラザーズ」やなせたかし フレーベル館
なるほど、やはり二人というのがキーワードなのですね。
※【チーズの日】
日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が1992(平成4)年に制定。
日本の歴史上でチーズの製造が確認される最古の記録が、700(文武天皇4)年10月に、全国に現在のチーズに近い「酥[そ]」の製造を命じたという記録であることから。
10月を新暦に置き換えた11月にし、覚えやすい11日を「チーズの日」とした。
【関連】
チーズの日 6月1日
「いらない人間なんていない(世界一のチーズを作った農場物語)」宮島望 いのちのことば社フォレストブックス
どこの農場なのでしょうか。 感動の予感。
※【サッカーの日】
スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが制定。
サッカーが11人対11人で行うスポーツであることから。
「小学生のサッカー最強チームの成長メソッド(ライバルに差をつける!)」バディサッカークラブ メイツ出版 2016年刊行
鹿追にもサッカー教室があります。よかったら読んでね。
※【西陣の日】
京都府の西陣織工業組合等西陣織関係の13団体で組織された「西陣の日」事業協議会が制定。
1477(文明9)年、京都が戦場となった応仁の乱が治まった。
戦火を逃れて全国各地に散らばっていた織手達が京都に戻り、西軍の本陣のあった辺りに住み附いたことから「西陣織」と呼ばれるようになった。
「京都西陣殺人事件」山村美紗 文芸春秋
本日、二件目の殺人事件です。
※【下駄の日】
伊豆長岡観光協会が制定。
下駄の足跡が「11 11」に見えることから。
伊豆長岡温泉に「カランコロン」と心地良い音を奏でる下駄に一年の感謝の気持ちを込めて、下駄供養祭が行われる。
「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか〈下駄で〉」宮藤官九郎 太田出版
ないですよねぇ~。
※【ポッキー&プリッツの日】
食品メーカーの江崎グリコが1999(平成11)年に制定。
同社の製品ポッキーやプリッツを6つ並べると111111に見えることから。
「グリコのおもちゃ図鑑(森永卓郎コレクションプレゼンツ)」森永卓郎 プレジデント社
森永さんの遊び心、仕事になります。
※【磁気の日】
磁気治療器「ピップエレキバン」のピップフジモトが1992(平成4)年に制定。
磁石のN極(+)とS極(-)を「十一」にみたてて。
「安売りするな!『価値』を売れ!(あなたの商品・サービス・ブランド)」藤村正宏 実業之日本社
ピップと言えば、ボクの先生の藤村正宏さんが比布町のコンサルタントをするそうです。町のコンサルタントって、スゴイ。これから寒くなる北海道、比布町は熱くなりそうです。
「サイエンスコナン磁石の不思議(名探偵コナン実験・観察ファイル)」青山剛昌/原作 小学館
磁石、こどものころ砂鉄をつけて遊んでいました。でも、一度つけるとなかなか全部とれないんですよね。懐かしいな。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、金曜日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
釧路でビジネスの塾とセミナーがあったのですが、普段思っていることや、常識と反対のことをして仕事で圧倒的な成果をあげている人をみて、自分はどうするか。
考え方と行動で、人生は変わってくるなぁと思った釧路への旅×2でした。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
11月10日はこんな日です。
エレベーターの日、トイレの日、ハンドクリームの日、肢体不自由児愛護の日、
いい手の日、いい音・オルゴールの日、断酒宣言の日
※【エレベーターの日】
日本エレベーター協会が1979(昭和54)年。
設立30周年を迎えた際にこれを記念して制定。
1890(明治23)年、東京・浅草の「凌雲閣」(12階建て)に設置された日本初の
電動式エレベーターが一般公開された。
「ふしぎなエレベーター」パウル・マール ほるぷ出版
絵本を発見。ちょっと読んでみようかな。
あ、絵本は5分でサッと読めるので、こどもだけじゃなくて忙しい大人にもおススメです。
※【トイレの日】
日本トイレ協会が1986(昭和61)年に制定。
「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合せ。
同協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催し、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ賞」を発表している。
「なぜ若者はトイレで『ひとりランチ』をするのか」和田秀樹 祥伝社
食堂の席が足りないから?
そんな単純な問題ではない?
「トイレ上手な子どもになれる本(おむつはずれからはじまるトイレの悩みをまるごと解決!)」 辰巳出版
『どうしたらいいのかなー』と試行錯誤のお母さん、よかったら。
※【ハンドクリームの日】
ユースキン製薬が2000(平成12)年に制定。
「いい(11)手(ten=10)」の語呂合せと、平年の最低気温が10℃を割ってハンドクリームの需要が高まる頃であることから。
「手相学の事典」平木場泰義 東京堂出版 1995年刊行
手相。
「手」で人間の性格とか、これからがわかったりするもんなのかなぁ? という疑問がありました。
でも、『人相』というものがあり、確かにいろいろな人と出会ってみると、人柄が顔に出ている人はいるよなぁ、と思う。
また、人間が他の生物と比べてここまで文明、科学技術を進歩させてきたのは、脳とともに、なんでも作ってきた『手』の優れた機能のおかげでもあるな、と。
すると、考えていることが顔に出るように、人間のすぐれた大きな特徴である『手』にもなにかしらの蓄積やサインが出てくるということはありうるのかなと思いました。
そう考えると、手相って、面白そうですね。
調べたくなってきました。
※【肢体不自由児愛護の日】
日本肢体不自由児協会の主唱で1953(昭和28)年から実施。
この日から12月10日までの一箇月間が「手足の不自由な子供を育てる運動」期間となっている。
毎年、肢体不自由児が描いた絵を載せた「友情絵はがき」「愛の絵はがき」の配布等が行われている。
「7本指のピアニスト」西川悟平 朝日新聞出版 2015年刊行
もし、7本しか指が動かなかったら、ピアニストを目指せますか?
やりたいことをあきらめない男に次々と奇跡に思える出来事がおこります。
※【いい音・オルゴールの日】
1796年にスイスで発明されたオルゴールは、太平洋戦争後に長野県の諏訪地方で作られるようになり、「いい音」を目指し続けた高い技術から半世紀にわたり世界のトップシェアを誇っている。
そのオルゴールの文化、歴史を伝えるために建てられた下諏訪町の「諏訪湖オルゴール博物館・奏鳴館」が制定。
日付は11と10で「いい音」と読む語呂合わせから。
オルゴール大賞などのイベントを行う。
「オルゴールの詩(19世紀の自動演奏装置をきく)」名村義人 音楽之友社
小樽の町を歩いていると、オルゴールのあるお土産屋さんが多かったです。なんか、一個ほしいなぁ、と思ったけど買わないで終わっちゃったな。今度行ったら買おうかな。
※【断酒宣言の日】
社団法人・全日本断酒連盟が制定した日。
連盟の結成記念大会が昭和38年(1963年)の11月10日に開催されたことと、「もう、飲ベンバー(ノヴェンバー=11月)、酒、止まる(10日)」
の語呂合わせからこの日としたもので、
全国各地にある断酒会では例会を開き、機関誌などで断酒の精神をアピールするなどの活動を行う。
…かなり頑張った語呂合わせですね。
「禁酒法(『酒のない社会』の実験)」岡本勝 講談社
もし世の中からお酒がなかったら…。
人々の「お酒」によって起きるいいことも悪いことも、起きないわけです。
なんとなく、社会全体として男女の仲が進展しにくくなって、人口が減るような気がしました。
お酒は、人間の大切な発明の一つではないでしょうか。
酔うことって大事ですよね。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時まで、開いています。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日、教育委員さんの教育・文化施設の視察があり、15分の時間をもらって図書館について説明しました。
図書館の良さや取り組み、課題などをご説明させていただいたのですが、うまく伝えられたかいろいろ反省するところがあります。
伝え方を工夫するため、エクスマを学んでいるのですが、まだまだまだまだですね。
家に帰って改めて読んだ本に、必要なことが全部書いてあったのを再発見。
伝えることがうまくなりたい人は、この本を読んで、『練習』すれば、必ずレベルアップします。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月26日はこんな日です。
サーカスの日、原子力の日、反原子力デー、柿の日、きしめんの日、青汁の日、「つがるロマン」の日
「サーカスがやってきた」よぐちたかお 福音館書店 2000年刊行
みなさん、サーカスを見に行ったこと、ありますか? ボクは三年くらい前に友達と見に行きました。
軽技というのでしょうか、空中ブランコとか、自分の目の前で見ると、テレビで観るのとは全く違ったハラハラ感がありますね。また観たいな。
「サーカス殺人事件」W.リンク 二見書房
そう言えば、アメリカで殺人ピエロが話題になっていますね。じゃあ、犯人はピエロがあやしいね。たぶん。
そんな単純じゃないか。
※【原子力の日】
科学技術庁(現在の文部科学省)が1964(昭和39)年に制定。
1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。
また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。
原子力は100%安全と言われてきました。
でも、その100%の計算の想定外のことが起こると、100%では無くなり、脅威は現実のものとなりました。
「隠される原子力・核の真実(原子力の専門家が原発に反対するわけ)」小出裕章 創史社
2010年12月の刊行です。
「『想定外』の罠(大震災と原発)」柳田邦男 文芸春秋
2011年9月の刊行です。
「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治 集英社インターナショナル
2014年10月の刊行です。
※【柿の日】
全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に制定した日。
日付は俳人の正岡子規が明治28年(1895年)の10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることにちなむ。
また、地域によって違うが柿の旬の中心的な時期にあたることもその理由のひとつ。
「二ほんのかきのき」熊谷元一 福音館書店 1979年刊行
ちょっと和みましょう。
※【きしめんの日】
愛知県の名物「きしめん」をもっと多くの人に食べてもらおうと、
愛知県製麺工業協同組合が制定。日付は食欲の秋である10月と、
「きしめん」の特徴であるツルツル感を2(ツ)と6(ル)で表した
26日の組み合わせから。
「きしめん」は茹でた麺に熱いつゆをかけ、
油揚げや鶏肉などの具と共にかつお節やネギを入れて食べることが多く、
これからの季節はさらに美味しくなる。
「大好き! みんなの麺レシピ」講談社
昨日はパスタ、今日はきしめん。明日は?
※【青汁の日】
乾燥する冬を前に多くの人に青汁で健康になっていただきたいと
青汁のトップメーカー、株式会社アサヒ緑健が制定。
日付は10を英語のIO(アイオー)に見立てて青と読み、
26を汁(ジル)と読む語呂合わせからも。
青汁がタイトルに含まれる本はありませんでした。
青汁…、と考えて、「まずい、もういっぱい!」の俳優の八名信夫さんを思い出しました。
「悪役のふるさと」村松友視 講談社
世の中、善人より悪人の方が人気が出るときがあります。そんな歴史上のにっくき人気者の悪役の魅力に迫る本です。
※【「つがるロマン」の日】
実りの秋の10月とつがるの2とロマンの6を組み合わせて記念日としたのは、
JA全農あおもり。
青森で作付けされている美味しいお米の「つがるロマン」を全国にPRする日。
「お米のひみつ」田中久志 学研広告SP事業部教材資料制作室 2004年刊行
お米はなぜおいしいのか。ボクはなぜお米が好きなのか、ひみつを知れば、わかるかな?
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、水曜日の今日も午前10時から午後6時までの開館です。
よろしくお願いいたします~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
旭川と阿寒で、だいぶいろいろ考えてきました。
結論は、「話は短く」です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
10月25日はこんな日です。
民間航空記念日、リクエストの日、世界パスタデー
※【民間航空記念日】
1951(昭和26)年、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が、
一番機の「もく星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始した。
「野武士の航空機づくり」坪圭介 文芸社
気になるタイトルです。何なんでしょうか。
※【リクエストの日】
1936(昭和11)年、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始まった。
生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと
電話があったのがきっかけで始められたもので、その後リクエスト番組は大ヒットした。
「午前0時のラジオ局」村山仁志 PHP研究所
いろいろなドラマがありそうですね。
※【世界パスタデー】
1995(平成7)年、イタリアで世界パスタ会議が開催された。
EUやイタリアパスタ製造業者連合会などが合同でパスタの販売促進キャンペーンを
行っている。
あるとき、ボクの先生のフジムラさんが言いました。
子どもの頃、スパゲッティは二種類しかありませんでした。
ナポリタンと、ミートソース。
今は、カルボナーラとか、ペペロンチーノとか、ボロネーゼとか、たくさんおいしいパスタが増えました。
増えたのはいいんだけど、パスタを食べようとお店に入ってメニューを見ると、結構迷ってしまいますよね。
「みんな、ちょっと自分がミートソースになったつもりになって考えてみてよ。選ばれにくいぜー」
冗談も入っていて、笑ってしまうのですが、はたと気がつき、ちょっと自分の仕事に置き換えてみました。
地元の本屋さんと、図書館。この二つでしか本が読めなかった時代があります。
でも、今は隣町の大型本屋さん、すぐそこのコンビニ、Amazonなどのインターネット書店、家にある端末で、数クリックで読めるようになる電子書籍…。
図書館、選ばれにくいぜー。
どうやったら選んでもらえるか。
好かれることが、その理由になりますよね。
どうやったら好かれるのかなー、と考えていたところ、昨年東京に通ったエクスマ塾の中で、同じく受講者から、講師陣に質問がでました。「どうしたらお客さんに好かれますか?」
助っ人講師のハシモトさんの答え。
「嫌われてください! 以上」
聞いたその時は、正直言って意味が分からなかったけど、最近ちょっと言葉の意味が分かりかけてきました。
「このミートソース、オイシイで―。でも、このトマトソースは酸味がちょっと強いから、生トマトが嫌いな人は注文せん方がええで。このトマトはあのタナカさんがビニールハウスの中でも特別に手をかけて育てて、一日5個しか出荷できない、このレストランにしか卸してもらえんのや。だから、トマト好きはこのミートソースや!」と言っているハシモトさんの声が想像できました(勝手に想像したセリフです)。
全員にミートソースを注文させようとすると、せっかくの特徴の酸味の強さを伝えられないですよね。
「365日やっぱりスパゲティ」西巻真 文化出版局 2001年刊行
ボクはお米も食べたいかな。
すると、さらにミートソースは選ばれない…。
図書館で言えば、漢字がスマホのデジタル辞書で調べられて、分からないことは知恵袋で聞けて…。
ヒエーッ!
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、火曜日の今日は午前10時から午後6時までの開館です。
よろしくお願いいたします~。