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今日は何の本? 2月15日(2016) 春一番の日とか、ツクールの日とか、ねはん会。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月15日はこんな日です。

 

春一番名附けの日、春一番の日、ツクールの日、コマーシャルフォトの日、ねはん会、

ひよ子の日(毎月14日,15日)、イチゴの日(毎月)、お菓子の日(毎月)

妙見の縁日(毎月1日,15日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)

 

春一番の日はともかく、ツクールの日、とはまさか!?

 

※【ツクールの日】

ゲームソフトプログラムの知識がない人でも、

手軽にゲーム制作が楽しめるソフトウェア「ツクール」シリーズを手がける

株式会社エンターブレインが制定。

日付は「ツクール」の語呂合わせで296。これを2月9+6日と見立てて2月15日とした。

ゲーム制作の楽しさを広めることを目的としている。

 

語呂合わせは無理やりですが、好きなソフトです。「RPGツクール」が有名ですね。最新作は、パソコンソフトですが、なんと、スマートフォンでもプレイできるゲームがツクれる!のです。

イラストが書けなくても、目や髪形、服装を選ぶだけでキャラもできます。

凄い時代だなー。

こんな感じで作っていきます。ふむふむ。

こんな感じで作っていきます。ふむふむ。

 

さらに、ゲーム機能を増やす追加プログラムを、個人で作って公開できるので、詳しい人がどんどん用意してくれて、便利さが進化していっています。

凄い時代になったなぁ。

もう二十年くらい前かな。当時、スーパーファミコンでRPGツクール2が出て、ちょこちょこキャラクターのセリフを作って遊んでいました。

 

「ツクール」で蔵書検索をしました。0件でした。まあ、そうか。

好きなことを書いてみました。

 

さて、「春一番」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

一件ありました。

 

「ピンボケ5人(ファイブ)と春一番のプレゼント」古世古和子 大日本図書

児童書のようです。きっと、クライマックスで春一番が吹くのだろうとみました。

 

 

そして、「ねはん会」でした。

おしゃか様の入滅した日でした。入滅は亡くなった日、ということでした。

おしゃかさまといえば、ブッダ。

「ブッダ」で蔵書検索をします。

23件ありました。

 

「ブッダ」手塚治虫 講談社

13巻まであります。書棚の都合で、スタッフしか立ち入れない部屋にありますので、読みたい方はスタッフまでお声かけくださいね。

小学生の時、読んだのですが、そのときはよくわからなくて、大人になってから読んだら感動しました。

昔々のインドですのでカーストと言われる身分制度がとても厳格な時代、自らの出自に悩み苦しむアジャセ王子。そのときのブッダの一言。

「しかしその白い象はあなたを産んだ!」

読んでいたボクにまで衝撃が走りました。

どこまでが史実なのかはわかりませんが、面白かったです。

 

「ブッダ大いなる旅路1~3」NHK「ブッダ」プロジェクト 日本放送出版協会

こっちは、本当にあったことをもとにつづられていることでしょう。真実を追いたい方はこちらをどうぞ。

 

今日はこの辺りで。

 

本日は、月曜日なので休館日となりますので、気になる本がありましたら明日以降お越しいただければ幸いです。

 

今日は何の日? 1月16日(2016) 禁酒の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

好きなカップラーメンは、日清のカップヌードルです。いわゆる普通の、しょうゆ味のやつです。あの中の小さいエビが結構好きです。

 

現在、ボクは図書館で働いています。

 

 

最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。

 

あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。

 

当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。

(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)

少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。

 

ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。

 

「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。

以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月16日はこんな日です。

 

禁酒の日、やぶ入り、えんま詣り(初閻魔)、囲炉裏の日

 

◆芥川賞、直木賞発表

 

あ、一躍脚光を浴びる本と作者が、また誕生しそうですね。楽しみです。

 

 

「禁酒」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書について、検索してみます。

2冊ありました。

 

「禁酒法(『酒のない社会』の実験)」岡本勝 講談社

サブタイトルが気になりました。どれだけ違う社会になったのでしょうね。最近は、宴会でもソフトドリンクの方が増えていますよね。晩婚化や独身率に影響していたりして、ね。

わかりませんが。悪い意味ではなく、酒の勢い、ということもあるかもしれないですね。

・・・、この流れだと、あまりいい意味にもとらえられないかな。文章力、ほしいです。

 

「禁酒禁煙」山口瞳 中央公論社

あれ、ついこの間、このタイトル見たような・・・。たばこの日だったかな・・・。

 

今日はここまで。

 

と思ったけど、もうちょっと書こうかな。

 

「酒」で蔵書検索します。

63件ありました。

 

あ、これ、気になる。

「酒と演歌と男と女」猪俣公章 講談社

まさに歌のタイトルみたいですね。

 

「たそがれ酒場」半村良 中央公論社

なにか平和そうなタイトルですが、はたして。

 

「男がつくる居酒屋料理(家庭で作るプロ直伝の味)」成美堂出版

ちょっとできるようになってみたい気がします。

 

「居酒屋兆治」山口瞳 新潮社

あ、山口さん、禁酒、やめたのかな。

 

「十勝ワイン・ジェネシス(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所創生物語)」池田町ブドウ・ブドウ酒研究所1963-2013 ぎょうせい

我らが十勝の仲間、池田町のワイン、50年の物語。まちづくりのヒントが詰まっていそうです。

 

「百人一酒」俵万智 文芸春秋

なるほどなぁ。うまいタイトルです。

 

「1日2合日本酒いきいき健康法」滝沢行雄 柏書房

酒は百薬の長! と、飲みすぎの方が免罪符にしていたりして。飲みすぎはいけませんね。

 

「マッサン流『大人酒の目利き』(『日本ウイスキーの父』竹鶴政孝に学ぶ11の流儀)」野田浩史 講談社

品の良さそうな内容が読む前から伝わってきます。

 

「こどものためのお酒入門」山同敦子 イースト・プレス

むむむ? どういう切り口で何が書いてあるのか、一番気になりました。飲酒のススメではないでしょうし。不思議。お酒は二十歳になってから。

 

 

今日は、ここまで。

 

「禁酒の日というから、今日は休肝日にしようと思ったのに!  酒、酒と書くから、かえって飲みたくなったじゃないか!」という方にお知らせです。

鹿追町図書館は今日も開館日です。

午前10時から午後6時まで開館しておりますので、お時間があればおこしくださいね。

 

 

今日は何の日? 1月10日(2016) 110番の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

好きなカレーはカツカレーの大盛です。

 

今日は鹿追町で新成人の集いが行われます。十勝管内の町村でも、この日に行われるところが多いみたいです。新成人のみなさん、おめでとうございます!

 

 

現在、ボクは図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月10日はこんな日です。

 

 

110番の日、明太子の日、十日えびす、インテリア検定の日、糸引き納豆の日

LPガス消費者保安デー(毎月)、植物油の日(毎月)、金比羅の縁日(毎月)

 

「110番」で思いついた本があります。

「ふしぎな110番」

 

あるのかな。鹿追町図書館のホームページから、蔵書検索・・・。

 

見つからなかった。

ボクの家の本棚にはありました。

 

 

仕方ないので「明太子」で蔵書検索。

あ、一冊ありました!

無いと思ったのに。

 

「明太子のひみつ(学研まんがでよくわかるシリーズ)」名古屋裕 2008年刊行

えーっ、学研のひみつシリーズでした。なんというか、スゴイなぁ。どんなひみつがあるのだろうか。

 

そして、糸引き納豆の日ということですが、なんでわざわざ「糸引き」納豆? という疑問が湧きましたので、しばらく考えました。

・・・、あ、納豆の日は、7月10日なんだ、たぶん。ということに思い当たりました。調べてないけど、多分そうに違いない。自信あります。

 

「糸引き納豆」で蔵書検索しましたが、0件。

「納豆」で蔵書検索すると7件。

 

まあ、多いのか少ないのかよくわからないですが。

 

「豆腐・納豆あれもこれも(手づくりのよろこび!)」平野雅章

なんと、手づくりです。

 

「ザ 納豆(知られざるミラクルパワー)」読売新聞社

なんとなく健康にいいよ、ということしか知りませんでした。

 

「とうふ・納豆・油揚げのおかず(春夏秋冬定番メニュー)夏梅美智子

うんうん。

 

「おかめちゃんの栄養たっぷり納豆レシピ(社員だけが知っている75品)」タカノフーズ株式会社/監修

75品は多いですねー。

 

いきいき美人の納豆レシピ(血液サラサラ、お肌ツルツル、骨元気!)」杉本恵子

あ、納豆の知られざるミラクルパワーが三つほどわかりました。

 

「どさんこソウルフード(君は甘納豆赤飯を愛せるか!)」宇佐美伸

なにか、国論を二分するような大問題があるのでしょうか?

 

「北海道共和国のオキテ100カ条(赤飯には甘納豆をいれるべし!)」佐藤のりゆき/監修

やっぱり、そうですよね。赤飯に甘納豆ですよね。佐藤のりゆきさんの本でした。

大学生のころは、午前中、時間があった日、寮の自室で「のりゆきのトークで北海道」をよく見ていました。面白かったなー。

 

 

今日は、ここまで。

 

いつもブログを読んでくれて、ありがとうございます。

「そうだ! 知られざるミラクルパワーを知りたい! さっそく図書館に借りに行こう!」という方に嬉しいお知らせです。本日、午前10時から、午後6時までの開館です。

 

お時間があればおこしくださいねー。

 

 

今日は何の日? 12月5日(2015)

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

12月8日は、こんな日です。

 

太平洋戦争開戦記念日、レノンズデー、御事納め、針供養

屋根の日(毎月)、果物の日(毎月)、歯の日(毎月)、米の日(毎月8日,18日,28日)

そして、鹿追町の画家、神田日勝さんの誕生日です。

 

「レノンズデー」って何だろう、と思ったら、ジョン・レノンが亡くなった日、ということでした。

えっ!?

ファンに撃たれて亡くなったんですか・・・・。音楽関係はさっぱり知識がなくて、今、初めて知りました。

 

「ジョン・レノン」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

4冊ありました。

 

「誰がジョン・レノンを殺したか?」フェントン・ブレスラー

ファンの誰々が殺した、ということではなく、殺されるに至った経緯を分析した本かと。もちろん、ジョン・レノンが悪くて撃たれたという話ではないのだろうと思います。なぜそう思うのかというと、

 

「ジョン・レノン暗殺(アメリカの狂気に殺された男)」フィル・ストロングマン

という本のタイトルが目に入ったからです。歌で平和を訴える彼の活動を、よく言えば世界の警察、ひいき目なしで言えば軍事大国アメリカがよく思わなかったということでしょうか。アメリカという国がどうとかいうことではなく、彼の大きな影響力が不都合で、最後に、一ファンから暗殺されるという結果になったのでしょうか。日本にも「かわいさ余って憎さ100倍」という言葉があります。ここまで書いていて気になってきました。

 

他の2冊も

「ジョン・レノン(その生と死と音楽と)」

「ジョン・レノン(永遠に語りつがれるスーパースター)」マイケル・ホワイト

と、間違いなく人々に大きな影響を与え、もしかすると与えすぎてしまったことで早すぎる死を迎えたのかと想像してしまいます。

 

奇しくも、太平洋戦争開戦の日でもあります。

「太平洋戦争」で蔵書検索します。70冊が該当しました。

70冊すべて紹介はできませんが、列挙してみます。

 

「私の遺書(アジア太平洋戦争)」NHK出版/編

「ドキュメント太平洋戦争」

「最前線の戦闘(米軍兵士の太平洋戦争)」J・ハーシー

「太平洋戦争、五つの誤算」奥宮正武

「下士官たちの太平洋戦争(中堅戦力は何を思い、どう行動したのか)」

「日本軍の小失敗の研究(現代に生かせる太平洋戦争の教訓)」三野正洋

「石油で読み解く『完敗の太平洋戦争』」岩間敏

「あの日夕焼け(母さんの太平洋戦争)」鈴木政子

「神風特攻隊(壮烈な体あたり作戦)」

 

などなど、まだまだ気になる本は多いのですが・・・。

 

70冊・・・、「70」という数字、何か聞き覚えがあるなと思ったら、また奇しくも今年で終戦70年でした。

先人の記してくれた書がこれからの人類の叡智となり、戦争で不幸になる人がいなくなりますように。

 

 

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。

 

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

 

今日は何の日? 12月6日(2015)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

12月6日は、こんな日です。

 

姉の日、音の日、シンフォニー記念日、ラジオアイソトープの日、サンタ・クロース・デー

手巻きロールケーキの日(毎月6日)、電話放送の日(毎月6日)

 

「姉」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

・・・大変です。1061件、ヒットしました。

 

一番上に出てきたのは、「北の本三○○」札幌市教育委員会 という本です。

 

なにか想像と違う感じ・・・。

 

次にならんでいるのは

「三角関係の超・心理」畑田国男

三角関係に姉が入ってくると、いろいろ考えてしまいますね。

 

「三万年の氏の教え(チベット『死者の書』の世界)」中沢新一

これも意味合いが違うけど、いろいろ深そうな本です。

 

「川端康成・三島由紀夫往復書簡」川端康成

文豪同士のやりとり、どんなことがあったのでしょう。二人の関係は不勉強でよくわからないのですが、フランクな友人同士のやりとりか、はたまたお互いの文化的な立場を意識した鎬を削るような文章や表現が並ぶのか、想像がつきません。読めばわかるんですけどね。

 

「冠婚葬祭の事典」三省堂編修所

北海道は、開拓の為に各地から集まってきた移民が多いので、結婚式が会費制だったり、まあ、結果的に合理的と言えば合理的な土地柄なので、他の地域の冠婚葬祭に出るときは勉強しておく必要がありそうです。本州では、お通夜は礼服ではないと聞いたことがあるのですが、はたして・・・。

 

リストを見ていくと、

「三毛猫ホームズの推理」

「三毛猫ホームズの怪談」

「三毛猫ホームズの四季」

と、赤川次郎さんのシリーズが続きます。「姉」で検索しているのに三姉妹探偵団シリーズより先にホームズが出てくるのはなぜなのか。

 

 

よくわからないまま、「音の日」でもあるので、今度は「音」のキーワードで蔵書検索します。

 

415件がヒット。これまた多いですね。

 

「寂聴観音経(愛とは)」瀬戸内寂聴 1990年刊行

テレビなどでもお姿を目にすることが多い、瀬戸内さんの著書です。

 

「幼児と音楽」音楽之友社

「子どものための音あそび集(ガラクタ楽器の世界)」音楽之友社

保育士さんにもおすすめ、かな。

 

「モニカ(音楽家の夢・小説家の物語)」坂本龍一・村上龍

名だたるお二人の合作らしいです。

 

「不安な録音機」阿刀田高

気になるタイトルです。面白そう。阿刀田さんの話、好きです。あまり読めてないけど。

 

「いつも音楽があった」倉本聰

倉本さんも音楽について書いていました。せっかくの音の日、読んでみようかな。

 

「ノックの音が」星新一

この一言で、いろんな想像をしてしまいます。名タイトル。

 

「音更町議会史」1990年刊行

あ、そういえば音がつきますよね。北海道以外の方が読んでくれていたら難読地名かもしれません。「おとふけちょう」と読みます。

あ、もしかして・・・。鹿追町は「しかおいちょう」と読みます。念のため。

 

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

それでは、また。

 

 

今日は何の日? 10月5日(2015)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。

 

図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

 

10月5日は、こんな日です。

時刻表記念日、社内報の日、折り紙供養の日、レモンの日、  ノーレジ袋の日(毎月)

 

「時刻表」の日、ですか。これはいつもお世話になっているあのお方が、今日も登場ですね。

 

「時刻表」で蔵書検索。

6件ありました。

 

「殺意の時刻表」斎藤栄

斎藤栄先生にご登場いただきました。いきなり殺意で、皆さますみません。先生が悪いわけではないのです。

 

「ピタゴラスの時刻表」吉村達也

新書と文庫の二冊がありました。

 

「時刻表昭和史」これは、鉄道の運行路線や時間から、人の流れ、産業の流れの移り変わりが判る本でしょうか。鹿追の鉄道も載っているか、気になりますね。

 

「北海道 化石としての時刻表」

どちらかというと、鹿追はこちらに載っているのでしょうか。化石と表現されるとあまりいいイメージに感じないのですが、なくなって、時代を経てもなお現代に痕跡を残すと解釈しましょうか。

 

「『時刻表』舞台裏の職人たち」これは、鉄道マニアなら知っておきたい一冊ですね。車両の知識だけでなく、その運行を可能にする仕事、人に焦点が当たっています。

 

あ、今日は西村先生に会えませんでした。

考えてみると、肝の「時刻表」はタイトルに出すというよりトリックですから前に出さないですよね。

 

他には、

「折り紙供養」の日。これは・・・、

古来、日本には万物に魂が宿るという『付喪神(つくもがみ)』という伝承があり、人型のものは特にそれが顕現しやすく、自ら作ったものであろうとも、紙が宿っているので安易に粗末にしてはいけない。処分するときはちゃんと供養をすること、ということなのでしょうか。

 

今推測した成り立ちですが、『付喪神』という言葉は昔からある言葉です。

 

 

それは置いておいて、「折り紙」で蔵書検索。

21件ありました。想像より多いです。

これは素直に、折り方のテクニックの本が並びます。

とはいえ、幅が広いです。

「幸せを招く折り紙細工(リハビリ手芸)」

「折り紙人形」

「折り紙フラワー(身近な紙で作るペーパーガーデニング)」

「生活に役立つ実用折り紙(楽しく使える折り紙70点)」

「脳活性折り紙全書(頭で考え、手を動かして脳を活性化!)」

「折り紙手品」

「よい子の折り紙ブック」

「かわいいキャラクター折り紙あそび」

などなど、の中に、折り方の本ではないのかなというのが一冊。

 

「折り紙でたくさんの笑顔を(盲目の『折り紙大使』加瀬三郎物語)」

ただ、折るだけでなく、なぜ折るのか、いかに折り紙が役に立つのか、いや、役立つから折る、ということをすでに超えているのでは。

折らない人にもおすすめの一冊です。

 

 

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。

あと、今週はそばまつりが10・11日にあります。

ついででいいので気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

 

昨日は何の日? 10月3日(2015)

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

9月1日から図書館で働いています。何かみなさんのお役に立てることをしなくては、と思っております。

 

図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

昨日、書けなかったので、昨日の分をお届けいたします。

 

10月3日は、こんな日です。

 

 

登山の日、山の日、ドイツ統一の日

 

「登山」で蔵書検索します。

「登山しているけど、何かいい本あったら教えてね」と言っていた友人がいます。ちょうどよかったです。

 

56件ありました。

 

「日本百名山登山ガイド決定版 上」

一冊目はこれです。

これは山好きなら押さえておきたい1冊ですね。いや、上巻だから2冊か。ん?

その次の本は

「登山者のための最新気象学」か。

あれ? 下巻は所蔵してない?

 

・・・まだ、発行されていないのかな? でも、上巻は2001年に出ているから、下巻を出すのに14年もかかんないよな。

著者によるけど、この本は火浦巧さんじゃないし。

 

あ、火浦さん、大好きですので新刊、お待ちしています。

 

それはともかく、下巻は所蔵してない・・・?

 

気を取り直して、3冊目。

 

「三毛猫ホームズの登山列車」

 

三毛猫シリーズです。片山刑事、健在のようです。

あ、よく見ると1991年の刊行です。

猫の寿命はだいたい長くて15年くらいかと何かで読んだのですが、我らがホームズ君は、大丈夫でしょうか。

 

「素晴らしき登山(基本を学ぶために)」

「ステップアップ登山(目指せトムラウシ藻岩から始める)」

 

基本から、ステップアップしていきます。いい流れです。

 

「山の地図と地形」

「単独登山」

「山の気象学」

 

いい感じです。順調にレベルアップしていきます。

 

「北海道の山と谷 北海道の山の全てが判る登山のガイドブック 上」

 

あれ、また上巻。その下に、下巻はないです。「登山」をタイトルに含む蔵書54件のうちに、下巻と出会えるのでしょうか・・・。

 

「残された山靴(志なかばで逝った8人の登山家の最後)」

これも、今まで挙げた本とともに、登山をする方には読んでおいてほしい一冊です。

 

よく見ると、蔵書リストの最後の欄に、「分類」という項目があります。日本登山大系や日本百名山登山ガイドは291、登山者のための最新気象学は451、すばらしき登山は786となっています。

これは、図書を分類するのに「日本十進法」という区分法を採用しており、左の桁は大分類、真ん中が中分類、右が大分類となります。

 

「それがどうしたんだ」という方、説明が冗長ですみません。

つまり、書名に「登山」とあっても、登山全般の本であったり、天気について書かれていたり、体験談だったり、中身によって「書棚」が変わるということです。

 

利用者の方が、登山のコーナーを探していて

「あ、ここにいっぱい登山の本がある。・・・山の天気について知りたいけど、ないや。残念」

ということがあっても、山の天気について書かれた本がないわけではなく、趣味のジャンル→登山コーナーにはないけど、理科のジャンル→天気のコーナーにある、ということが往々にしてあります。これは、自宅でも、「『すごい人の時間術とノート術』 これ、どっちの本棚に並べようかな、スケジューリングのコーナーか、書き方の本のコーナーか、どこに並べようかな?」と、どう分けてもしっくりこない場合もありますよね。

 

どう分けても、一冊の本を両方のコーナーには置けないのであります。

 

そのため、うちの図書館で、ときどきテーマを決めて展示コーナーを作っています。

現在、映画の世界・ハロウィン・時代小説のコーナーを用意していますので、気になったら来てくださいね。

 

「中高年のための登山学Q&A」

これは読みやすそうで、また、役に立ちそうな本ですね。

 

「登山道で出会える花」

これは、自然の好きな方におススメです。平地では育たない花に、自ら山に登ることにより、出会えます。

 

「日本登山大系10」

凄そうな本です。あれ、10?

・・・嫌な予感がしましたが、これは1から10までそろっていて一安心。

 

「メイベル男爵のバックパッキング教書(最低の費用で、最高のハイキング、登山、アウトドア・アドベンチャーを楽しむために)」

私、不勉強でメイベル男爵を存じ上げないのですが、男爵も登山をされるのですね。なんとなく、馬車に乗っているイメージがあります。そして、男爵とは貴族の爵位なので、なんとなく、「最低の費用で」というところが貴族にそぐわないような気がしますが、近年、男爵家にもいろいろ事情があるやもしれません。

 

やや、その下には

「北海道の山と谷 北海道の山の全てが判る登山のガイドブック 下」

 

ありました。良かった。「北海道の山の全てが判る」のに、上巻だけだと半分しかわからないじゃないか、と言わなくて良かった。心配いりませんでした。

 

「どうする山のトイレ・ゴミ」

これも深刻な問題なようです。世界遺産に選ばれた富士山でも、このあたりがだいぶネックなようです。人が集まれば、トイレ・ごみ問題は大きくなります。難しいところです。

 

「全図解レスキューテクニック 登山者のための安全技術とセルフレスキュー 初級編」

これは、登山好きの消防署員にとくにおススメです。いや、彼らにとってはもはや常識だよ、という内容かも。

 

「バックカントリースキー&スノーボード(ヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書)

なるほど、スキーやスノーボード関係もありますね。

 

「日本二百名山登山ガイド 決定版 上」

なんと、安心したのもつかの間、百名山の下巻がないまま、二百名山の上巻が登場。この流れ、また心配になってきました。

 

大丈夫、のこりの蔵書にきっとあるはず・・・と画面をスクロールするも、なかなか見つからず。のこり五冊。

 

「登山用具2014」

 

残り四冊。

 

「強くて美しい体をつくる登山エクササイズ(山でやせる! はじめてのフィットネス・トレッキング)」

 

残り三冊。頼むーーー!

 

「山のことば辞典(軽妙解説で登山用語が正しくわかる!)」

 

あと二冊。これはダメなパターンか。

 

「山に登る前に読む本(運動生理学からみた科学的登山術)」

ここへ来て、登る前に読む本の登場です。もっと早く出てきてよ、という感もあります。

 

ラスト一冊。どうか!?

 

「はじめよう親子登山」

なかったー。

ラストにして、始まり。詩的ですね。

 

 

上巻を読んで下巻をたのしみに待っていた方、大変申し訳ありませんでした。だけど、10年くらいご希望がないようでしたので、蔵書リクエストありましたら、前向きに検討させていただきたいと思います。

 

というわけで、

鹿追町図書館では、若干一部蔵書に軽微な問題を感じつつも、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。

 

今日は、登山される方には本当にお役立ちの本を紹介できたのではないでしょうか。

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

今日は何の日? 9月27日(2015)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。

 

図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月27日は、こんな日です。

 

世界観光の日、女性ドライバーの日、 仏壇の日(毎月)、交番の日(毎月)、ツナの日(毎月)

 

「世界観光」で蔵書検索、っと。

あれ、つながらない。何かページに不具合が起きているようです。

 

これはあとでSEさんに連絡しよう。

 

ということで、ひとまずここで。

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしています。

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。

 

今日は何の日? 9月16日(2015)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。

 

図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月16日は、こんな日です。

 

国際オゾン層保護デー、競馬の日、日本中央競馬会発足記念日、マッチの日、ハイビジョンの日、

・・・うーん、このキーワードが書名に入っている本、あるかなぁ。

あ、マッチはあの絵本があるかな。

まずは、「オゾン」から・・・。

蔵書検索・・・。

てっきり一冊もないと思って検索したのですが、良かった。

てっきり一冊もないと思って検索したのですが、良かった。

 

あ、予想外に2冊ありました!

「オゾンホール (南極から眺めた地球の大気環境)」

「上空のオゾン層がこわれると,なぜがんがふえるのですか」

 

やはり、環境問題がテーマになりますね。

 

続いて、「競馬」で蔵書検索。

あ、6冊ある。

「競馬無宿」(叢書名競馬ノンフィクション)

これはまた、昭和の香りのタイトルです。1979年の刊行。破戒的なお話を想像しました。

 

「競馬学への招待」

競馬学、という響き、実に新鮮です。確かに、馬券には興味がないけど、馬が好きだから競馬が好き、という方もいる。そういうことかな。

 

「競馬の快楽」

これは、何かギャンブル的なものにはまってそうな予感。あまり浸ってもまずいのかも。

 

「ヨーロッパ夢の競馬場(ぜーんぶ馬の話!)」

このサブタイトル、ちょっと興味を惹かれます。このつけ方、参考にさせてもらいます。

 

「輓馬(ばんえい競馬写真集)」北海道新聞社 刊行

ばんば、と読みます。

開拓から歴史の浅い北海道は、馬や牛とともに原生林を切り開き、畑にして糧を得た記憶をまだまだ色濃く持っています。自動車やトラクターのない時代、馬に大木を曳かせ、土をおこし、荷物や人を運ぶ。開拓の歴史は、まさに彼らとともに大自然と相対してきた時間そのものです。

トラクターやダンプのない時代、原生林を畑にして切り開いていった先人の苦労や精神力、とても現代人には真似できないものがあります。僕らが十勝平野で農業の恩恵に預かれるのも、苦しい開拓の時代があったからです。これは本当に感謝です。

 

さて、最初に触れたので、

「マッチ」を蔵書検索。

 

「マッチ売りの少女」が9冊も出てきました。

すべてアンデルセンの作なのですが、出版社が違う。もしかして、結末が違うものもあるのかな。

今のちびっ子は、「マッチ」が何か、そもそもわからないのかもしれません。

 

「マッチ箱の人生」

これは、タイトルより作者に惹かれました。阿刀田高さんの作品です。僕の家の本棚にも何冊か著書がある、好きな作家さんです。久々に読んでみようかな。

 

 

 

鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識と9冊のマッチ売りの少女があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。

それでは、また。