Category Archives: 郷土資料

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今日は何の本? 3月16日(2016) 財務・十六団子・国立公園指定記念日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月16日はこんな日です。

 

 

財務の日、国立公園指定記念日、十六団子、閻魔の縁日(毎月)

 

ふむふむ。

 

※【財務の日】

中小企業がもっと財務に目を向け、財務をより良くして健全に発展、繁栄を続けて欲しいとの願いから、財務コンサルティングの専門会社である株式会社戦略財務が制定。

日付は3と16で「財務」と読む語呂合わせと、所得税確定申告の期限である3月15日の翌日に、企業が財務状態を把握して欲しいとの趣旨から。

 

なるほど、3月12日が「サイフ」で3月16日が「ざいむ」の日ですね。

 

鹿追町図書館の蔵書を、「財務」のキーワードでタイトル検索します。

…。0件でした。チーン。

 

あら。

いえ、経営についての本の中に、財務関係の記述はもちろんあるのですが…。

このジャンルの本、増やしたいな…。

 

 

 

※【国立公園指定記念日】

1934(昭和9)年、内務省が、

瀬戸内海・雲仙(現在の雲仙天草)・霧島(現在の霧島屋久)の3か所を国立公園に指定し、

日本初の国立公園が誕生した。

国立公園はわが国の風景を代表する自然の景勝地で、環境大臣が指定した公園である。

現在、28の国立公園が指定されている。その面積は国土の約5.4%を占めている。

【関連】

国立公園制定日 10月8日

 

国立公園と言えば、大雪山国立公園ですよね。

大雪山国立公園と言えば、然別湖ですよね。

 

「鹿追町の生物と然別湖について」鹿追町史編纂委員 1978年刊行

貴重な郷土資料です。読んでおくべきものがたくさんあるなー。

 

 

 

 

※【十六団子】

田の神が山から戻ってくるとされる日で、東北地方の各地で団子を16個供えて神を迎える行事が行われる。

10月16日には、神が山へ帰る日として同じように団子を供える。

 

これは知らなかったです。

「団子」で蔵書検索すると、

「男と女のキビ団子」林真理子 祥伝社

うん、キビ団子で縁が取り持たれたことに男女の関係をなぞらえているのですね。ふむふむ。

 

 

 

※【閻魔の縁日】(毎月16日)

閻魔大王は人類最初の死者と言われ、冥界の王・地獄の王として畏怖されている。

元々インド神話では、天界で人間の善悪を監視する神だったが、

後に死後の世界の支配する神と考えられるようになった。

特に1月16日と7月16日は「閻魔斎日」といい、鬼も亡者も休む日とされる。

この日は「藪入り」でもあるため、多くの人々が閻魔詣を行った。

 

「閻魔まいり(御宿かわせみ)」平岩弓枝 文芸春秋

このシリーズも人気があり、良く借りられています。昨日も返ってきて、棚に戻しました。お帰りー。

 

今日はこの辺りで。

本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

今日は何の本? 3月9日(2016) ありがとうの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月9日はこんな日です。

 

雑穀の日、記念切手記念日、関門国道トンネル開通記念日、ありがとうの日、

緑の供養日、佐久ケーキ記念日、レコード針の日、酢酸の日、3.9デイ、感謝の日、

ざっくの日、緑の供養日

クジラの日(毎月)、クレープの日(毎月)、パソコン救急の日(毎月)、パソコン検定の日(毎月)

 

「雑穀」のキーワードで蔵書検索を。

「日々雑穀(信州伊那谷『野のもの』の楽しい雑穀料理)」吉田由季子 河辺書林

「わが家でつくるこだわり麹(米・豆・ムギから雑穀まで)」永田十蔵 農山漁村文化協会

ふむふむ。あまり自炊しないから雑穀を食べる機会はないのですが、なんとなくやせそうです。

 

「ありがとう」の日でした。

調べてないけど、さんきゅーから来てると思いました。

「涙が出るほどいい話(あのときは、ありがとう)」「小さな親切」運動本部 河出書房新社

そのときは言えなくても、あとから「助けられてたなぁ」と振り返ること、ありますね。

 

「ありがとうなんて絶対言わない」大黒摩季 祥伝社

かえって潔いかも、大黒摩季さんの本でした。

 

「『ありがとう』と言われる商い(価値を生み出し繁盛するワクワク系商人の道)」小坂裕司 商業界

商業界からこちらの本が出ていました。

 

「ありがとう、さようなら」瀬尾まいこ メディアファクトリー

なんだかせつないタイトルですね。

 

「馬の絵作品展10回展記録誌(ありがとう馬さんたち)」神田日勝記念館 2005年刊行

我らが美術館から、記念誌が出ていました。貴重な資料です。

 

「ありがとう、赤ちゃん(60歳初出産の物語)」影山百合子 光文社 2002年刊行

ビックリするタイトルです。大きな大きなチャレンジです。高齢出産という言葉がありますが、そのイメージからさらに上の年齢での出産です。なにか大きなヒントが得られそうな気がします。

 

「筆ペンのお礼状(ありがとうの心を伝える126の実例集)」西村翠晃 日貿出版社

今の時代だからこそ、手書きが伝わります。

 

「ありがとう」いもとようこ 岩崎書店

図書館で仕事をするようになって、絵本を何十年ぶりかに開いたら、感動しました。

変な言い方ですが、こどもは、大人みたいに付き合いが良くありません。「つまらない」と思ったら読んでくれません。

短い文と絵で子どもたちをひきつける絵本は、大人が読んでも感じるものがあります。子どもたちは本物を見つけるのかうまいかもしれないな、と思っています。

という話を、おとといに看板キングこと、タカハシさんと話していたところでした。面白かったー。(日記)

 

「ありがとう」のお話は、まだまだ大人、こどもに関わらずたくさんあります。ボクは最近涙もろくなって、読んでて泣いてしまいます。

 

あ、これだけは書きたかった。人生のパイセンTVというテレビ番組とかで話題沸騰の奥ノ谷圭祐さんの昨日のFacebookの投稿でハッとしたこと。

右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が奥ノ谷さんです。

ちょっと暗いけど、右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が「毎日名言製造機」の奥ノ谷さんです。

 

「コンビニやお洋服屋さんで、店員さんからよく聞くセリフを想像してみてください。

『いらっしゃいませ~。こんにちふぁ~。』『ありがとうございました~。またお越しくださいませぇ~。』って・・・。

いや、あんた、いらっしゃいませ。なんて、思ってないし、また来てほしいなんて思ってないだろ! って思わずツッコミたくなる事多々。(笑)」

でもそれってその店員さんだけが決して悪いワケじゃない。そういうマニュアルがきっとそこのお店にはあって、とにかく元気良く、笑顔で、こう言えばいい!みたいな。そんな感じだと思う。」

 

このあとがいいこと言っているのですが、ここまで読んでボクは、利用してくれる方に「ありがとうございます」って言っているけど、タイミングで言っているとき、あるなー、と思いました。

ボクのありがとうは「Amazonでも電子書籍でも本が読める時代に、図書館に期待して足を運んでくれてありがとうございます。この一冊があなたのお役に立ちますように。」という気持ちで言ってみます。

 

奥ノ谷さんの投稿は、こう続いています。

「アナタ、SNS上で良いことばっかり言ってるけど、それ、まるで伝わってないよ」

 

うん。良いこと書きすぎた。恥ずかしいくらいに。嘘くさく聞こえるくらいに。

でも、恥ずかしいけど、やってみます。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

「ありがとう」の本、ありますか? と聞いてみてくださいね。

 

今日は何の本? 3月7日(2016) 消防とか、警察とかの日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

図書館所蔵の本を紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月7日はこんな日です。

 

 

メンチカツの日、消防記念日、東京消防庁開庁記念日、警察制度改正記念日、未成年者喫煙禁止法制定の日

 

 

※【メンチカツの日】

コロッケやメンチカツをはじめとして、各種の冷凍食品の製造販売を手がけ、

全国の量販店、コンビニ、外食産業などに流通させている香川県三豊市の株式会社「味のちぬや」が制定した日。

日付は関西ではメンチカツのことをミンチカツと呼ぶところも多く、3と7で「ミンチ」と読む語呂合わせから。

 

3と7で「ミンチ」って…。無理があるような…。

料理の本に、メンチカツの作り方は書いてあるのですが、「メンチカツ」がタイトルに入った本は、鹿追町図書館にはありませんでした。

 

※【消防記念日】

1948(昭和23)年、「消防組織法」が施行された。

明治以来消防は警察の所管とされていたが、これにより、条例に従って市町村長が

消防を管理する「自治体消防制度」となり、

各市町村に消防本部・消防署・消防団の全部または一部を設置することが義務附けられた。

これを記念し、2年後の1950(昭和25)年、国家消防庁(現在の消防庁)がこの日を消防記念日とした。

 

 

「消防」がタイトルに含まれる本を蔵書検索します。

 

 

「消防が10倍おもしろくなる本」木下慎次 イカロス出版

消防がつまんないと思っている方は是非読んでみてください。

 

「図解早わかり消防法」大脇賢次 ナツメ社

消防がよくわかんないと思っている方は是非読んでみてください。

 

「9月11日の英雄たち(世界貿易センタービルに最後まで残った消防士の手記)」リチャード・ピッチョート 早川書房

これは、頭が下がります。

 

「70年の歩み(鹿追消防団創設70周年記念誌)」鹿追消防署庶務係 北十勝消防事務組合鹿追消防署

こちらも頭が下がります。いつもありがとうございます。

 

 

※【警察制度改正記念日】

1948(昭和23)年、戦後の新憲法にのっとり、警察制度が大きく改められた。

国が統括してきた警察権を分散する形で、

国家地方警察と自治体警察に分けられたなどである。

その後、1954年(昭和29年)に現行の警察法に改められている。

 

 

「警察」をタイトルに含む本を鹿追町図書館の蔵書から検索します。

 

「警察官僚がみた『日本の警察』」平沢勝栄 講談社1999年刊行

大分前の本ですが、平沢さんの本がありました。

 

「図書館警察」スティーヴン・キング 文芸春秋

これは初めて聞いたタイトルですが、スティーヴン・キングの作品なので有名なはず。ちょっと中身の想像ができないタイトル、気になります。

 

「警察裏物語(小説やTVドラマより面白い警察の真実)」北芝健 バジリコ 2006年刊行

「読書狂刑事(デカ)! (警察小説を〈元警視庁刑事〉北芝健が案内する)」北芝健 ミリオン出版 2006年刊行

「日本警察裏のウラと深い闇」北芝健 大和書房 2006年刊行

北芝さんの三冊は、すべて2006年に刊行です。

 

「警察官の泣ける話」北芝健 芸文社 2010年刊行

あ、2010年に路線変更でしょうか。

 

「機動警察パトレイバー」ゆうきまさみ 小学館

少年サンデーで連載された、人気マンガですね。昨年、実写映画になっていました。

 

「警察庁最重要案件指定(靖国爆破を阻止せよ)」八木圭一 宝島社 2015年10月刊行

十勝出身の八木さんの新刊です。ボクも買ったけど、まだ読んでなかった…。

 

「あなたへ。(東日本大震災警察官救援記録)」講談社ビーシー 2014年刊行

震災から5年が経とうとしています。読んでほしい一冊です。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日は月曜日なので休館日となります。

また明日―。

今日は何の日? 郵便制度施行の日とか、金の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

現在、ボクは図書館で働いています。

 

 

 

最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。

というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。

 

あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。

 

当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。

(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)

少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。

 

ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。

 

「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。

以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月24日はこんな日です。

 

郵便制度施行記念日、法律扶助の日、金の日、ゴールドラッシュの日、

ボーイスカウト創立記念日、削り節の日(毎月)

 

郵便制度の記念日でした。

 

「郵便」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

20件、ありました。

 

「菜の花郵便局(大人と子供のための童話)」つかこうへい 岩波書店

図書館で仕事を始めてから、絵本や童話は大人が読んでも面白いものがある、ということにはじめて気がつきました。

 

「小さな郵便車」三浦綾子 角川書店

「農民兵士の声がきこえる(7000通の軍事郵便から)」岩手・和我のペン 日本放送出版協会

「漂流郵便局(届け先のわからない手紙、預かります)」久保田沙耶 小学館

「死なないで!(1945年真岡郵便局『九人の乙女』)」川嶋康男 農村漁村文化協会

「北海道郵便局名の由来(アイヌ語を軸にした)」野澤武司 ソーゴー印刷

「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか(トンデモ裁判傍聴レポート)」産経新聞社会部取材班 小学館

 

気になった本を並べましたが、中でもとくに知りたいのが最後の一冊でした。なにがあったのでしょうか。

 

「郵便局のひみつ」おぎのひとし 学研パブリッシングコミュニケーション 2013年刊行

ボクの好きな学研のひみつシリーズです。

 

 

さて、

※【金の日,ゴールドラッシュデー】

1848年、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を発見した。

この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押し掛ける「ゴールドラッシュ」となった。

 

ということで、「金」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

何件くらいあるかな。300件くらいかな。

・・・562件ありました。

 

「佐渡金山」野本哲嗣 ナツメ社

聞いたことはありますが、行ったことはない場所の一つです。

 

「あの金で何が買えたか(バブル・ファンタジー)」村上龍 小学館

うーん、計算すると、おそろしい数字が出そうです。

 

「巡査部長のホンネ手帳(盗聴から習得金ネコババまで)」幕田敏夫 第三書館

なにかすごいタイトルです。大丈夫なんでしょうか。

 

「恐怖の金曜日」西村京太郎 角川書店

「現金強奪系紙(ダービーを狙え)」西村京太郎 角川書店

西村先生、おはようございます。

 

「金閣寺」三島由紀夫 新潮社

読んでないなー。いかん。

 

「絵でわかる 金業の飼い方・ふやし方」高橋英輔 日東書院

金魚って、家庭で増えるんだ。そりゃ、そうか。

 

「私、プロレスの味方です(金曜午後八時の論理)」村松友視 角川書店 1981年刊行

なんとなく、プロレス好きの友人を思い出しました。このころは、いわゆるテレビのゴールデンタイムにプロレスを放送していましたね。古館さんの実況はこのころでしたっけか。

 

「十勝の『二宮金次郎像』を訪ねて・・・」片山隆

なるほど、こういう資料も貴重ですね。

 

「十勝人心の旅(帯広信金郷土文庫)」帯広信用金庫

帯広信金さんの郷土についての本も、とても貴重です。

 

「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?」山口揚平 ダイヤモンド社

こう書かれると、画家の誰が金持ちで誰が貧乏かは全く知らないのですが、知りたくなりました。

 

 

今日はここまで。本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

よかったらお越しくださいねー。

今日は何の日? 1月8日(2016) 平成スタートの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月8日はこんな日です。

 

平成スタートの日(1989)、勝負事の日、ロックの日、外国郵便の日、イヤホンの日、

学校始業、どんと焼き、どんどん焼き、正月事納め、

屋根の日(毎月)、果物の日(毎月)、歯の日(毎月)、米の日(毎月8日,18日,28日)

 

平成元年のこの日に、今の元号、「平成」がスタートしました。そのときは、ボクは中学三年生だったかな。当時、小渕官房長官の掲げた「平成」の文字に、なんだか「違和感あるなぁ」と思いましたが、平成に慣れるまで3~4年はかかったかな。学生だったから、何をどうしなければならないってわけではなかったけど。

 

でも、驚きですね。あの「平成」も、28年目ですよ。まあ、毎日使っているんですけどね。平成27年とか、平成28年とか。

ためしに、ためしに「平成」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。

はたして・・・。

 

341件、出てきました。思ったより少なかったです。

 

「有珠山(平成噴火とその記録)」室蘭民報社 2000年刊行

この本が出てから、15年あまりが経つということで、有珠山の噴火はそんな前だったのか・・・、という気がします。

 

「消されかけたファイル(昭和・平成裏面史の光芒)」麻生幾 新潮社 2000年刊行

こういうタイトル、惹かれます。

 

「平成狸合戦ぽんぽこ(総天然色漫画映画)」高畑勲 スタジオジブリ 1994年刊行

スタジオジブリの作品で、有名ですよね。あまり見たことはないのですが、ボクが流行りに乗れない時期だったのか・・・。

 

「翔んでる警視正 平成篇」胡桃沢耕史

なつかしい・・・。

 

「十勝毎日新聞縮刷版 平成元年1・2月号」

時代の資料として、大切ですよね。ただ、インターネット時代には、「縮刷版」も変化していくようです。

 

「西部十勝少年少女国内研修 新しい出会い永遠のともそして未来へ 平成7年度」西部十勝教育委員会連絡協議会

20年前の事業ですね。参加した人は、今このレポートを見ると感慨深いのではないでしょうか。大切な思い出がよみがえるかも。子どもは携帯を持っていない時代で、今みたいにsnsのない時代ですが、当時仲良くなった人を今この時代にFacebookなんかで探せば、何かが見つかるような気がします。奇跡の予感。心当たりのある人は、ぜひ鹿追町図書館へおいでくださいね。

 

「平成5年北海道南西沖地震救護・救援活動記録集」日本赤十字社北海道支部総務課企画広報係

これも貴重な資料ですね。過去に学んで現在、未来に生かしたいです。

 

「宝塚歌劇『名作・傑作』全演目事典(平成編)」御木平輔

宝塚も観たことはないです。きっと観たらファンになる気がします。演劇とか、ミュージカルとかは、テレビで観るのと劇場で観るのとは違いますよね。

 

「やさしいエッセー教室作品集 平成20年度」鹿追町教育委員会

「かがやいて40年(昭和57~平成4年のあしあと)」鹿追町婦人団体連絡協議会

「文集白寿 平成20年度鹿追町ヌプカウシ白寿大学文集 36号」鹿追町教育委員会

「平成歌合古今和歌集百番」上野正比子/詠著

地域の文芸誌や記録誌と、なんかすごいのを並べてみました。

 

「平成都市伝説」梶尾真治 中央公論新社

これも惹かれるタイトルですが、出版社を見るに、結構真面目に研究している予感がします。

 

「『はとバス』六十年(昭和、平成の東京を走る)」中野晴行 祥伝社

都会の方はどうかわからないですが、田舎からの東京観光は、何をおいてもはとバスだった、という時代の方も多いでしょう。あのとき、あの日を思い出せるかも。

 

「しのびよる図書室の亡霊(平成うわさの怪談)」小暮正夫 岩崎書店

児童書のシリーズですね。「こわい本」、子どもに人気があります。大人も好きですよね。

面白いので、このシリーズ、タイトルだけ紹介します。

「プールで死者がよんでいる」

「のろわれた携帯メール」

「恐怖の人食い観覧車」

「地獄からもどった黒ねこ」

「のろいをまねく一輪車」

「スクールバスにさまよう霊」

「死をよぶ月光のソナタ」

「死神から買ったマフラー」

いろいろ気になります。

 

あ、今日の最後はこれです。

「平成ライダー対昭和ライダー対戦(feat.スーパー戦隊)」東映ビデオ

映像資料、というか、DVDです。2015年の2月に出たものですね。

仮面ライダーとスーパー戦隊は、今や親子そろってみられるように、ちびっ子、昔のちびっ子だったお父さん、そして若手イケメン俳優が出るのてお母さんもと、親子そろって観られる素晴らしい仕組みになっています。

あの短パンで有名な社長、奥ノ谷圭祐さんも、「新旧融合が大事」と言っています。

・・・こういう意味で言ったのかは定かではないですが。

 

 

今日はここまで。

 

 

「そうだ! 昔書いたエッセイ、読みたかったんだ! さっそく図書館に借りに行こう!」という方に嬉しいお知らせです。本日、午前10時から、午後7時までの開館です。金曜日は一時間延長して開館しています。お時間があればおこしくださいねー。

 

 

今日は何の日? 1月4日(2016) 石の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

1月4日はこんな日です。

 

官公庁御用始め、取引所大発会(初相場)、石の日、ストーンズデー、

金の鯱鉾の日

 

官公庁御用始め、の日なのですが、町村の役場は仕事納めが遅いので、まだお休みでした。

鹿追町図書館は6日から開館します。もう少々お待ちくださいね。

 

今日は「石」の日でした。

「石」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。

402件ありました。多いなー。

 

「石狩百話(風が鳴る河は流れる)」

「石の雨が降った日(有珠噴火と闘った子供の記録)」

「たきかわの石碑」

「十勝の石碑(温故知新)」

郷土資料がありますね。「十勝の石碑」は、鹿追の分だけでも、チェックしとこうかな・・・。

 

「漱石先生の手紙」出久根達郎

これは、夏目漱石さんからの手紙、ということでしょうか。昨日テレビで「坊ちゃん」のドラマが放映されていましたね。

 

「宝石の考古学(大英博物館双書)」ジャック・オグデン 学芸書林

大英博物館と書いてあると、なんだか説得力が増しますね。

 

「石」のつく人物シリーズが並びます。吉川弘文館の発行です。

「新井白石」

「石田三成」

「小石元俊」

「木内石亭」

「石川啄木」

「石田梅岩」

存じ上げない方もおります・・・。不勉強を恥じております。

 

「陸軍の異端児石原莞爾(東条英機と反目した奇才の生涯)」小松茂朗

この方、興味あるのですが、詳しく知らないのであります。

 

「石ころに語る母たち(農村婦人の戦争体験)」小原徳志

これは、語りつがなければならない話ですね。

 

「石狩川殺人事件」西村京太郎

西村先生、あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

「加賀百万石」津本陽

語呂がいいですよね。加賀百万石。

 

「女たちの百万石」橋田寿賀子/原作 日本テレビ放送網

橋田先生も百万石に目をつけていました。

 

「石の森」三浦綾子

何か気になります。

 

「闊歩する漱石」丸谷才一

漱石研究の書でしょうか。

 

「インディ・ジョーンズ(賢者の石)」マックス・マッコイ

映画でおなじみのインディ・ジョーンズですね。はい、これも観たことないのです・・・。

 

「妻の日記(夫・石原裕次郎の覚悟)」石原まき子

ボクは、石原裕次郎さんというと、顔くらいの大きさのグラスでワインを飲んでいるイメージなのですが、青春時代を裕次郎さんの映画で過ごした方ももちろん多いですよね。

 

「太古の北海道(化石博物館の楽しみ)」木村方一 北海道新聞社

石好きにおススメの本です。いえ、ほんとに。

 

「墓地墓石大事典」墓地墓石研究会 1981年刊行

こういう本もあるんですね。個人でお持ちの方はなかなかいないと思うので、これぞ図書館、といった感があります。

 

「夏目漱石全集」

「石川啄木全集」

ずらっとあります。

 

「手作り石けんのすべて」河辺昌子 合同出版 1991年刊行

ボクの友達にも、いろいろ手作りする人がいます。

 

「エゾクロテン(北の涯に生きる森の宝石)」冨士元寿彦

そういえば、鹿追にもいるって、一昨日当たりFacebookで写真みました。すごい。

 

「父の石楠花」原田康子

しゃくなげは鹿追の町花です。そうでなければなかなか読めないです、この字。

 

「北海道 化石としての時刻表」柾谷洋平

なにか、叙情的なタイトルですね。廃線になった路線の時刻表から歴史を追っているのでしょうか。

 

「夏目漱石が面白いほどわかる本(後世にその名を残す大作家の『人』と『作品』がわかる入門書!)」出口汪(でぐちひろし)

「ドラマの坊ちゃん、面白かったから、夏目漱石を読んでみよう!」という方は、「夏目漱石全集」から読み始めるより、こういう感じの本でさらっと夏目漱石の人物像をつかんでから読む方が、入りやすいかもしれませんね。

 

「石油で読み解く『完敗の太平洋戦争』」岩間敏

戦争については、いろいろな考察がありますが、だいぶ前にテレビ番組で、日本が家庭の鍋釜を集めて武器を作っているときに、アメリカは西海岸でビキニのお姉さんが日光浴をしていた、という光景を見て、「これじゃ勝てないよな」と思いました。

資源がないから戦うことになったのか、資源がないから負けたのか。歴史に学ばなければなりません。

 

まだ、200件くらいしか確認できてないのですが、また長くなりそうなので、今日はここまでにします。

 

 

 

「あ、なにか気になる本がある! さっそく図書館に行ってみよう」という方に残念なお知らせなのですが、当館は、1月5日まで休館となります。

もうしばらくお待ちください・・・。

 

 

今日は何の日? 12月29日(2015) 清水トンネル開通の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。

 

現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。

 

ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。

 

いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。

図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。

 

まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。

 

 

さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

 

12月29日はこんな日です。

 

清水トンネル貫通記念日、シャンソンの日、国際生物多様性の日、 肉の日(毎月)

 

1929(昭和4)年、上越線の土樽~土合の清水トンネルが貫通した。

全長9704mの当時日本最長のトンネルで、7年の歳月とのべ240万人の工事動員を

費やして完成した。

というわけで、「清水トンネル」で蔵書検索。

・・・さすがに、鹿追町図書館には、その資料はないかな。総覧みたいなのならあるかもしれないけど。

 

「清水」で蔵書検索。

 

「清水義範の作文教室」清水義範 1995年刊行

有名な作家さんの作文教室、どんなことが書かれているのか、気になります。これを読めばボクのブログの文章ももっと良くなるのかな。

この方の作品は、「虚構市立不条理中学校」が家にあります。はい、積ん読書です。お正月は読書三昧かな・・・。

 

「清水町東松沢遺跡 道営農免能動整備事業(本村地区)工事に伴う発掘調査1998」北海道清水町教育委員会

鹿追町のお隣、清水町さんの教育委員会の調査レポートですね。図書館は、地域の資料を保存するという、社会的使命があります。

 

「清水町史」

「清水町百年史」

こちらもそうですね。地域の昔のことを調べたいというときは、ぜひ図書館へ!

 

「神の肉体清水宏保」吉井妙子 2002年刊行

十勝出身のスピードスケート金メダリスト、清水宏保さんについての本ですね。どの競技もそうですが、スピードスケート選手の太ももの太さにはびっくりします。

清水さんはこの間十勝毎日新聞にもお名前が載っていて、またご活躍されそうな雰囲気でした。

 

「清水ときの帯結び100選」清水とき

着物の帯の結び方の本・・・、えっ、このタイトルからすると、100種類以上もあるの? というのが素直な感想です。すごい・・・。さすが、和の世界、奥が深いです。

 

「師・清水文雄への手紙」三島由紀夫

三島由紀夫さんは、いろんな方への手紙を残されていますね。文豪ならいいけど、ボクは自分の書いた手紙がずっと残ってみんなに見られるのは恥ずかしいかな・・・。

あ、このブログも似たようなものか・・・。

 

「シャンソン」で蔵書検索。

一冊ありました。

「ニッポン・シャンソンの歴史」菊村紀彦 1989年刊行

ボクはあまりシャンソンになじみがないのですが、気になる方は読んでみてね。

 

 

「国際生物」で蔵書検索。

0件でした。

 

「生物多様性」で蔵書検索。

4件もありました!

学術のジャンルなのですね。不勉強でした。

 

「温暖化に追われる生き物たち(生物多様性からの視点)」堂本暁子

「創造(生物多様性を守るためのアピール)」エドワード・O.ウィルソン

「地球の声がきこえる(生物多様性の危機をさけぶ動物たち)」藤原幸一

「生物多様性と私たち(COP10から未来へ)」香坂玲

なんとなくですが、人類の文明の発展により、地球の資源・環境破壊が進んでいることへの警鐘が鳴らされているということが書かれている気がします。限りある資源、とはよく言われますし、自分でも言いますが、日本でこれだけのモノに囲まれていると、その危機を感じづらくなってしまいますね。書に学びましょう。

 

毎月29日は語呂合わせで肉の日だそうです。試しに「肉」で検索したら49件出てきたので、これは今度にします。

 

 

 

あ、今日はプロテニスプレイヤー錦織圭さんの誕生日です。

「錦織圭さらなる高みへ」塚越亘 2015刊行

もおススメして今日はここまで。

 

 

当館は、年内、本日29日と、明日30日は開館しています。30日は午後5時までとなります。

 

お正月明けは6日から開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。

 

鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。

 

 

気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。

 

それでは、また。