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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月12日はこんな日です。
カーバッテリーの日、漢字の日、ダズンローズデー、ダースの日、児童福祉法公布記念日、
パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)、育児の日(毎月)
「カーバッテリー」の日があるのは初耳でした。このキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
・・・0件でした。カーバッテリーが書名に入っている本は蔵書になかったので、「バッテリー」で検索してみます。
6件ありました!
「バッテリー 1~6」あさのあつこ
蓄電池のバッテリーではないですね。いわゆる野球のピッチャーとバッターのコンビを指す、バッテリーかな。
そして、あさのあつこという響き、女優さんかなと思いきや、別人の作家さんです。今さらこんな解説を書くと、当然だ、とお叱りを受けそうですが・・・。
ひらがななのは、多分そんな間違いをされることが多いからあえてひらがなをペンネームにしたのかな、と思ってウィキペディアを読んだら、そのままのことが書いてありました。
作品を読まないで本を紹介することに一抹の抵抗があるのですが、そのままウィキペディアを読み進めると、ボクにとても都合のいい一文を発見したので引用します。
野球を題材にした小説を多く発表しているが本人に野球経験はなく、初期作の『バッテリー』は野球の取材を全くせずに執筆した。
にも関わらず、このシリーズは野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞しています。
ですから、紹介するから読んでみよう、ということを心掛けずに紹介しているボクのブログも、ありっていえばあり、なのかと思いました。ダメ?
本を読んでもらうきっかけになればいいなと思って書いています。ボクの尊敬する人の言葉に「どんないい商品、いいサービスでも、それが知られていなかったら、その人にとってその商品、サービスは存在しないと同じことだよ」ということがあります。
できるだけ、気になった本を伝えていければと思い、今日も書きました。
今日は図書館で幼児、児童向けのクリスマス会がありますのでこの辺で。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月11日はこんな日です。
ユニセフ(UNICEF)創立記念日、百円玉記念日、タンゴの日、胃腸の日、
めんの日(毎月)
「ユニセフ」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
「世界の子どもたち(ユニセフ写真集)」
「世界の子どもたちのためにユニセフ(叢書名 調べてみよう世界の為に働く国際機関)」
2冊ありました。たまに見てみようかな。
「百円玉」で蔵書検索、0件でした。
「百円」で蔵書検索、これも0件。
今日はこのまま終了でしょうか。「タンゴ」で蔵書検索。
あ、4件ありました。
「夜明けのタンゴ」五木寛之
タイトルは聞いたことがありますが、読んだことはないのです。
「十津川警部猫と死体はタンゴ鉄道に乗って」西村京太郎
さすが、西村御大。今日もお会いできました。タンゴ鉄道っていうのがあるのですね。・・・無知が恥ずかしい。
「ガッタンゴットン」スズキコージ
絵本ですね。なるほど、タンゴが書名に入っています。
「終着駅まで 三岐鉄道 信楽高原鐵道 北近畿タンゴ鉄道宮津線 七」
こちらは映像資料ですね。なるほど、タンゴ鉄道はこちらの路線なんですね。
12(いに)11(いい)
のごろ合わせで胃腸の日なんだそうです。「胃腸」で蔵書検索します。
2件ありました。
「胃腸手術後の人の食事」河村一太 女子栄養大学出版部 2005年刊行
「喘息、肌トラブル、胃腸炎、更年期・・・すべてアロマで解決しました!」
西園寺リリカ 講談社 2015年刊行
医学、健康のジャンルですね。ボク自身は、ついつい食べ過ぎてしまうので胃腸に頑張ってもらっていることが多いのです。時節柄、忘年会などの集まりが続くのでいたわりたいと思います。
今日はこの辺で。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなに面白いことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月10日はこんな日です。
世界人権デー、3億円事件の日、ノーベル賞授賞式(ストックホルム)、
アロエヨーグルトの日
「世界人権」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
あ、ホームページから誰でもできますよ!
そして、2件ありました。あるんだ。
「地球はひとつ(アートによる世界人権宣言)」
「世界人権宣言(あたりまえにいきるための)」
いずれもアムネスティ・インターナショナル日本支部によるものです。
昨日に続き、テーマが大きいですね。世界の為になにか、ということはなかなかできませんが、一人ずつ、身近な人のためになにかできることをしよう、と時々思うのですが、これもなかなかできてないのです。
次に、「三億円」で蔵書検索してみます。
あ、一冊ありました。
「三億円事件」一橋文哉 1999年刊行
そのものずばりの本がありました。結局、何だったのでしょうか。昭和43年に起きた事件で、昭和50年に時効になっています。この事件以降、多くの会社が給料の支給を手渡しから口座振り込みに切り替えた、とのことですので、我々にも大きな影響があった事件です。お父さんが、給料明細一枚持って帰るのと、分厚いボーナス袋を持って帰って奥さんに「ボーナス出たぞー」と手渡すのとでは、不思議にお父さん自体のありがたみ(の感じられ方)が変わってきたのでは、と考えます。
でも、気が大きくなったお父さんが酔っぱらって落としたりして、大変なことが起きていたことも想像できるので、振り込みが安心ですね。
次に、「ノーベル」で蔵書検索してみます。
18件、ありました。
「ノーベル平和賞(90年の軌跡と受賞者群像)」堤佳辰 1990年刊行
「ノーベル賞10人の日本人(創造の瞬間)」読売新聞編集局
あ、この創造の瞬間、というところ、気になりました。世界中でのちにすごい! と言われる発明や研究、活動はいかにして生まれるのかが書いてあると思います。
「ランダウの生涯(ノーベル賞科学者の知と愛)」マイヤ・ベサラブ
むむむ、ランダウさん、お名前も初耳かも。恥ずかしい。
「ひらめきの導火線(トヨタとノーベル賞)」茂木健一郎
トヨタがノーベル賞に関係しているのか、それとも、ひらめきの発生ということでトヨタとノーベル賞が別々に語られているのか、著者はテレビでもおなじみの脳科学者、茂木先生です。
「鈴木章ノーベル化学賞への道」北海道大学CoSTEP/著
研究内容はボクが読んでもさっぱりわからないと思うけど、すばらしい成果に至った道のりは学んでみたいですね。
「ノーベル(世界をかえた火薬王)」学研まんが伝記シリーズ 1979年刊行
このシリーズ、好きなんです。刊行年からすると、子どものころに読んだ本そのものかもしれません。なつかしいなぁ。
「キュリー夫人(ノーベル賞を二度受賞した)」学研まんが伝記シリーズ 1980年刊行
ボクの中でノーベル賞と言えば、キュリー夫人なのですが、それはこの本の影響だと、今気がつきました。
「ぼくもノーベル賞をとるぞ!!」高分子学会
なんだか勇気のでるタイトルです。これからの学生さんに読んでもらいたいな。
まだ気になる本はありますが、今日はここまで。
「アロエヨーグルト」は、蔵書検索してみたけど、これがタイトルの本はありませんでした。おいしいですよね。大好きです。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月9日はこんな日です。
障害者の日、地球感謝の日、
クジラの日(毎月)、クレープの日(毎月)、パソコン救急の日(毎月)、パソコン検定の日(毎月)
「障害者」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
「障害者に迷惑な社会」松兼功
考えさせられるタイトルです。
「先生、ぼくの病気いつ治るの(障害者と生きて四十年)」近藤文雄
タイトルだけでグッときてしまう、せつなく、答え難い問いです。
「聴力障害者の国際手話」
「手話への招待」
鹿追町では手話条例が制定されています。覚えるのはなかなか難しいのですが、一個ずつでも会得せねば。
「初めての音訳」(叢書名 視覚障害者介護技術シリーズ)
音訳という言葉にふだん接していないのでわからなかったけど、少し勉強しないと、と思いました。
「『感心ね!』なんて言わないで(障害者と旅して、遊んで、仕事して)」石田良子
このタイトルも、目にしてギクッとしました。
続いて、「地球感謝」で蔵書検索・・・しても0件なので、「地球」で検索。
298件ありました。
「素敵な宇宙船地球号」
「世界遺産の旅(地球紀行)」
「この地球(ほし)を受け継ぐ者へ(人力地球縦断プロジェクト『P2P』の全記録)」石川直樹
スケールの大きい本が続きますね。さすが地球。
「ようこそ地球さん」星新一
星新一さんの本です。これは読んだかな、氏の作品群は多いのでわからなくなります。
「地球儀の秘密」田中芳樹
あ、これは読みました。面白かったです。1990年の刊行ですが、逆に今はやっている異世界ものだったはず。そうか、もう25年も経つのか・・・。
まだまだ蔵書はありますが、今日はこのあたりで。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
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12月8日は、こんな日です。
太平洋戦争開戦記念日、レノンズデー、御事納め、針供養
屋根の日(毎月)、果物の日(毎月)、歯の日(毎月)、米の日(毎月8日,18日,28日)
そして、鹿追町の画家、神田日勝さんの誕生日です。
「レノンズデー」って何だろう、と思ったら、ジョン・レノンが亡くなった日、ということでした。
えっ!?
ファンに撃たれて亡くなったんですか・・・・。音楽関係はさっぱり知識がなくて、今、初めて知りました。
「ジョン・レノン」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
4冊ありました。
「誰がジョン・レノンを殺したか?」フェントン・ブレスラー
ファンの誰々が殺した、ということではなく、殺されるに至った経緯を分析した本かと。もちろん、ジョン・レノンが悪くて撃たれたという話ではないのだろうと思います。なぜそう思うのかというと、
「ジョン・レノン暗殺(アメリカの狂気に殺された男)」フィル・ストロングマン
という本のタイトルが目に入ったからです。歌で平和を訴える彼の活動を、よく言えば世界の警察、ひいき目なしで言えば軍事大国アメリカがよく思わなかったということでしょうか。アメリカという国がどうとかいうことではなく、彼の大きな影響力が不都合で、最後に、一ファンから暗殺されるという結果になったのでしょうか。日本にも「かわいさ余って憎さ100倍」という言葉があります。ここまで書いていて気になってきました。
他の2冊も
「ジョン・レノン(その生と死と音楽と)」
「ジョン・レノン(永遠に語りつがれるスーパースター)」マイケル・ホワイト
と、間違いなく人々に大きな影響を与え、もしかすると与えすぎてしまったことで早すぎる死を迎えたのかと想像してしまいます。
奇しくも、太平洋戦争開戦の日でもあります。
「太平洋戦争」で蔵書検索します。70冊が該当しました。
70冊すべて紹介はできませんが、列挙してみます。
「私の遺書(アジア太平洋戦争)」NHK出版/編
「ドキュメント太平洋戦争」
「最前線の戦闘(米軍兵士の太平洋戦争)」J・ハーシー
「太平洋戦争、五つの誤算」奥宮正武
「下士官たちの太平洋戦争(中堅戦力は何を思い、どう行動したのか)」
「日本軍の小失敗の研究(現代に生かせる太平洋戦争の教訓)」三野正洋
「石油で読み解く『完敗の太平洋戦争』」岩間敏
「あの日夕焼け(母さんの太平洋戦争)」鈴木政子
「神風特攻隊(壮烈な体あたり作戦)」
などなど、まだまだ気になる本は多いのですが・・・。
70冊・・・、「70」という数字、何か聞き覚えがあるなと思ったら、また奇しくも今年で終戦70年でした。
先人の記してくれた書がこれからの人類の叡智となり、戦争で不幸になる人がいなくなりますように。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月7日は、こんな日です。
神戸港開港記念日、クリスマスツリーの日、国際民間航空デー、ラグビー国際試合記念日
「神戸」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
・・・21件ありました。
「神戸・心の復興(何がひつようなのか)」NHK神戸放送局 1999年刊行
阪神・淡路大震災は、二十年を経ても記憶に残っています。最初にニュースで見たとき、ヘリコプターから撮影された倒れた高速道路は衝撃でした。
「暗い森(神戸連続児童殺傷事件)」朝日新聞大阪社会部 1998年刊行
これも日本中に衝撃を与えた事件です。2015年の今なお、「絶歌」の取り扱いで書店や図書館で議論になりました。
「神戸新聞の100日(阪神大震災、地域ジャーナリズムの戦い)」
「震災下の『食』(神戸からの提言)」
震災からの貴重な教訓が得られます。教訓という言葉でよいのか、迷いますが・・・。
「神戸愛と殺意の街」西村京太郎
西村先生、ごぶさたしております。リストに先生の著作が現れると、それだけでなんだかうれしくなります。
「神戸殺人レクイエム」山村美紗
「神戸摩耶山殺人事件」斎藤栄
「神戸異人館恋の殺人」大谷羊太郎
「神戸殺人事件」内田康夫
ミステリーが続きます。ミステリーが多いということは、作家さんが筆を走らせたくなる刺激のある街、ということなんでしょうね。
そんな街、神戸が気になるあなたにこの本を。
「神戸」JTBパブリッシング
神戸の魅力がつまった一冊です。
うまくまとめたつもりになって、次のテーマ「クリスマスツリー」の日、ということで蔵書検索。
あるかな。あった。
「クリスマスツリー」ジュリー・サラモン
クリスマスツリーを介して出会う二人を描いた小説のようです。読んでいるとボクのようにやさぐれた心がほぐれる、地味ながらいいお話のようです。
「ねんどでミニチュア コースターに飾る季節の小物(おせち料理からクリスマスツリーまで、シーズンごとのかわいい飾りが簡単に作れる!)」
キーワードを書いておくことで検索に引っかかってきますね。どんなにいい本、中身でも、興味を持ってもらわなければ読んでもらえない。サブタイトルって大事だな、と思いました。
「マッチうりのしょうじょ(ほのおのなかにクリスマスツリー)」アンデルセン
絵本ですね。このお話は知らない人はいないと思う。けど、ほのおのなかにクリスマスツリー、と書かれると、雪の降る中凍える手でマッチを擦り、そのほのおの中に、存在しないはずの、しょうじょの憧れるツリーが映る光景を想像してしまい、せつない気分になりました。
絵本が続きます。
「ふたりのクリスマスツリー」
「ぎんいろのクリスマスツリー」
「おもいでのクリスマスツリー」
などなど、サンタさんが来る前に、子どもたちが寝る前に、お母さん、お父さんが読んであげてほしいな。しあわせな時間。
今日は月曜日なので休館日なのですが・・・、
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
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それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
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12月6日は、こんな日です。
姉の日、音の日、シンフォニー記念日、ラジオアイソトープの日、サンタ・クロース・デー
手巻きロールケーキの日(毎月6日)、電話放送の日(毎月6日)
「姉」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
・・・大変です。1061件、ヒットしました。
一番上に出てきたのは、「北の本三○○」札幌市教育委員会 という本です。
なにか想像と違う感じ・・・。
次にならんでいるのは
「三角関係の超・心理」畑田国男
三角関係に姉が入ってくると、いろいろ考えてしまいますね。
「三万年の氏の教え(チベット『死者の書』の世界)」中沢新一
これも意味合いが違うけど、いろいろ深そうな本です。
「川端康成・三島由紀夫往復書簡」川端康成
文豪同士のやりとり、どんなことがあったのでしょう。二人の関係は不勉強でよくわからないのですが、フランクな友人同士のやりとりか、はたまたお互いの文化的な立場を意識した鎬を削るような文章や表現が並ぶのか、想像がつきません。読めばわかるんですけどね。
「冠婚葬祭の事典」三省堂編修所
北海道は、開拓の為に各地から集まってきた移民が多いので、結婚式が会費制だったり、まあ、結果的に合理的と言えば合理的な土地柄なので、他の地域の冠婚葬祭に出るときは勉強しておく必要がありそうです。本州では、お通夜は礼服ではないと聞いたことがあるのですが、はたして・・・。
リストを見ていくと、
「三毛猫ホームズの推理」
「三毛猫ホームズの怪談」
「三毛猫ホームズの四季」
と、赤川次郎さんのシリーズが続きます。「姉」で検索しているのに三姉妹探偵団シリーズより先にホームズが出てくるのはなぜなのか。
よくわからないまま、「音の日」でもあるので、今度は「音」のキーワードで蔵書検索します。
415件がヒット。これまた多いですね。
「寂聴観音経(愛とは)」瀬戸内寂聴 1990年刊行
テレビなどでもお姿を目にすることが多い、瀬戸内さんの著書です。
「幼児と音楽」音楽之友社
「子どものための音あそび集(ガラクタ楽器の世界)」音楽之友社
保育士さんにもおすすめ、かな。
「モニカ(音楽家の夢・小説家の物語)」坂本龍一・村上龍
名だたるお二人の合作らしいです。
「不安な録音機」阿刀田高
気になるタイトルです。面白そう。阿刀田さんの話、好きです。あまり読めてないけど。
「いつも音楽があった」倉本聰
倉本さんも音楽について書いていました。せっかくの音の日、読んでみようかな。
「ノックの音が」星新一
この一言で、いろんな想像をしてしまいます。名タイトル。
「音更町議会史」1990年刊行
あ、そういえば音がつきますよね。北海道以外の方が読んでくれていたら難読地名かもしれません。「おとふけちょう」と読みます。
あ、もしかして・・・。鹿追町は「しかおいちょう」と読みます。念のため。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識があなたをお待ちしております。
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それでは、また。